このセクションでは、eDirectoryツリーの管理で使用する基本的なタスクの手順について説明します。
Novell iManagerの[オブジェクトの表示]ボタン()を使用すると、eDirectoryツリーのオブジェクトを検索したり参照したりできます。ツリーの構造を表示し、タスクを実行するオブジェクトを右クリックします。実行可能なタスクは、選択するオブジェクトの種類によって異なります。
オブジェクトの検索や参照は、Novell iManagerの[eDirectoryオブジェクトセレクタ]ページでも行えます。Novell iManagerのほとんどのエントリフィールドでは、オブジェクト名およびコンテキストを指定したり、[オブジェクトセレクタ]ボタンをクリックしてオブジェクトを検索または参照したりできます。[eDirectoryオブジェクトセレクタ]ページのオブジェクトを選択すると、エントリフィールドにオブジェクトおよびオブジェクトのコンテキストが挿入されます。
このセクションでは、次の情報について説明します。
次で説明する方法を使用して、管理する特定のオブジェクトを検索します。
Novell iManagerで、[オブジェクトの表示]ボタンをクリックします。
[参照]をクリックします。
オブジェクトを参照するには、次のオプションを使用します。
目的のオブジェクトを見つけたら、オブジェクトを右クリックして、実行可能なタスクのリストから選択します。
Novell iManagerで、[オブジェクトの表示]ボタンをクリックします。
[検索]をクリックします。
[コンテキスト]フィールドで、検索するコンテナの名前を指定します。
[サブコンテナを検索]をクリックし、現在のコンテナにあるすべてのサブコンテナを検索対象に含めます。
[名前]フィールドで、検索するオブジェクトの名前を指定します。
このフィールドには、ワイルドカード文字としてアスタリスク(*)を使用できます。たとえば、「g*」と入力すると、GermanyやGregなどgで始まるすべてのオブジェクトが検索され、「*te」と入力すると、KateやCorporateなどteで終わるすべてのエントリが検索されます。
[タイプ]ドロップダウンリストで、検索するオブジェクトのタイプを選択します。
[検索]をクリックします。
目的のオブジェクトを見つけたら、オブジェクトを右クリックして、実行可能なタスクのリストから選択します。
次で説明する方法を使用して、管理する特定のオブジェクトを検索します。
iManagerのプロパティページで[オブジェクトセレクタ]ボタンをクリックします。
[参照]をクリックします。
オブジェクトを参照するには、次のオプションを使用します。
iManagerのプロパティページで[オブジェクトセレクタ]ボタンをクリックします。
[検索]をクリックします。
[次から検索開始]フィールドで、検索するコンテナの名前を指定します。
[サブコンテナを検索]をクリックし、現在のコンテナにあるすべてのサブコンテナを検索対象に含めます。
[次のオブジェクトを検索]フィールドで、検索するオブジェクトの名前を指定します。
このフィールドには、ワイルドカード文字としてアスタリスク(*)を使用できます。たとえば、「g*」と入力すると、GermanyやGregなどgで始まるすべてのオブジェクトが検索され、「*te」と入力すると、KateやCorporateなどteで終わるすべてのエントリが検索されます。
[検索]をクリックします。
このオプションを使用すると、既存のオブジェクトと同じ属性値を持った新しいオブジェクトを作成したり、あるオブジェクトから別のオブジェクトに属性値をコピーしたりできます。
Novell iManagerで、[役割およびタスク]ボタンをクリックします。
[eDirectory管理]>[オブジェクトのコピー]の順にクリックします。
[コピー元のオブジェクト]フィールドで、コピーするオブジェクトの名前およびコンテキストを指定します。
次のいずれかのオプションを選択します。
アクセス制御リスト(ACL)の権利を、作成または変更するオブジェクトにコピーする場合、[ACL権利のコピー]をクリックします。
ACL権利をコピーする場合、システムやネットワークの環境によってはさらに処理時間がかかる場合があります。
[OK]をクリックします。
Novell iManagerで、[役割およびタスク]ボタンをクリックします。
[eDirectory管理]>[オブジェクトの移動]の順にクリックします。
[オブジェクト名]フィールドで、移動するオブジェクトの名前およびコンテキストを指定します。
[移動先]フィールドで、オブジェクトを移動するコンテナを指定します。
移動する各オブジェクトについて、元の場所に別名を作成する場合は、[移動したオブジェクトの代わりに別名を作成します]を選択します。
これにより、移動前の場所に依存するあらゆる操作は、操作を更新して移動後の場所を反映できるようになるまで、引き続き実行されます。
[OK]をクリックします。
Novell iManagerで、[役割およびタスク]ボタンをクリックします。
[eDirectory管理]>[オブジェクトのリネーム]の順にクリックします。
[オブジェクト名]フィールドで、リネームするオブジェクトの名前およびコンテキストを指定します。
[新規オブジェクト名]フィールドで、オブジェクトの新しい名前を指定します。
[新規オブジェクト名]フィールドには、オブジェクトのコンテキストは含めないでください。
リネームするオブジェクトに別名を作成する場合は、[リネームしたオブジェクトの代わりに別名を作成]を選択します。
これにより、リネーム前のオブジェクト名に依存するあらゆる操作は、操作を更新してリネーム後のオブジェクト名を反映できるようになるまで、引き続き実行されます。
リネーム前のオブジェクト名を保存する場合、[古い名前を保存]をクリックします。
これにより、リネーム前のオブジェクト名が、名前プロパティに未公認の値として追加されます。古い名前を保存しておくと、その名前に基づいてオブジェクトを検索できます。オブジェクトのリネーム後には、[識別]タブの[別の名前]フィールドで古い名前を表示できます。
[OK]をクリックします。