4.1 名前補完機能に影響するクライアント設定

GroupWise Webと同期するクライアント設定がどのように効率化に役立つかを理解することが重要です。名前補完機能は、両方のアプリケーションで役立つようにクライアント設定を調整できる機能の1つです。

名前補完機能は、システムアドレス帳で常に有効になっており、変更できません。これは、GroupWiseクライアントの[頻繁な連絡先]でもデフォルトで有効になっていますが、クライアントまたはGroupWise Webで作成する新しいパーソナルアドレス帳のデフォルト設定は無効になっています。クライアントにログインしているときに、プロパティからこれらのパーソナルアドレス帳の両方の設定を変更できます。変更すると、それらの設定はGroupWise Webと同期されます。

これらのプロパティ設定は、[頻繁な連絡先]の自動保存オプションと組み合わせることで、システムアドレス帳にない名前に対して、名前補完機能が返す範囲を制限できます。[頻繁な連絡先]の名前補完機能と自動保存オプションに影響するアドレス帳プロパティの変更については、『GroupWiseクライアントユーザガイド』のアドレス帳のプロパティを設定するを参照してください。