wsdl2javaは、Novell exteNd WebサービスSDK WSDLからJavaへのコンパイラです。
wsdl2java [options] wsdl-file(s)ここで、optionsには、次が含まれます。
-attributeQualified スキーマ属性形式およびattributeFormDefault値を無効にします
-clienthandler <class> クライアントに登録されるハンドラです
-ds <directory> 作成されたソースファイルの宛先ディレクトリです
-elementQualified スキーマ要素形式およびelementFormDefault値を無効にします
-help メッセージを出力します
-gencallclient Webサービスのコールベースサンプルクライアントを生成します
-genclient Webサービスのサンプルクライアントを生成します
-genserver Webサービスのサンプルサーバを生成します
-I <directory> ローカルXSDファイルをのあるディレクトリです
-J<vm flag> 引数をjavaインタープリタに渡します
-keep 生成されたソースファイルを削除しません
-keepgenerated -keepと同じです
-mdb message driven beanスケルトンを生成します
-nocompile 生成されたソースファイルをコンパイルしません
-nohttp HTTPのインタフェースおよびバインドを生成しません
-noserv サービスインタフェースを生成しません
-noskel スケルトンを生成しません
-nostub スタブを生成しません
-notie TIEベーススケルトンを生成しません
-notypes 複合XMLタイプをJavaタイプにマップしません
-novalidate スキーマ検証を生成しません
-nowarn 警告メッセージを発生しません
-nspkg <ns> <pkg> ネームスペース｢ｎs｣をパッケージ｢pkg｣にマップします
-package <pkg> 生成されたファイルのパッケージを指定します
-serverhandler <class> サーバに登録されたハンドラです
-typemapping <file> タイプマッピングをファイルからロードします
-verbose verboseモードをオンにします
-version バージョンおよび作成情報を表示します
-wsdllocation <url> getWSDLDocumentLocation()で戻るURLです
java-compiler options:
-classpath <path> クラスファイルの検索場所を指定します
-d <directory> クラスの宛先ディレクトリです
-depend コンパイラにコンパイルの依存関係を考慮させます
-g デバック情報の生成を有効にします
-O 最適化コードを生成します
-nowarn コンパイラから警告メッセージ発生しません
-nohttp httpのインタフェースおよびバインドを生成しません
wsdl2javaコンパイラは、WSDLドキュメントをJavaインタフェース(RMI)に変換します。 wsdl2javaコンパイラは最初にWSDLをJava RMIに変換し、次にrmi2soapコンパイラを起動し、SOAPスタブおよびスケルトンを生成します。 wsdl2javaコンパイラはSOAPバインドからrmi2soapコンパイラに情報を渡します。つまり、結果として生じたスタブおよびスケルトンには通常rmi2soapがremoteインタフェースで実行された場合より多くの情報が含まれます。 次のテーブルではwsdl2java コンパイラがサポートするスタイル、使用、パーツの組み合わせを表示します。
組み合わせ スタイル 使用方法 パーツ 1 ドキュメント リテラル 要素 2 rpc エンコード タイプ 3 rpc リテラル 要素/タイプ
-attributeQualifiedスキーマ属性形式およびattributeFormDefault値を無効にします。 コンパイラに属性ネームスペースをすべて承認するよう指示します。-clienthandler <class>指定されたclass をクライアントのJAX-RPCスタイルハンドラとして登録します。 このフラグは複数回指定して、複数のハンドラを登録します。 ハンドラチェーンは指定されるハンドラの順番を維持します。 ハンドラはサービスのすべてのポートに登録されます。-ds <directory>生成されたJavaファイルを指定されたディレクトリに出力します。 ディレクトリがない場合は自動的に作成されます。 パッケージおよびnspkgフラグによって、追加ディレクトリが出力ディレクトリの下に作成されます。-elementQualifiedスキーマ要素形式およびelementFormDefault値を無効にします。 コンパイラに要素ネームスペースをすべて承認するよう指示します。-helpコマンドシンタックスを出力します。-gencallclientこのフラグはwsdl2javaコンパイラにWSDLドキュメントで定義されたWebサービスの起動に使用できるコールAPIを利用するサンプルクライアントを生成させます。-genclientこのフラグはwsdl2javaコンパイラにWSDLドキュメントで定義されたWebサービスの起動に使用できるサンプルクライアントを生成させます。-genserverこのフラグはwsdl2javaコンパイラにWSDLドキュメントで定義されたWebサービスのサンプルサーバ実装を生成させます。-I <directory>コンパイラにXMLタイプ定義のインクルードディレクトリを確認するよう指示します。 インポート要素のロケーション属性に指定されたファイルがロードできない場合、コンパイラは-I フラグで指定されたディレクトリにファイルを配置します。 このオプションは、コマンドラインで何度も使用できます。-J<vm flag>フラグをjvmへ渡します。 たとえば、J-Xms100mはwsdl2java実行時、最大ヒープサイズを100MBに設定します。 このオプションは、コマンドラインで何度も使用できます。-keeprmi2soapコンパイラで生成されたソースファイルを保持します。 通常、開発者は生成されたスタブおよびスケルトンを必要としないため、このソースファイルはデフォルトで削除されます。-keepgenerated-keepと同じです。-mdbコンパイラにServletベースのスケルトンの代わりにMessage Driven Beanベースのスケルトンを生成するよう指示します。 skeletonクラスはjavax.ejb.MessageDrivenBeanおよびjava.jms.MessageListener インタフェースを通常のjavax.servlet.http.HttpServletクラスの代わりに実装します。-nocompilermi2soapによって生成されたJavaソースをクラスファイルにコンパイルしません。 コンパイラは生成されたJava RMIインタフェースを引き続きコンパイルします。-nohttpWSDLドキュメントのHTTPバインドで使用されるポートタイプのインタフェースおよびバインドを生成しません。-noservrmi2soapコンパイラにserviceクラスを生成しないよう指示します。 このオプションはserviceインタフェースを使用しないサーバ側の実装に使用されます。-noskelrmi2soapコンパイラにスケルトンを生成しないよう指示します。 このオプションは通常Webサービスのクライアントアプリケーションを実装する一方、Webサービス自身の実装を必要としない開発者が使用します。-nostubrmi2soapコンパイラにスタブを生成しないよう指示します。 このオプションはWebサービスの実装を希望する一方、Webサービスの呼び出しを要求しない開発者が使用します。-notiermi2soapコンパイラにtieクラスを生成しないよう指示します。 tieクラスはWebサービスの開発者が使用する高度なサーバ側の構成体で、別のJavaクラスへ委任できます。-notypes複合XMLデータタイプのJavaタイプを生成しません。 複合XMLデータタイプをorg.w3c.dom.Element Javaタイプに効率よくマップします。 デフォルト設定として、wsdl2javaコンパイラは機能的にタイプマッピングを使用することによってWSDLドキュメントで定義されたXMLタイプをJavaタイプにマップします。-novalidateWSDLドキュメントで指定されたスキーマタイプを検証しません。-nowarn警告メッセージは出力しません。 wsdl2java コンパイラは形式異常のWSDLドキュメントを許容するよう作成されているため、WSDLがWSDL 1.1仕様に準拠していることが認識された場合のみこのフラグの使用を推奨しています。-nspkg <ns> <pkg>WSDLネームスペース｢ns｣をJavaパッケージ｢pkg｣にマップします。 別のXMLタイプまたはXMLタイプおよびWSDL portTypeが別のネームスペースで定義されている場合、このオプションは異なるネームスペースを別のJavaパッケージへマッピングするフレキシブルな構造体に対応します。 このオプションは-packageオプションを無効にします。 このオプションは、コマンドラインで何度も使用できます。-package <pkg>WSDLファイルで使用されるネームスペースのタイプに関係なく、pkgを生成されたすべてのJavaインタフェースのデフォルトパッケージにします。 パッケージまたはnspkgフラグがない場合、wsdl2javaコンパイラが生成されたJavaファイルをWSDLドキュメントのtargetNamespaceから取得されたパッケージへ配置します。-serverhandler <class>指定されたクラスをサーバのJAX-RPCスタイルハンドラとして登録します。 このフラグは複数回指定して、複数のハンドラを登録します。 ハンドラチェーンは指定されるハンドラの順番を維持します。 ハンドラはサービスのすべてのポートに登録されます。-typemapping <file>タイプマッピングをfileからロードします。 この引数は複数回指定できます。-verboseコンパイルについての詳細を出力します。 この詳細にはタイプおよびパッケージマッピングに関する情報も含まれます。-versionNovell exteNd WSSDKのバージョンおよび作成情報を出力します。.-wsdllocation <url>サービスのgetWSDLDocumentLocation()メソッドによって戻るURLを指定します。
-classpath生成されたJavaファイルをコンパイルする際、使用可能なclasspathをjavaコンパイラ(javac)に設定します。-d <directory>コンパイルされたクラスファイルの出力ディレクトリを設定します。 ディレクトリがない場合は自動的に作成されます。 ソースファイルのパッケージによって、追加ディレクトリが出力ディレクトリの下に作成されます。-dependjavacコンパイラに依存関係を考慮させます。-gデバック情報の生成を有効にします。-nowarnjavacコンパイラから警告メッセージは発生しません。-O最適化コードを作成します。
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