Novell exteNd Messaging PlatformのJTSは、 JavaトランザクションAPI (JTA) v1.01およびOMGオブジェクトトランザクションサービス(OTS) v1.2 トランザクションサービス仕様に基づいたJavaトランザクションサービス(JTS)の100%純粋なJava実装です。 CORBAおよびJDBC 2.0 XAを認識したリソースの完全な分散型のトランザクション管理を提供します。 前に示した仕様の要件を完全に満たしています。特徴は、次のとおりです。
詳細については、データシートを参照してください。
- ネストされたトランザクションサポートなしのOTS 1.2仕様の実装
- 完全に回復可能なサービス
- OTS準拠の回復可能なリソースのサポート
- Informix Cloudscape 3.6、Oracle 8.1.6またはそれ以降のデータベースなどのJTA準拠リソースマネージャのサポート
- リソースマネージャが分散トランザクションに参加するために、ローカルトランザクションサポートのみを許可する固有のOnePhaseResourceインタフェースのサポート
- 1フェーズコミット最適化
- 伝達されたトランザクションの相互ポジション
- 想定済のロールバックログ最適化
- 「純粋なクライアント」のサポート
Novell exteNd Messaging Platformのトランザクションマネージャでは、Java 2、ORB 5.1、およびJNDI 1.2(COSネーミングプロバイダ)を必要とします。このリリースは、Windows NT/2000/XP、Solaris Sparc/Intel 2.6+、HP-UX11、AIX 4.3、Linux Red Hat 7およびNetware 6でテストされています。次のJDKがサポートされています。Java 2 Standard Edition
上に示した「システム要件」を満たしていることと、次のリソースがJava 2ランタイムで使用可能であることを確認してください。ORBおよびJNDIがJava拡張としてインストールされた場合、CLASSPATHにjarファイルを含める必要はありません。 ORBがJava拡張としてインストールされない場合、ORB共有ライブラリをシステムで使用可能にする必要があります。
- ORB 5.1 (mp-orb.jar)、および
- JNDI (jndi.jar, cosnaming.jar、およびproviderutil.jar)、および
- Oracle JDBC thin driver classes (classes12.zipおよびnls_charset12.zip)、または
- Cloudscape JDBC ドライバ(cloudscape.jarおよびtools.jar)
- Windows NT/2000/XPでは、mporb12.dllがPATHにあるディレクトリを追加します。
- SolarisおよびLinuxで、libmporb12.so がLD_LIBRARY_PATHにあるプラットフォーム依存ディレクトリを追加します。
- HP-UXでは、
libmporb.sl
がSHLIB_PATH
にあるディレクトリを追加します。- AIXでは、
libmporb12.a
がLIBPATH
環境変数を指定するディレクトリを追加します- Netwareでは、
mporb12.nlm
がPATH
環境変数にあるディレクトリを追加します。
次のマニュアルが含まれます。
Novell exteNd Messaging PlatformのJTSには、多くのあらかじめ作成されたサンプルがあります。これらの例は、製品のほとんどの機能の使用方法を示します。 チュートリアルは、それぞれの例についての詳しい説明が含まれています。 例のサンプルのJavaソースは、examples/jts
ディレクトリにあります。
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