ハードウェア障害後のeDirectoryの復元

eDirectoryが配置されたディスクパーティションまたはディスクボリュームを含むハードディスクの障害は、サーバからeDirectoryが削除された状態と同じです。(幸いにも複数サーバ環境では、1つのサーバがダウンしても、そのレプリカリング内の残りのサーバが正常に稼働していれば問題はありません)。

eDirectoryが格納されたディスクパーティションまたはディスクボリュームの障害の後でeDirectoryを復元するには、<復元処理の準備およびiManagerによるバックアップファイルの復元作業(または、eMBoxクライアントによるバックアップファイルの復元作業)で説明している手順に従って、バックアップファイルから復元します。

ハードディスクの新規インストールでは、製造元から提供されている指示に従って、サーバのハードディスクが動作することを検証します。新しいハードディスクには、少なくとも置き換えられる元のドライブと同じ記憶容量が必要です。ローカルサーバ情報のファイルを使用して、環境設定情報を確認します。

注:  サーバのバックアップファイルがない場合は、Xbrowseツールを使用してeDirectoryに照会し、サーバ情報を回復します。この作業は、サーバオブジェクトやその関連オブジェクトをツリーから削除する前に実行する必要があります。XBrowseおよびその他の情報は『Technical Information Document #2960653』にあり、Novellサポートから入手できます。