47.9 他のユーザとアドレス帳を共用する

共用アドレス帳は[共用アドレス帳]アイコンアイコンで示されます。このアイコンは、アドレス帳で作成したかどうかによってやや異なります。

パーソナルアドレス帳は、他のユーザと共用することができます。他のユーザに対して、読み取り専用の権利や、またはアドレス帳の情報の読み取り、追加、編集、削除が行える権利を与えることができます。アドレス帳を共用するときは、共用を受諾または拒否できる旨を知らせる通知がユーザに送られます。

GroupWiseには、アドレス帳を共用できる受信者の数に制限がありません。同様に、共用アドレス帳に含めるエントリの数にも制限がありません。

メモ:システムパフォーマンスはGroupWiseを実行しているハードウェアの容量に依存しているため、アドレス帳を大勢のユーザと共用したり、共用アドレス帳に膨大な数のエントリが存在したりすると、パフォーマンス上の問題が発生する可能性があります。

  1. メインウィンドウで、ツールバーの[アドレス帳]ツールバーアイコンをクリックします。

  2. 共用するアドレス帳を右クリックして、共用をクリックします。

    アドレス帳が表示されていない場合は、ファイル>アドレス帳を開くの順にクリックして、アドレス帳を開いてください。

  3. 次のユーザと共用をクリックします。

  4. アドレス帳を共用するユーザの名前を入力し、ユーザの追加をクリックして、そのユーザを共用リストに追加します。

    ユーザ名がわからない場合、[アドレス帳]アイコンをクリックして、ユーザを検索して選択します。

    外部ドメインとアドレス帳を共用することはできません。

  5. 共用リスト内の各ユーザの名前をクリックし、そのユーザに、アクセスグループボックス内のアクセス権を割り当てます。

  6. 変更内容を保存してダイアログボックスを閉じるには、OKをクリックします。

    または

    ダイアログボックスを閉じずに変更内容を適用するには、適用をクリックします。

    OKまたは適用をクリックすると、アドレス帳を共用するユーザに通知が送られます。ステータス欄には、相手のユーザがアドレス帳の共用要求を受諾または拒否するまで、保留中と表示されます。受諾または拒否されると、その結果が反映されます。

    アドレス帳リストでは、共用アドレス帳は[共用アドレス帳]アイコンアイコンで示されます。

    アドレス帳を共用している各ユーザは、アドレス帳の欄をそれぞれ異なる方法で整列することができます。