47.20 詳細なアドレス帳オプション

次のセクションでは、コピーオプションの使用方法について説明します。

47.20.1 コピーオプションを定義する

[コピーオプション]を使用すると、アドレス帳のデータをクリップボードにコピーするときに使用する書式を選択できます。アドレス帳データは、クリップボードにコピーされると、仮想ビジネスカード(vCard)またはアドレス帳テキストとしてフォーマットされます。vCardには、アドレス帳に含まれる個人の識別情報がすべて含まれます。

コピー書式オプションには、[表示データ](ASCIIテキスト形式)とvCardデータ(.vcfストリーム形式)の2つがあります。書式を選択すると、標準のWindowsテキストコピー手順でコピーした(テキストを選択して<Ctrl>+<C>キーを押す) vCardデータをその形式で他のアプリケーション(個人情報マネージャやWebアプリケーションなど)に貼り付けて、特定のニーズを満たすことができます。

たとえば、表示されたテキストをHTMLエディタやワープロに貼り付けて、データベースにインポートしたり、差し込み印刷文書として書式設定したりできます。また、vCard形式でコピーする場合は、vCardエディタまたはビューアにデータを貼り付け、サウンドクリップ、グラフィック、またはその他のテキストを含めることができます。vCard標準をサポートする他のアプリケーションにインポートする場合、データを.vcfファイルとして保存することもできます。GroupWiseでは、vCard標準のバージョン2.1までサポートされています。

コピーに使用するテキスト形式を選択する:

  1. メインウィンドウで、ツールバーの[アドレス帳]ツールバーアイコンをクリックします。

  2. 編集>コピーオプションの順にクリックします。

  3. 必要なオプションをクリックします。

    表示データオプションを使用すると、テキストが「表示」テキストとしてコピーされます。vCardデータオプションを使用すると、テキストがvCardデータストリームとして表示されます。

  4. 現在の選択をデフォルトにするには、チェックボックスをオンにします。

  5. OKをクリックします。