重要: Windows XPはNovell eDirectory 8.7.3のプラットフォームとしてサポートされていません。
set dstrace = !ne
注意: ds.nlmをアンロードし、サーバを再起動せずに再ロードした場合は、ds.nlmのロード後に上の設定コマンドを実行する必要があります。
この設定の詳細については、Novell KnowledgebaseのTID #2963473を参照してください。
eDirectoryをテストするためには、http://www.novell.com/licensing/eld/LRequest.jsp?ENCRYPTION=EVALで評価版ライセンスを要求する必要があります。要求を送信すると、すぐにライセンスファイルとインストールの説明が電子メールで送られます。
eDirectory 8.7.3をインストールするために既存のツリーを準備する方法の詳細については、『Novell eDirectory 8.7.3インストールガイド』の「Windows用のeDirectoryスキーマの更新」を参照してください。
eDirectory 8.7.3にアップグレードする前に、ツリー内のeDirectory 8.7.3以外のすべてのサーバに、最新のNDSおよびeDirectoryパッチをインストールしていることを確認します。NDSおよびeDirectoryパッチはNovell Support Webサイトから入手できます。
eDirectoryの以前のリリースでは、2バイト言語(日本語、韓国語、中国語など)のシステムでいくつかのインデックスキーが正しく構築されませんでした。この不正なキーが原因で、検索が正しく行われない場合がありました。この問題はNovell eDirectory 8.7.3では解決されました。ただし、このようなシステム上の既存のeDirectoryデータベースには不正なキーが存在するため、eDirectory 8.7.3へのアップグレード後も、不正なキーが原因によるデータ破損エラーがeDirectoryで報告される場合があります。
この問題を解決するには、アップグレードを完了した後にNovell eDirectoryサービスからdsrepair.dlmを実行して、データベースの物理的再構築を行います。dsrepair.dlmを実行するには、Windowsコントロールパネルで[Novell eDirectoryサービス]をダブルクリックしてからdsrepair.dlmを選択し、[開始]をクリックします。この操作が必要となるのは、データベースが2バイト言語(日本語、韓国語、中国語など)のデータベースである場合のみです。これらの言語を使用していない場合は、アップグレード後にDSRepairを実行する必要はありません。
新規サーバをツリーにインストールする前に、CAサーバでCertificate Server 2.0.1以降を実行している必要があります。CAであるサーバがどれかを確認するには、ツリーのルートのセキュリティコンテナ内に位置する認証局オブジェクトを参照します。
Certificate Serverソフトウェアのバージョンを確認するには、pki.nlm (NetWareの場合)またはpki.dlm (Windowsの場合)のモジュールバージョン番号をチェックします。
CAサーバのCertificate Serverソフトウェアのバージョンが古い場合は、最初にCAサーバにeDirectory 8.7.3をインストールして、次にそれ以外の任意のサーバにeDirectory 8.7.3をインストールします。
eDirectory 8.6.xに付属するX.509およびCertMutualログインメソッドは、eDirectory 8.7.3と互換性がありません。8.6.xから8.7.3にアップグレードする際に、X.509およびCertMutualログインメソッドもアップグレードする必要があります。
NMAS EE 2.0の証明書ベースのNMASメソッドも、eDirectory 8.7.3と互換性がありません。
eDirectory 8.6.2または8.7からeDirectory 8.7.3にアップグレードすると、LDAPマッピングテーブルが再構築され、inetOrgPerson -->ユーザマッピングが再追加されます。その結果、LDAPを介して作成されたすべての新規オブジェクトは、inetOrgPersonベースクラスのものではなく、ユーザベースクラスのものとなります。この問題は、以前のバージョンのeDirectoryでinetOrgPerson -->ユーザのマッピングを削除し、inetOrgPerson実クラスを定義した場合にのみ発生します。
この問題には、ConsoleOneを使用してLDAPグループオブジェクトのクラスマッピングページからマッピングを削除して対応します。
eDirectory 8.7.3がNDS eDirectoryまたはNDS eDirectory 8.5からアップグレードしたものである場合、eDirectory 8.7.3をアンインストールする際に次のエラーが発生することがあります。
Incompatible JClient/DClient Package (互換性のないJClient/DClientパッケージ)
JClient Revision 1.0.19
JClient Revision 1.1.1095
このエラーは、Novell eDirectory 8.7.3 CDの\nt\I386\NDSonNT\ni\libディレクトリに位置するeDirectory 8.7.3ファイルの日付以降に、以前のeDirectoryがインストールされた場合にのみ発生します。以前のインストールがこの日付以前に行われた場合は、このエラーは発生しません。
この問題を解決するには、Novell eDirectory 8.7.3 CDの\nt\I386\NDSonNT\ni\libディレクトリから、Windowsサーバの\Program Files\Common Files\novell\ni\libディレクトリに.jarファイルをコピーして、その後eDirectory 8.7.3をアンインストールします。
NICIのアンインストール後にサーバからNICIを完全に削除するには、\WINNT\system32\Novell\NICIサブディレクトリを削除します。いくつかのファイルおよびディレクトリを削除するには、所有権が必要となる場合があります。
警告:
NICIサブディレクトリを削除すると、以前NICIで暗号化されていたすべてのデータまたは情報は失われます。
eDirectory、ConsoleOne、Novell iManager、およびeGuideのインストールではJava 1.3が使用されます。このため、インストールを正しく実行するには、ビデオカードおよびドライバで最低色数を8ビット(256色)以上に設定する必要があります。NetWareの場合、ビデオカードがVESA規格に準拠していることも必要です。
ビデオカードの種類およびドライバのバージョンによっては、インストール画面で表示に異常が見られることがあります。たとえば淡い配色や異様なまだら模様が見られ、解像度が実際の設定よりかなり低く感じられる場合があります。インストール中に画面がまったく表示されなくなることもあります。このため、インストールが停止または中止されたかのように見えます。インストール画面が正しく表示されない場合は、新しいバージョンのビデオカード用ドライバをダウンロードします。ドライバをダウンロードしないと、インストールが正しく完了しない場合があります。
ビデオカードの種類によっては、256色に設定している場合に、Windowsタスクマネージャで確認するとinstall.exeおよびlaunch.exeが実行されているのに、SNMP部分のインストール後にインストール画面が表示されなくなったように見えることがあります。この問題が発生する場合は、タスクマネージャを使用してlaunch.exeプロセスを終了し、ディスプレイの色数を256色より多く設定してから、インストールを再実行します。この操作を行うと、既存のインストールを上書きしてアップグレードインストールが実行され、アップグレードは正常に終了します。
eDirectoryのインストール中に設定するHTTPスタックポートが、Novell iManagerで使用している、または使用する予定のHTTPポートとは異なることを確認してください。
eDirectory 8.7.3をNovell iManagerより先にインストールすると、iManagerがインストールされる際にポートの競合が発生し、次に示すような例外がコンソールウィンドウに表示される場合があります。
java.lang.reflect.InvocationTargetException:org.apache.tomcat.core.TomcatException:Root cause - Address in use:JVM_Bind
「はじめに」(gettingstarted.html)の文書内のリンクをクリックしてもNovell iManagerがロードされない場合は、次のファイルを確認します。
<iManager installation path>\tomcat\logs\jvm.stderr
ファイルの末尾に次に示すような例外が表示されます。
java.lang.reflect.InvocationTargetException:org.apache.tomcat.core.TomcatException:Root cause - Address in use:JVM_Bind
この問題を解決するには、次を実行します。
コントロールパネル(Windows NTの場合)または管理ツール(Windows 2000の場合)で[サービス]を選択します。
jakartaのエントリを探し、[停止]をクリックします。
ConsoleOneを起動し、eDirectory 8.7.3ツリーにログインします。
ツリービューで、サーバオブジェクトをインストールしたコンテナを選択します。
HTTPサーバ - <servername>オブジェクトのプロパティを開き、[その他]タブを選択します。
httpDefaultClearPortおよびDefaultTLSPort属性を、iManager Webサーバのポート(通常は80)およびTomcatポート(8080、8007、8009)以外のポート番号に変更します。たとえば、httpDefaultClearPortを8008に、httpDefaultTLSPortを8009に変更します。
WindowsコントロールパネルからNovell eDirectoryサービスを開き、[サービス]タブを選択します。
ds.dlmサービスを選択し、[設定]ボタンをクリックします。
[トリガ]タブをクリックします。
[Limber]をクリックしてリンバ処理を開始します。これにより新しいポート割り当てが設定されます。
コントロールパネル(Windows NTの場合)または管理ツール(Windows 2000の場合)で[サービス]を選択します。
jakartaのエントリを探し、[開始]をクリックします。
Webサーバが実行されていることを確認します。これをテストするには、[はじめに]ページ(eMFrame\help\en\install\gettingstarted.html)を開いて[iManager]リンクを選択します。
Windows NT、Windows 2000、またはWindows Server 2003にeDirectory 8.7.3をインストールする前に、ネイティブマスタエージェントがインストールされていることを確認します。
システムにWindows SNMPをインストールして実行中の場合、eDirectoryのインストールでNovell SNMPサブエージェントをインストールすると、SNMPが一時的にシャットダウンされます。Novell SNMPサブエージェントがインストールされた後で、Windows SNMPサービスが再起動されます。
IPX環境設定で内部ネットワーク番号が0に設定されている場合、コンピュータに複数のNICがあるとeDirectory 8.7.3のインストールに失敗することがあります(IPX環境設定はWindowsコントロールパネルのネットワーク設定で確認できます)。eDirectoryのインストールを正しく完了し、インストール後にeDirectoryを正しく実行するためには、内部ネットワーク番号を0以外に設定する必要があります。
IPXのアンインストールを選択する場合は、単に一部または全部のアダプタでIPXを無効にするだけではなく、プロトコルとして完全にアンインストールしてください。
IPXを使用する場合は、正しく設定する必要があります。つまり複数のアダプタ(LANまたはWAN用)には、有効な内部IPXネット番号を設定する必要があります。
eDirectoryの実行中には、アダプタ用プロトコルのインストール、削除、有効化、または無効化はできません。
スキーマ拡張の同期が遅れ、新規eDirectory 8.7.3サーバがインストールされているツリーの下位レベルに同期されていない場合に、いくつかの機能が正しくインストールされないことがあります。たとえばhttpServerオブジェクトスキーマ定義が、オブジェクトインスタンスの作成が必要なサーバに素早く同期されないために、インストールコードがオブジェクトインスタンスを作成できないことがあります。この場合、httpServerオブジェクトスキーマ定義に含まれているのはオプションの構成情報であるため、この定義の作成の失敗は致命的ではありません。
このタイプの問題は、eDirectory 8.7.3 CDの\nt\I386\NDSonNT\ndsnt\ndsディレクトリに位置するeDirectory 8.7.3スキーマファイルを使用して、eDirectory8.7.3をインストールする前に手動でツリー内のスキーマを拡張することにより回避できます。
JazドライブまたはZipドライブを持つWindowsサーバにeDirectoryをインストールする際に、次のエラーが発生する場合があります。
「There is no disk in the drive.Please insert a disk into <drive_name>. (ドライブにディスクがありません。< drive_name>にディスクを挿入してください。)」
この問題を解決するには、次のいずれかを実行します。
インストール中にeDirectory情報を指定する際に無効なサーバオブジェクトコンテナのタイプを指定すると、インストール中にエラーの検出が遅れ、-611または-634エラーが発生してeDirectoryのインストールに失敗します。
有効なサーバオブジェクトコンテナのタイプは次のとおりです。
まれに、コアDSコンポーネントのインストール中にeDirectoryのインストールに失敗する場合があります。その場合、次のようなエラーダイアログが表示されます。
「eDirectoryのDSコンポーネントを正しくインストールできませんでした。受け取ったエラー:「<some error>」。詳細についてはDSInstall.logを参照してください。eDirectorのインストールを終了します。」
このエラーが発生した場合は、製品を再インストールするか、削除してから再インストールします。システムにすでに一部インストールされていることなどの理由で再インストールに失敗する場合は、Novell Support Webサイトにアクセスして、可能性のある解決法を検索してください。
すでにNovell Clientを含んでいるWindows 2000にeDirectoryをインストールすると、eDirectoryでSLPサービスのインストールが行われる際にマニュアルモードに設定されるため、サーバが起動されてもこのサービスは開始されません。eDirectoryはNovell ClientからSLPサービスを使用します。
Novell Clientが削除され、eDirectoryが使用できるSLPサービスが失われた場合、SLPサービスを手動で開始するか、サーバの起動時に自動で開始されるように設定を変更する必要があります。
ライセンスファイルをフロッピードライブ(A:)から選択する際に長時間(5分程度)反応がなく、その後ファイルが存在しないというメッセージが表示される場合は、インストール中にドライブまたはフロッピーディスクから読み込めなかったことが考えられます。
これは、ファイルを開くためのローレベルコールが長時間再試行された後で失敗したことを示します。ローレベルコールの再試行中は、ディスクドライブのランプが点灯したままになります。WindowsシステムでJavaを介してフロッピードライブ上のファイルにアクセスする場合、配列が乱れているドライブや老朽化したディスクに対しては、Windowsエクスプローラなどのネイティブコードから同じファイルにアクセスする場合よりはるかに感度が高くなります。
フロッピーディスクへの書き込みを有効にすることで問題が解決する場合もあります。この問題は旧型のシステムの場合により多く発生します。また、新しいディスクを使用すると解決します。ローカルハードドライブのファイルへのアクセスには問題がありません。
このリリースのeDirectoryに含まれるiMonitorを使用するには、Internet Explorer 5.5以降またはNetscape 7.02以降が必要です。
iMonitorを使用してeDirectoryツリー内のオブジェクトを参照する際に、名前に2バイト文字を含むオブジェクトがオブジェクトプロパティに正しくハイパーリンクしないことがあります。この問題はiMonitorの今後のリリースで解決される予定です。
iMonitorのエージェントヘルスのチェック機能を単一サーバツリーで実行すると、破損しやすいデータステータスが原因で[結果]カラムに[警告]アイコンが表示されます。これは、ツリーが正常でない、またはエージェントヘルスのチェックが設計どおりに機能していないということではありません。破損しやすいデータとは、少なくともまだ1つのレプリカにも同期されていないデータの量を示します。単一サーバツリーはその性質上、データのレプリカを作成する場所を別に持たないため、データが重大な障害を受ける危険性を常に持っています。ハードディスクを損失した場合は、データを損失します。
単一サーバツリーで破損しやすいデータまたは読み込み可能なレプリカのカウントに関するヘルスチェックの警告を表示しないようにするには、ndsimonhealth.iniファイルを編集して次のエントリを変更し、これらのヘルスチェックを無効にします。
perishable_data-active:OFF
および
ring_readable-Min_Marginal:1
または
ring_readable-active:OFF
この操作により、読み込み可能なレプリカのカウントおよび破損しやすいデータに関する警告が無効になります。
iMonitorのカスタムレポート機能は、カスタムレポートが作成される際にユーザが指定したURLを、保存されるレポート(保存されるHTMLファイル)に含めるように設計されています。このため、保存された実行済みカスタムレポートを開くと、カスタムレポートが実行された時点でURLによって取得されたデータではなく、ライブ(現在の)データが表示されます。この問題はiMonitorの今後のリリースで解決される予定です。
[オン]、[オフ]、[すべて選択]、[すべてクリア]、および[更新]ボタンなど、iMonitorの多くのボタンを使用するにはJavaScriptを有効にする必要があります。Internet Explorer 6.0.3790.0では、デフォルトでJavaScriptが無効にされています。
Internet Explorer 6.0.3790.0でJavaScriptを有効にするには、次を実行します。
[ツール]>[インターネットオプション]の順にクリックし、[セキュリティ]タブをクリックします。
[インターネット]アイコンを選択し、[レベルのカスタマイズ]をクリックします。
[スクリプト]セクションまで下にスクロールし、[アクティブスクリプト]で[有効にする]を選択します。
[OK]を2回クリックします。
dsbrowse.dlmやdsrepair.dlmなどのeDirectoryユーティリティをWindowsターミナルサーバで実行すると、ユーティリティはターミナルサービスのウィンドウではなくメインデスクトップで開きます。これは、Win32ではセキュリティ保護の理由でサービスがターミナル画面でウィンドウを表示することが許可されていないためです。
以前のバージョンのNovell ClientをインストールしたWindowsワークステーションで実行中のConsoleOneで、認証およびパスワードの変更操作を実行するとエラーが発生する場合があります。WindowsでConsoleOne 1.3.6を使用する場合、次のいずれかが必要です。
ConsoleOneを使用してNetWare 4.xサーバ(DS v 6.17)を含むツリーを管理するには、管理クライアントにIPXをインストールしている必要があります。NetWareボックスからクライアント上にマッピングされたドライブを介してConsoleOneを実行している場合でも、ConsoleOneを実行中のクライアントコンピュータは、ネイティブでIPXを介して接続できる必要があります。
エラー「Operation Failed.The required dependencies were not found.Please refer to Novell documentation for the required prerequisites. (操作が失敗しました。必要な依存関係が見つかりませんでした。Novellのマニュアルを参照して必要な前提条件を確認してください。)」は、Novell ClientまたはNetWareによってインストールされたDSAPIライブラリが使用できない場合に、ConsoleOneがNJCLライブラリを含む最新バージョンで、新しいAPIの使用を試行していることを示します。
最新のライブラリを取得するには、Novell Client (Windowsサーバまたはワークステーション上のNovell Client for Windows NT/2000/XPバージョン4.9、またはNovell Client for Windows 95/98バージョン3.4)を再インストールするか、eDirectory 8.7.3 CDにある最新のeDirectoryライブラリを再インストールします。
ConsoleOneで拡張文字を含むパスワードを持つユーザオブジェクトを作成した場合、そのパスワードでiManagerにログインすると、エラー-669 (認証に失敗しました)が発生します。
同様に、iManagerでユーザオブジェクトが作成され、そのパスワードに拡張文字が含まれている場合は、ユーザはConsoleOneにログインできません。
この問題には、拡張文字をパスワードテキストフィールドにカット&ペーストして対応します。
ConsoleOneでオブジェクトに名前を付ける際に<Alt>キーと数字キーを同時に使用して国際文字を入力すると、文字が正しく表示されません。この問題には、国際キーボードを使用するか、メモ帳または他のWindowsアプリケーションから拡張文字をConsoleOneのテキストフィールドにコピーして対応します。JREをバージョン1.4.1_02に手動でアップグレードする方法でも、この問題は解決します。
WindowsのeDirectory MIBファイル(<eDirectoryInstallRootDir>\snmp\edir.mib)は、HP-Open Viewにいくつかのエラーおよび警告をコンパイルします。これらのエラーは無視できます。
SNMPサービスの開始に問題がある場合に考えられるエラーの詳細については、次のログファイルを確認してください。ログファイルはデフォルトでC:\novell\nds\snmpディレクトリに保存されています。
LDAPがクリアテキストモードで実行されるように設定されていない場合は、ルート認証局証明書のファイル名をSNMP環境設定ファイル(SSLKEY sys:\etc.trust.derなど)に追加してから、dssnmpsaを開始する必要があります。
Windowsでは、ndssnmp.cfgファイルはC:\novell\nds\snmpにあります。
Windows 2000では、SNMPサブエージェントのログイン画面がかなり遅れて表示される場合があります。
新規ツリーを作成してeDirectory 8.7.3を初めてインストールする際に、Windows SNMPサービスがサーバにインストールされていて、SNMPサービスが依存しているサービスが1つ以上ある場合は、eDirectoryではSNMPサービスをシャットダウンできません。この場合、eDirectoryのインストール後にSNMPが使用できる状態にはなりません。
SNMPを使用するには、次の手順に従ってSNMPサービスを再起動します。
[スタート]ボタンをクリックし、[設定]>[コントロールパネル]>[管理ツール]>[サービス]の順にクリックします。
[名前]リストでSNMPサービスを右クリックし、[停止]をクリックします。
[すべて停止]をクリックします。
[名前]リストでSNMPサービスを右クリックし、[開始]をクリックします。
Windows SNMPサービスがサーバにインストールされていて、SNMPサービスが依存しているサービスが1つ以上ある場合は、eDirectoryをアンインストールしてもC:\novell\ndsディレクトリ内のSNMPファイルのいくつかは削除されません。ただし、SNMPレジストリエントリの削除、およびNovell SNMPエージェントによるDSおよびSNMPサービスの設定解除処理など、それ以外のアンインストール処理は正しく完了します。
次の手順に従ってアンインストールを完了します。
[スタート]ボタンをクリックし、[設定]>[コントロールパネル]>[管理ツール]>[サービス]の順にクリックします。
[名前]リストでSNMPサービスを右クリックし、[停止]をクリックします。
[すべて停止]をクリックします。
[名前]リストでSNMPサービスを右クリックし、[開始]をクリックします。
C:\novell\ndsディレクトリ内の残りのSNMPファイルを手動で削除します。
Novell iManagerでeDirectoryサービスマネージャを使用してeDirectoryを停止すると、サービスマネージャを介してeDirectoryを再起動することはできません。eDirectoryサーバでNovell eDirectoryサービスユーティリティ(C:\novell\NDS\NDSCons.exe)を使用して、eDirectoryを再起動します。
8.6より以前のバージョンからeDirectoryをアップグレードした後に、証明書、KMOオブジェクト、NMAS属性、CA、またはサーバに格納されたその他の暗号化オブジェクトおよび属性にアクセスできない場合は、NICIが完全に移行していないことが原因と考えられます。この問題により、サービスでエラー-1460が報告される場合があります。
この問題を解決するには、次を実行します。
eDirectoryをシャットダウンします。
C:\WINNT\system32\Novell\NICI内のすべてのフォルダをバックアップしてから、これらのフォルダを削除します。
重要: サブフォルダのみを削除します。NICIフォルダまたはNICIフォルダ内の他のファイルを絶対に削除しないでください。
eDirectoryを再起動します。
Novell iManagerを使用して、eDirectoryログファイルの最大サイズを数MBなどに拡大できます。その場合は、iManagerで[eDirectory Maintenance Utilities (eDirectoryの保守ユーティリティ)]>[ログファイル]の順にクリックし、ログファイル操作を実行するサーバを指定してそのサーバへの認証を行い、[ログファイルオプション]をクリックして、新しい最大ファイルサイズを入力します。
ただし、ログファイルのサイズが問題となり、Windows NTでeDirectoryが応答しなくなる場合があります。この問題を解決するには、次の形式の環境変数を使用して、iManagerでJVMに割り当てられているヒープサイズを拡大します。
TOMCAT_OPTS=-Xmx512m
この操作により、JVMヒープサイズはデフォルトの64MBから512MBに拡大されます。
ZENworks for Desktops 4 Middle Tier ServerおよびZENworks for Desktops "Back-end" Serverが同じWindows 2000サーバに存在していて、このサーバをeDirectory 8.7.3にアップグレードする場合は、サーバのZENworks for Desktops Middle Tier部分を再インストールする必要があります。発生する現象は次のとおりです。
Windows 2000サーバがZENworks for Desktops Middle Tier Serverのみを保持し、ZENworks for Desktops "Back-end" Serverを保持していない場合は、サーバをeDirectory 8.7.3にアップグレードする際にZENworks for Desktops Middle Tier Serverを再インストールする必要はありません。
Netscape関連の属性は、eDirectory 8.7.3のLDAPでインストールされるデフォルトスキーマから削除されています。これらの属性を使用する場合は、eDirectory 8.7.3より前にインストールされたツリー内に存在するものを使用します。またはNovellインポート/エクスポート変換ユーティリティを使用して、eDirectory 8.7.3 CDの\nt\I386\NDSonNT\ndsnt\nds\netscape-mappings.ldifファイルを実行し、任意の新規ツリーに属性を追加できます。
新規eDirectoryツリーを作成する際のバルクロードの速度を改善するには、ロードを完了するまでユニバーサルパスワードを無効にします。
詳細については、『Universal Password Deployment Guide (ユニバーサルパスワード導入ガイド)』を参照してください。
Novell iManagerを使用してLDAPサーバおよびグループオブジェクトを作成する場合は、[LDAP]>[LDAPの概要]の順にクリックし、新規LDAPサーバオブジェクトを選択して、LDAPオブジェクトが作成された後で[一般]>[情報]>[リフレッシュ]の順にクリックします。
この製品CDには、次の製品に関するマニュアルが含まれています。
\documentation\english\edir873\edir873.pdf
\documentation\english\edir873\qsedir873.pdf
\documentation\english\noclienu\noclienu.pdf
\documentation\english\certserv\certserv_admin.pdf
\documentation\english\consol13\c1_enu.pdf
\documentation\english\nmas\doc\nmas_admin.pdf
\documentation\english\nici\nici admin guide.pdf
このリリースのeDirectoryのその他の問題については、Novell Knowledge BaseでSolution #10073723、「Novell eDirectory 8.7.x Readme Addendum」を参照してください。
NMASについては、NMAS 2.3オンラインマニュアルに付属する『Security Services Readme (セキュリティサービスReadme)』を参照してください。
Certificate Serverについては、Novell Certificate Server 2.7オンラインマニュアルに付属する『Security Services Readme (セキュリティサービスReadme)』を参照してください。
NICIについては、NICI 2.6.xオンラインマニュアルに付属する『Security Services Readme (セキュリティサービスReadme)』を参照してください。
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米国特許番号 5,608,903; 5,671,414; 5,677,851; 5,758,344; 5,784,560; 5,818,936; 5,828,882; 5,832,275; 5,832,483; 5,832,487; 5,870,561; 5,870,739; 5,873,079; 5,878,415; 5,884,304; 5,913,025; 5,933,503; 5,933,826; 5,946,467; 5,956,718; 6,015,132; 6,016,499; 6,029,247; 6,061,740; 6,065,017; 6,105,062; 6,108,649; 6,167,393; 6,286,010; 6,308,181; 6,345,266; 6,424,976; 6,519,610; 6,578,035; 6,615,350; 6,629,132; RE 37,178.特許未決定。
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サードパーティ各社の製品は、所有者であるそれぞれの会社に所属します。
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