インストールを開始する前に、システムがIdentity Managerのコンポーネントとシステム要件に一覧されている要件を満たすことを確認してください。
tarファイルを任意の場所にダウンロードし、解凍します。
ホストコンピュータから、rootとしてログインします。
tarファイルを解凍したディレクトリから、次のコマンドのいずれかを入力してインストールプログラムを実行します。
Linuxの場合: /unix/Linux/setup/dirxml_linux.bin
初期画面の情報を確認し、<Enter>キーを押してインストールを続行します。
使用許諾契約を読み、使用条件に同意する場合は「Y」を入力します。同意しない場合は、「N」を入力してインストールプログラムを終了します。
インストールするインストールセットの適切な番号(1〜4)を指定します。インストールセットには次のコンポーネントが含まれます。
[DirXML Server]- DirXMLエンジンとサービスドライバ、DirXMLドライバ、NMASコンポーネント、およびNsure Auditエージェントをインストールし、eDirectoryスキーマを拡張します。
このオプションをインストールするには、Novell eDirectoryをインストールしている必要があります。
注: 高可用性を確保するために共有ストレージを設定する場合は、高可用性の情報を参照してください。
[Connected System Server]- リモートローダをインストールし、LDAP、JDBC、eDirectory、SAP、Delimited Text、GroupWise (Linux SUSE 8の場合のみ)、およびLotus Notesのドライバをインストールします。
[Web-Based Administration Server]- DirXMLプラグイン、DirXMLドライバ設定、およびNovell eGuideをインストールします。
このオプションをインストールするには、Novell iManagerをインストールしている必要があります。
[Customize]- コンポーネントの一覧から任意のコンポーネントをインストールします。
注: 直前のメニューに戻ってインストールオプションを変更するには「prev」と入力します。
(オプション)入力したオプションによっては、LDAPユーザ名とパスワードを指定するか、Web Server Secureポートを指定するように要求するメッセージが表示されることがあります。
重要: (Solarisへのインストールの場合のみ) Webベースの管理サーバをeDirectoryと同じサーバにインストールする場合は、Web Server Secureポートを要求するメッセージが表示された後で、デフォルト値を8443に変更します。
eDirectoryが一時的にシャットダウンされるため(DirXMLエンジンとスキーマファイルのインストール時)、サマリに含まれる情報が正しいことを検証します。[Install Summary]の情報が正しい場合は、<Enter>キーを押してパッケージのインストールを開始します。
終了したら、「OK」と入力してインストールプログラムを閉じます。