74.3 リモート接続のタイプを理解する

GroupWiseをリモートモードで実行する場合、モデム接続、ネットワーク(直接)接続、またはTCP/IP接続を介してオンラインGroupWiseシステムに接続できます。[リモートメールボックス更新]を使用してリモートメールボックスのセットアップを行うと、GroupWiseを現在実行している方法に基づいて、適切な接続が作成されます。既存の接続を変更したり、削除したりする他に、新規の接続を作成することもできます。

永続的なネットワークアクセスを備えていないコンピュータを、オフィスから離れたリモート所在地で使用することが多いとします。このような場合は、TCP/IP接続またはモデム接続を使用して、GroupWiseシステムに接続できます。モデム接続では、GroupWiseシステムのゲートウェイにダイヤルします。TCP/IP接続では、固有のIP (インターネットプロトコル)アドレスおよびポート情報を使用して、GroupWiseシステムに接続します。

オフィス内でもリモートを使用して、TCP/IP接続またはネットワークドライブマッピング経由でGroupWiseシステムに接続することもできます。これらの接続は、Groupwiseアドレス帳などの大量の情報をダウンロードするのに便利です。

詳細については、リモート接続を設定するを参照してください。

リモート接続の費用が高い場合、忙しい時間帯の後に接続したり、外出前にネットワーク接続でアドレス帳をダウンロードしたり、ダウンロードするメールを制限したり、要求が複数たまるのを待ってから接続したりするなどして費用と接続時間を抑えることができます。