サーバのネットワークアドレスの修復

サーバの修復ウィザードでは、レプリカリングのすべてのサーバのネットワークアドレスとローカルデータベースのサーバオブジェクトを修復します。さらに、レプリカリングの指定したサーバのネットワークアドレスとローカルデータベースのサーバオブジェクトも修復できます。

サーバの修復ウィザードを使用して、次の操作を実行します。


すべてのネットワークアドレスを修復する

この操作では、ローカルeDirectoryデータベース内で、すべてのサーバのネットワークアドレスをチェックします。使用できるトランスポートプロトコルに応じて、SAPテーブル、SLPディレクトリエージェント、およびDNSローカルまたはリモート情報でサーバ名を検索します。

その後、eDirectoryサーバオブジェクトのネットワークアドレス属性、およびすべてのパーティション[Root]オブジェクトの各レプリカ属性のアドレスレコードと、各アドレスが比較されます。アドレスが異なる場合は、同じになるように更新されます。

SAPテーブル、ローカル/リモートDNS情報、またはSLPディレクトリエージェントにサーバのネットワークアドレスが見つからなければ、修復は行われません。

  1. Novell iManagerで、[役割およびタスク]ボタン[役割およびタスク]ボタンをクリックします。

  2. [eDirectory Maintenance Utilities(eDirectory保守ユーティリティ)]>[サーバの修復]の順にクリックします。

  3. 操作を実行するサーバを指定し、[次へ]をクリックします。

  4. 操作を実行するサーバのユーザ名、パスワード、およびコンテキストを指定し、[次へ]をクリックします。

  5. [すべてのネットワークアドレスの修復]をクリックし、[次へ]をクリックします。

  6. 表示される指示に従って、操作を完了します。


サーバのネットワークアドレスを修復する

この操作では、ローカルeDirectoryデータベース内で、選択したサーバのネットワークアドレスをチェックします。現在バインドされているトランスポートプロトコルに応じて、ローカルSAPテーブル、SLPディレクトリエージェント、およびローカルまたはリモートのDNS情報でサーバ名を検索します。ネットワークアドレスが見つかれば、そのアドレスをeDirectoryサーバオブジェクトのネットワークアドレス属性の値、およびすべてのパーティション[Root]オブジェクトのレプリカ属性のアドレスレコードと照合します。アドレスが異なる場合は、同じになるように更新されます。

SAPテーブル、SLPディレクトリエージェント、またはローカル/リモートDNS情報にサーバのネットワークアドレスが見つからなければ、修復は行われません。

  1. Novell iManagerで、[役割およびタスク]ボタン[役割およびタスク]ボタンをクリックします。

  2. [eDirectory Maintenance Utilities(eDirectory保守ユーティリティ)]>[サーバの修復]の順にクリックします。

  3. 操作を実行するサーバを指定し、[次へ]をクリックします。

  4. 操作を実行するサーバのユーザ名、パスワード、およびコンテキストを指定し、[次へ]をクリックします。

  5. [このサーバのネットワークアドレスの修復]をクリックし、[次へ]をクリックします。

  6. 表示される指示に従って、操作を完了します。


問題

Novell SLPはオプションのパッケージです。認証機能は、Novell SLPパッケージの一部として実装されているわけではありません。

eDirectoryは現在OpenSLPと相互運用が可能で、OpenSLPの認証機能が使用されます。