jmqconfig - jBroker MQ構成ユーティリティ

jmqconfigは、jBroker MQサーバの構成です。

概要

jmqconfig <オプション> <ファイル 名>

オプションに使用できるコマンド:
    -help                このメッセージを出力します。
    -verbose             詳細モードで実行します。
    -load <ファイル名>    jBroker MQサーバの状態をファイルからロードします。
    -save <ファイル名>    jBroker MQサーバの状態をファイルに保存します。
    -user <ユーザ名>         サーバに接続するときのユーザ名。
    -password <パスワード>     サーバに接続するときのパスワード。
    -host <ホスト名>         サーバホスト(デフォルトはlocalhost)。
    -port <ポート番号>         サーバポート(デフォルトは3506)。

説明

jmqconfigプログラムは、jBroker MQ JMSサーバの構成を管理するユーティリティです。 このプログラムを使用すると、XMLファイルに記述されている構成でjBroker MQサーバをロードできます。 また、jBroker MQサーバの現在の構成をXMLファイルに保存することもできます。 XML構成ファイルは、ユーザ、グループ、ACL、および宛先(プロパティを含む)を記述します。

jBroker MQ構成ファイルの例は、次のとおりです。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<jbrokerMQ>
 <topics>
  <topic>
   <name>topic0</name>
   <property>
    <name>destination.maxUnconsumedMsgNum</name>
    <value>10000</value>
   </property>
  </topic>
 </topics>
</jbrokerMQ>

構成ファイルには、任意の数の宛先定義を含めることができます。各宛先のプロパティは、複数あることもあります。 XML構成ファイルの例については、ここを参照してください。

オプション

-help

コマンドシンタックスを出力します。

-verbose

構成ユーティリティを詳細モードで実行します。

-load <ファイル名>

指定ファイルに記述されている構成でjBroker MQサーバをロードできます。 このコマンドが正常に返されると、jBroker MQサーバには、XMLファイルに記述されているようにユーザ、グループ、ACLおよび宛先が含まれます。

-save <ファイル名>

jBroker MQサーバの構成を指定ファイルに保存します。 このコマンドが正常に返されると、実行中のjBroker MQサーバのユーザ、グループ、ACLおよび宛先がXMLファイルに保存されます。 注記: パスワードはファイルに保存されません。状態を別のjBroker MQサーバにロードする場合、まずパスワードを手動で編集する必要があります。

-user <ユーザ名>

jBroker MQサーバとの接続を作成する場合にユーザ名を使用します。

-password <パスワード>

jBroker MQサーバとの接続を作成する場合にパスワードを使用します。

-host <ホスト名>

<ホスト名>に指定したホストで実行しているjBroker MQサーバで構成をロードまたは保存します。

-port <ポート番号>

<ポート番号>に指定したポートで実行しているjBroker MQサーバで構成をロードまたは保存します。

JVMフラグ

-Jフラグを使用して、引数をjvmに渡すことができます。 ヒープサイズを250 MBに設定するには、次のコマンドラインを使用します。

   jmqconfig -J-Xms250m -load myConfig.xml

---

Copyright © 1998-2003, Novell, Inc. All rights reserved.