Novell(R) iMonitorは、eDirectoryTMツリー内にあるすべてのサーバに対して、複数プラットフォーム対応の監視および診断機能を提供します。Novell iMonitorユーティリティを使用すると、ネットワーク上でWebブラウザを使用できる場所ならどこからでもサーバを監視できます。
またiMonitorにより、eDirectory環境に対して、パーティション、レプリカ、またはサーバベースの詳細な管理が可能になります。また、実行しているタスクの種類、タスクの開始時間、結果、および実行時間を検証できます。
iMonitorは、Novellが従来提供していたサーバベースのeDirectoryツール(DSBrowse、DSトレース、DSDiag、およびDSRepairが持つ診断機能など)に対して、その代わりに使用できる機能や置き換えることのできる機能を提供します。これらの機能は、Webベースで利用できます。このため、iMonitorの機能は主にサーバで動作することに重点を置いています。つまりeDirectoryツリー全体ではなく、個々のeDirectoryエージェント(ディレクトリサービスで実行しているインスタンス)の状態が、iMonitorの機能に対して重要な要素となります。
iMonitor 2.1の機能は次のとおりです。
iMonitorの情報は、次の要素に基づいて表示されます。
iMonitorで実行するすべての要求は、識別情報に基づくeDirectory権によって制限されます。たとえば、[DSRepair]ページにアクセスするには、アクセスを行うサーバに対して、サーバの管理者またはコンソールオペレータとしてログインする必要があります。
新しいバージョンのNDS(R)およびeDirectoryには、以前のバージョンにはない機能とオプションがあります。
iMonitorに表示された情報から、ローカルサーバの状態が一目でわかります。
この章では次のトピックについての情報を説明します。