第2章

SAPコンポーネントエディタをお使いになる前に

 
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SAP Javaコネクタライブラリ(JCo)のインストール

Novell exteNd Composer SAP Connectは、SAP JCo (Javaコネクタ)ライブラリを介してSAP環境と統合することを目的として設計されています。特定のソフトウェアバージョンのサポート情報については、『exteNd Composer SAP Connectユーザガイド』のリリースノートを参照してください。適切な(現在サポートされている)バージョンを入手してください。

登録済みのSAPユーザは、SAPサイト(http://service.sap.com)からSAP JCoライブラリをダウンロードできます。このSAPサイトにアクセスするには、有効なSAP Service MarketplaceユーザIDおよびパスワードが必要です。

 
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エラーメッセージ

注記:   exteNd Composer SAP Connectをインストールするには、事前にSAPのJcoライブラリをインストールする必要があります。次の説明を参照してください。

Composer SAP Connectをインストールする前にSAP Javaコネクタをインストールしていない場合(後の説明を参照)、次のダイアログボックスが表示されます。

SAPInstallErrorMessage

また、ログには少なくとも次のメッセージのいくつかが記録されます。

java.lang.NoClassDefFoundError:com/sap/mw/jco/JCO$PoolChangedListener

java.lang.NoClassDefFoundError:com/sap/mw/jco/JCO$ServerStateChangedListener

Enabler:SAP; Error:Cannot get build for:com.sssw.b2b.ee.sap.rt.GNVSAPXObjectFactory

Enabler:SAPService; Error:Cannot get build for:com.sssw.b2b.ee.sap.rt.GNVSAPServiceXObjectFactory

 
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ライセンスのステータス

SAP Connectは、xconfig.xmlのENABLER_LICENSE要素がtrueに設定されていない場合、ロードできません。設計時のコンピュータで、\\Composer\\Designer\\binディレクトリにあるxconfig.xmlを検索してください。サーバ側では、App Server\\Composer\\lib内で検索してください。

teswtエディタでxconfig.xmlを開きます。SAPとSAPServiceの<COMPONENT_FACTORY>エントリを検索します。それぞれのENABLER_LICENSE要素を「true」に設定します。

  <ENABLER_LICENSE enabled="true">

次に、変更したファイルを保存して、Composerまたはサーバを再起動し、変更を反映させます。

注記:   Composerの実行中は、xconfig.xmlを編集しないでください。Composerは、シャットダウン時に環境設定ファイルを上書きします。Composerの実行中に編集しても、Composerを終了すると編集内容は破棄されます。必ずComposerを停止してからxconfig.xmlを編集し、Composerを再起動します。

 
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exteNd Composer SAP Connect (設計時)

exteNd Composer SAP Connectの設計時インストールについては、Windows 2000/XPにJCOライブラリを正しくインストールするための、SAPによる手順に従ってください。操作を開始するには、次の手順に従います。

  1. SAPのWebサイトから、jco-ntintel-1.1.04.zipを任意のディレクトリ{jco-install-path}にダウンロードします。

  2. jco-ntintel-1.1.04.zipを任意のディレクトリ{jco-install-path}に解凍します。

  3. DLLをextend5\\Composer\\Designer\\binディレクトリに追加します。

  4. sapjco.jarをexteNd5\\Composer\\Designer\\libディレクトリに追加します。

  5. sapjco.jarの<JAR>エントリを、xconfig.xmlのSAPセクションに追加します(xconfig.xmlは、\\Composer\\Designer\\binディレクトリにあります)。たとえば次のとおりです。

      <JAR>..\lib\jCO.jar</JAR>)
    

 
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Windows環境でのexteNd Composer SAP Connect Server

Composer Enterprise Server上でのexteNd Composer SAP Connectの使用については、Windows 2000にJCOをインストールする場合の手順に従ってください。

  1. SAPサイトから、jco-ntintel-1.1.04.zipを任意のディレクトリ{jco-install-path}にダウンロードします。

  2. jco-ntintel-1.1.04.zipを任意のディレクトリ{jco-install-path}に解凍します。

  3. ランタイム時に見つけることができるように、DLLをパス内のアプリケーションサーバディレクトリツリー内の場所に追加します。たとえば、アプリケーションサーバbinディレクトリです。

  4. jCO.jarをサーバのexteNd5\\Composer\\Designer\\libディレクトリに追加します。

  5. [PATH]\\exteNd5\\Composer\\Designer\\lib\\jCO.jarを、アプリケーションサーバのCLASSPATHに追加します。

 
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Solaris環境でのexteNd Composer SAP Connect Server

exteNd Composer SAP Connect Serverについては、SolarisにJCOをインストールする場合の手順に従ってください。

  1. SAPのサイトから、jco-sun-1.1.04.tgzまたはjco-sun-1.1.04.tar.z (または該当するバージョン。SAP Connectのリリースノートを参照)を任意のディレクトリ{jco-install-path}にダウンロードします。

  2. jco-sun-1.1.04.tgzまたはjco-sun-1.1.04.tar.zを任意のディレクトリ{jco-install-path}に展開します。

  3. 実行時に見つけることができるように、SOをLD_LIBRARY_PATH上のアプリケーションサーバディレクトリツリー内に追加します。

  4. jCO.jarをサーバのexteNd5\\Composer\\Designer\\libディレクトリに追加します。

  5. [PATH]\\exteNd5\\Composer\\lib\\jCO.jarをCLASSPATH環境変数に追加します。

 
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AIX環境でのexteNd Composer SAP Connect Server

exteNd Composer SAP Connect Serverについては、AIXにJCOをインストール場合の手順に従ってください。

  1. SAPサイトから、jco-rs6000-1.1.04.tgzまたはjco-rs6000-1.1.04.tar.zを任意のディレクトリ{jco-install-path}にダウンロードします。

  2. jco-rs6000-1.1.04.tgzまたはjco-rs6000-1.1.04.tar.zを任意のディレクトリ{jco-install-path}に展開します。

  3. ランタイム時に見つけることができるように、SOをLIBPATH上のアプリケーションサーバディレクトリツリー内に追加します。

  4. jCO.jarをServerのexteNdComposer\libディレクトリに追加します。

  5. [PATH]\exteNd5\Composer\lib\jCO.jarをCLASSPATH環境変数に追加します。

 
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HP-UX環境でのexteNd Composer SAP Connect Server

exteNd Composer SAP Connect Serverについては、HP-UXにJCOをインストールする場合の手順に従ってください。

  1. SAPサイトから、jco-hp_32-1.1.04.tgzまたはjco-hp_32-1.1.04.tar.zを任意のディレクトリ{jco-install-path}にダウンロードします。

  2. jco-hp_32-1.1.04.tgzまたはjco-hp_32-1.1.04.tar.zを任意のディレクトリ{jco-install-path}に展開します。

  3. ランタイム時に見つけることができるように、SLをSHLIB_PATH上のアプリケーションサーバディレクトリツリー内に追加します。

  4. jCO.jarをServerのexteNdComposer\libディレクトリに追加します。

  5. [PATH]\exteNd5\Composer\lib\jCO.jarをCLASSPATH環境変数に追加します。

 
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SAP接続リソースの作成

SAPコンポーネントを作成する前に、SQLシステムにアクセスするための接続リソースを作成する必要があります。

SAP Connectを含む各コネクタでは、独自の接続リソースタイプが使用されます。接続リソース(JDBC、3270、5250、CICS RPC、JMS、HTML、Telnet、EDIなど)では、接続される外部データソースに該当するさまざまなパラメータタイプが必要です。設定ウィザードの外観はダイナミックに変化して、選択された接続リソースのタイプを反映します。

接続リソースを一度作成すると、作成する複数のSAPコンポーネントに対して(それぞれに新しい接続を作成せずに)再利用できます。また、接続リソースを作成すると、接続に関連するパラメータ値を制御するECMAScript式にデータフィールドをリンクできるという点で、ある程度自動設定できます(以下を参照)。

SAP Connectorには、標準のSAP接続とSAPサービス接続という2つのタイプがあります。両タイプの作成方法については、後で説明します。

 
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定数駆動型および式駆動型の接続パラメータについて

接続パラメータ値は、定数または式という2つの方法で指定できます。定数ベースのパラメータでは、接続が使用されるたびに[接続]ダイアログボックスに入力した値を使用します。式ベースのパラメータでは、ランタイム時に接続が使用されるたびに異なる値となり得る、プログラム的な式を使用して値を設定できます。この場合、接続の動作は柔軟になり、接続の使用ごとにランタイム時の状況に対応できるようになります。

たとえば、SAP接続における式駆動型のパラメータの非常に単純な使用方法の1つは、ユーザIDとパスワードをPROJECT変数(例: PROJECT.XPATH(「USERCONFIG/MyDeployUser」))として定義することです。このようにすると、プロジェクトを展開する際に、展開ウィザードでPROJECT変数を最終展開環境に適切な値に更新できます。それとは正反対に、Application ServerでJavaビジネスオブジェクトを照会するカスタムスクリプトを使用して、使用するユーザIDとパスワードを決定することもできます。

Procedure 定数駆動型から式駆動型にパラメータを切り替える

  1. 変更するパラメータフィールドで右クリックします。

  2. コンテキストメニューから[式]を選択すると、エディタボタンが表示されるか、または有効になります。

  3. ボタンをクリックし、ランタイム時に有効なパラメータ値を返す式を作成します。

    2createnewconnection3

 
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SAP接続

Procedure 標準のSAP接続リソースを作成する

  1. [ファイル]>[新規作成]>[xObject]の順に選択して、[リソース]タブから[接続]を選択します。新規接続リソースの作成ウィザードが表示されます。

    2createnewconnection

  2. 接続オブジェクトの「名前」を入力します。

  3. オプションとして、「説明」のテキストを入力します。

  4. [次へ]をクリックします。

    2createnewconnection2

  5. [接続タイプ]プルダウンメニューから[SAP接続]を選択します。

  6. 「ホスト」の名前または「IPアドレス」を入力します。

  7. 「SAPシステム番号」を入力します。

  8. 「SAPクライアント番号」を入力します。

  9. 「SAP言語」(ENは英語)を入力します。

  10. 有効な「接続ユーザID」を入力して、選択したデータベースにサインオンします。

  11. 選択したデータベースに有効な「接続パスワード」を入力します。

  12. [接続プール]オプションを選択します。ドロップダウンリストで、ドロップダウンボックスから[非プール]、[セッション]、または[プール]を選択します。

    [接続プール]に対して[プール]または[セッション]オプションを選択すると、[詳細...]ボタンを使用できるようになります。

    [テスト]をクリックして、接続コンポーネントから[プール]接続を要求すると、接続が接続プールマネージャから取得および解放され、プールが削除されます。[テスト]をクリックして、SAPコンポーネントから[プール]接続を要求する、またはコンポーネントにより接続が要求されると、接続が接続プールマネージャから取得および解放されます。ただし、プールは削除されません。

    [テスト]をクリックして、接続コンポーネントから[セッション]接続を要求すると、接続が取得され、接続プールマネージャに解放されます。次にセッション接続が削除されます。[テスト]をクリックして、SAPコンポーネントから[セッション]接続を要求する、またはコンポーネントにより接続が要求されると、接続が取得され、接続プールマネージャから解放されます。ただし、セッション接続マネージャは削除されません。

  13. プロジェクトで作成した新しいSAPコンポーネントのデフォルトの接続として現在の接続を使用する場合は、[デフォルト]チェックボックスをオンにします。

  14. [テスト]をクリックして、正常に接続されるかどうかを確認します。「成功」または「失敗」のメッセージが、接続に対して表示されます。接続が失敗した場合でも、リソースの作成を続けることができます。

  15. [完了]をクリックします。新しく作成されたリソース接続オブジェクトが、Composer接続リソースの詳細ペインに表示されます。

 
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SAPサービス接続

SAPサービスは、SAPゲートウェイサーバに登録されているイベントリスナです。RFCがSAPサーバ上で実行されると、結果がリスナに転送されます。リスナは、リスナ登録用に確立した接続を使用してSAPゲートウェイサーバ上の他のRFCを呼び出し、そのアクションモデル内の有効なアクションを実行します。

Procedure SAPサーバ接続リソースを作成する

  1. [ファイル]>[新規作成]>[xObject]の順に選択して、[リソース]タブから[接続]を選択します。新規接続リソースの作成ウィザードが表示されます。

    2SAPSvc1

  2. 接続オブジェクトの「名前」を入力します。

  3. オプションとして、「説明」のテキストを入力します。

  4. [次へ]をクリックします。

    2SAPSvc2

  5. [接続タイプ]プルダウンメニューから[ SAPサービス接続]を選択します。

  6. 該当する「ゲートウェイサービス」を入力します。

  7. 「ゲートウェイのホスト名」または「IPアドレス」を入力します。

  8. 「プログラムID」を入力します。

  9. 「ホスト名」または「IPアドレス」を入力します。

  10. 「SAPシステム番号」を入力します。

  11. 「SAPクライアント番号」を入力します。

  12. 「SAP言語」(ENは英語)を入力します。

  13. 有効な「接続ユーザID」を入力して、選択したデータベースにサインオンします。

    スクロールして、その他のフィールドを表示します。

    2SAPSvc3

  14. 選択したデータベースに有効な「接続パスワード」を入力します。

  15. 必要に応じて、[Unicodeモード]チェックボックスをオンにします。

  16. [接続プール]オプションを選択します。ドロップダウンリストで、ドロップダウンボックスから[非プール]、[セッション]、または[プール]を選択します。

    [接続プール]に対して[プール]または[セッション]オプションを選択すると、[ 詳細...]ボタンを使用できるようになります。

    [テスト]をクリックして、接続コンポーネントから[プール]接続を要求すると、接続が接続プールマネージャから取得および解放され、プールが削除されます。[テスト]をクリックして、SAPコンポーネントから[プール]接続を要求する、またはコンポーネントにより接続が要求されると、接続が接続プールマネージャから取得および解放されます。ただし、プールは削除されません。

    [テスト]をクリックして、接続コンポーネントから[セッション]接続を要求すると、接続が取得され、接続プールマネージャに解放されます。次にセッション接続が削除されます。[テスト]をクリックして、SAPコンポーネントから[セッション]接続を要求する、またはコンポーネントにより接続が要求されると、接続が取得され、接続プールマネージャから解放されます。ただし、セッション接続マネージャは削除されません。

  17. プロジェクトで作成した新しいSAPコンポーネントのデフォルトの接続として現在の接続を使用する場合は、[デフォルト]チェックボックスをオンにします。

  18. [テスト]をクリックして、正常に接続されるかどうかを確認します。「成功」または「失敗」のメッセージが、接続に対して表示されます。接続が失敗した場合でも、リソースの作成を続けることができます。

  19. [完了]をクリックします。新しく作成されたリソース接続オブジェクトが、Composer接続リソースの詳細ペインに表示されます。

 
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SAP接続プールについて

Composer SAP Connectでは、接続プール管理およびセッション接続管理の両方がサポートされています。

接続プール管理では、JCoプールマネージャによりJCoライブラリを介して接続のプールへのアクセスが提供されます。

セッション接続管理では、リンク先のHTTPセションの期間を保持する接続が提供されます。

セッション接続管理および接続プール管理の両方は、Composer SAP Connect DesignerとComposer SAP Connect Serverの両方で有効です。

 
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セッション接続管理

セッション接続管理を使用すると、サーバ固有のタイムフレーム(サーバ要求タイムアウト)で複数のサーバ要求を作成する場合のパフォーマンスが向上します。接続は、サーバhttp要求に基づいて維持されます。また、接続はセッションが維持されている限り、セッション接続マネージャから使用できます。セッションがタイムアウトになると、セッション接続マネージャは削除されます。

セッション接続プールとのSAP接続では、セッション接続マネージャとセッション接続は、接続を使用するコンポーネントが最初に実行されるときに作成されます。

セッション接続プールがSAP接続リソースに選択された場合、[詳細]ボタンを使用すると、[セッション情報]ダイアログボックスが表示されます。[セッション情報]ダイアログボックスでは、管理対象のセッション接続に対して[接続の維持]および[非活動ライフタイム]オプションを設定できます。

接続の維持(デフォルトは5) - 接続が維持されているかどうかを確認する間隔です。この期間が過ぎると、ComposerではSAPシステムがPingされ、接続がオープン状態のままになります(つまり維持されます)。

非活動ライフタイム(デフォルト60) - HTTPセッションのタイムアウトを無効にするタイムアウト期間(分単位)です。これは、アイドル接続に対する時間制限です。

 
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接続プール管理

[SAP接続]ダイアログボックスでは、SAP接続のサーバ接続ソースとして[プール]を指定すると、JCoプールマネージャを使用するプールは、接続を使用するコンポーネントが最初に作成されるとき、またはユーザがSAPコンソールからプールを事前に初期化したときに、接続プールマネージャによって作成されます。

SAP接続リソースの[接続プール]オプションとして [プール]を選択した場合、[詳細]ボタンをクリックすると[プール情報]ダイアログボックスが表示されます。[プール情報]ダイアログボックスでは、接続プールの最大初期プールサイズを設定できます。2PoolInfo

 
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プールの管理

 
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exteNd Composerコンソールの使用

SAP接続プールは、[SAPコンソール]画面を使用して管理できます。

Procedure コンソールへのアクセス方法

  1. Novell exteNd Application Serverを使用している場合、http://localhost/SilverMaster50(または使用しているバージョンに適切なパス)を使用してWebブラウザ経由でServerにログオンします。この例では、Novell exteNd App Server 5.0が使用されています。

    SilverstreamMaster

    注記:   exteNd App Serverを使用していない場合、次の形式のURLを入力します。

    http://<hostname>:<port>/exteNdComposer/Console

  2. [exteNd Composer]リンクをクリックします。メインコンソールページが表示されます。

    MainConsole

  3. 左の(ナビゲーション)フレームのSAPリンクをクリックすると、[SAPコンソール一般プロパティ]画面が表示されます。

    SAPConsole

  4. [コンソール]ボタンをクリックします。ブラウザポップアップウィンドウ([T27接続プール管理]画面)が表示されます。

    consolepool

SAPコンソールでは、接続プールの管理に対する次の情報および通信を提供します。

注記:   プール接続[使用中]は、アプリケーションで必要な数よりも必ず1つ多い数となります。これは、リポジトリの接続に1つのプール接続が必要であるためです。

[コンソールのリフレッシュ]ボタンをクリックすると、表示されているプール情報を更新できます。

プールのサイズを変更しようとしたときに、接続が使用中の場合、次のような[SAPコンソール]ページが表示されます。プールのサイズ変更を再び行うには、[再試行]ボタンをクリックします。また、[停止]ボタンを押して、プールのサイズを強制的に変更することもできます。このボタンをクリックすると、開いている接続が閉じ、プールが削除され、指定したサイズでプールが再作成されます。[戻る]ボタンを押して、SAPのメインコンソールに戻ることもできます。

consolepoolretry

[リフレッシュ]ボタンをクリックすると、表示されているプール情報を更新できます。

デフォルトでは、プールが使用されていない場合に次のSAPコンソールが表示されます。

consolenopool

コンポーネントで接続が要求されたときに、プールが空の場合、要求は30秒後にタイムアウトになり、例外がスローされます。

設計時には、プールを定義する接続を編集して、接続をテストすると、プールを削除できます。また、接続を編集して[完了]をクリックすることによっても、接続プールを削除できます。どちらの場合も、プールは強制的に削除されたプールになります。

コンポーネント実行により作成されたプールのプールサイズは、[プール情報]ダイアログボックスで設定されたプールサイズとなります。

 
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コンポーネントのXMLテンプレートの作成

接続リソースの他に、SAPコンポーネントでは、コンポーネント設計にサンプルドキュメントを使用できるように、すでに作成されたXMLテンプレートが必要です(詳細については、『Composerユーザガイド』の第5章「XMLテンプレートの作成」を参照してください)。

また、コンポーネント設計によって別のxObjectリソース(カスタムスクリプトやコードテーブルマップなど)が要求される場合は、SAPコンポーネントを作成する前にこれらのリソースを作成することをお勧めします。詳細については、『Composerユーザガイド』の「カスタムスクリプトの作成」を参照してください。



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