Novell exteNd Messaging Platform 5.1

インストール手順

Novell exteNd Messaging Platformをインストールする前に、MP51.jarファイルまたはMP51.exeファイルおよび(オプションで)この製品を購入したときに添付されていた有効なライセンスがあることを確認してください。

目次

対応プラットフォーム

Novell exteNd Messaging Platform 5.1は現在、Solaris 2.5.1以降(Sparc)、Redhat Linux、HP-UX11、AIX 4.3、Windows XP、Windows 2000、Windows NT 4.0、Windows 95、およびWindows 98に対応しています。正式に、Novell exteNd Messaging Platform 5.1はWindows 95に対応しており、Windows 98はクライアント専用になっています。Windows 95をサーバとして使用することは、テストやデモの目的では可能ですが、重大な任務を持つ場合や運用アプリケーションではお勧めしません。

システム要件

システムにJDK (Java Development Kit)のバージョン1.1または1.2をインストールする必要があります。次のJDKがサポートされています。

JDK 1.1
JDK 1.2 (Java 2)

インストール手順

Novell exteNd Messaging Platformをインストールするには、次の手順を実行する必要があります。

  1. MP51の実行
  2. README情報
  3. ソフトウェアライセンス契約
  4. 製品環境設定の選択
  5. インストール先ディレクトリの選択
  6. ORBをデフォルトJava 2 ORBとして設定(オプション)
  7. インストールの概要
  8. インストールの完了
  9. 環境変数の設定

Novell exteNd Messaging PlatformGUIを起動せずにインストールすることもできます。

手順1: MP51の実行

Novell exteNd Messaging PlatformはInstallShieldTMを使用するインストールのためにパッケージされています。 インストールを開始するには、JDK 1.1またはJava 2のいずれかからJavaローンチャを使用するMP51 JAR ファイルを実行します。

注記: Novell exteNd Messaging Platformでは、生成されたJavaコードをコンパイルするためにJDKツールを使用する必要があるため、パスのJavaローンチャがJRE(Java Runtime Environment)のバージョンではなく、JDKからであることを確認してください。

Windowsの場合:     d:\jdk1.2\bin\java -jar MP51.jar
Unixの場合   :     /usr/java1.2/bin/java -jar MP51.jar

JDK 1.1を使用してインストールしている場合、代わりに次のコマンドを使用します。

Windowsの場合:     d:\jdk1.1\bin\java -classpath MP51.jar run
Unixの場合   :     /usr/java1.1/bin/java -classpath MP51.jar run

次のウィンドウが表示されます。[次へ]をクリックします。

手順2:README情報

READMEファイルでは、リリースの内容についての役立つ情報が示されています。 インストールを終了すると、READMEファイルはインストールルートディレクトリにもコピーされています。

手順3:ソフトウェアライセンス契約

次の手順では、Novell exteNd Messaging Platformバイナリコード評価ライセンス契約のすべての条件を読み、条件に合意します。ライセンス契約を読み、合意した後で、画面の一番下にある[Accept all terms of the license]ボタンを選択し、[次へ]をクリックします。

手順4:インストールする製品環境設定の選択

完全な評価またはクライアント環境設定を選択します。 フルオプションを選択した場合、次のような有効なライセンスキーを入力する必要があります。

mp-extend 5.1 0.0.0.0 XX-XX-XXXX X XXXXXXXX-XXXXXXXX-XXXXXXXX

[サーバ]オプションを選択し、ライセンスの最後の2つのコンポーネントを入力します。

手順5:インストール先ディレクトリの選択

インストールプログラムにより、インストール先ディレクトリを入力するように求めるメッセージが表示されます。すでに選択しているインストール先をそのまま受け入れるか、新しいインストール先を指定できます。

手順6: Novell exteNd Messaging PlatformのORBをデフォルトJava 2 ORBとして設定(オプション)

JDK 1.2 (Java 2)からJavaを使用してインストールを開始した場合(さらに、関連のJDKディレクトリが書き込み可能な場合)、インストールプログラムでは次のパネルが表示され、ORBをデフォルトのJRE ORBとしてインストールするかどうかが尋ねられます。 [Set the ORB as the default ORB]ボタンが選択されている場合、インストールプログラムはorb.propertiesファイルをJava 2 home libディレクトリにコピーし、それをデフォルトのJava 2 ORBに設定します。 [Install the ORB as a Java 2 Extension]ボタンが選択された場合、インストールプログラムはORBをJDK 1.2拡張としてインストールします。

選択を行った後で、[次へ]をクリックします。

注記: JDK 1.1 Javaを使用してインストールを開始した場合、またはJDK 1.2拡張ディレクトリが現在書き込み可能でない場合、後で次の手順を使用して、ORBをデフォルトJDK 1.2 ORBとしてセットアップすることができます。

手順7:インストールの要約

インストールの要約を確認し、[次へ]をクリックします。

手順8:インストールの完了

この時点で、インストールプログラムは製品およびマニュアルを先に選択したインストール先ディレクトリにコピーします。この後、次のパネルが表示されます。[完了]をクリックして、プログラムを終了します。

手順9:環境変数の設定

Solaris: パス/bin/solaris to your PATHおよびLD_LIBRARY_PATH環境変数を追加する

HP-UX: パスbin/hp-uxPATH環境変数およびSHLIB_PATH環境変数に追加する

AIX: パスbin/aixPATH環境変数およびLIBPATH環境変数に追加する

Win32: パスbin/win32PATH環境変数に追加する

また、JDK 1.1またはJDK 1.2のいずれかのbinディレクトリがPATHにあることを確認してください。

アンインストール

Novell exteNd Messaging Platform 5.1をアンインストールするには次の手順を実行する必要があります。

  1. アンインストールプログラムを実行する
  2. アンインストールするソフトウェアを確認する
  3. ORBをJava拡張(オプションl)から削除する
  4. アンインストール要約を確認する
  5. アンインストールの完了

手順1:アンインストールプログラムを実行する

アンインストールプログラムは、次のとおり起動できます。

   java -jar $(ROOT)/_uninst/uninstall.jar

$(ROOT)がNovell exteNd Messaging Platform 5.1のインストールしたディレクトリを参照する場所です。アンインストールプログラムにより、次のウェルカム画面が表示されます。[次へ]をクリックし、続行します。

手順2:アンインストールするソフトウェアを確認する

アンインストールするソフトウェアパッケージを確認します。[次へ]をクリックし、続行します。

手順3: Java拡張からORBを削除する(オプション)

ORBがJava 2拡張としてインストールされた場合、アンインストールプログラムでそれを削除できます。 ORBをインストールするために使用されたマシンとは異なるJava仮想マシンを使用してアンインストールプログラムを実行する場合、手動で拡張を削除するか、ORB拡張を削除するjreのJAVA_HOMEを指定する必要があります。

[次へ]をクリックし、続行します。

手順4:アンインストールの要約を確認する

アンインストールの要約を確認し、[次へ]をクリックして続行します。

手順5:アンインストール完了

この時点で、アンインストーラはシステムにインストールされているORBソフトウェアのすべてのコンポーネントを削除します。完了したら、[完了]をクリックしてアンインストールプログラムを終了します。


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