97.1 メールボックスの保守を理解する
メールボックス保守アクションは、キャッシングメールボックス、リモートメールボックス、またはアーカイブなど、現在接続しているメールボックスに対して実行されます。[メールボックスを修復]機能は、キャッシングモード、リモートモード、またはアーカイブモードを使用している場合にのみメニューに表示されます。
オンラインモードでは、GroupWiseメールボックスはユーザが属しているポストオフィスにあり、オンラインメールボックスの保守は、そのユーザのGroupWiseアドミニストレータによって実行されます。その他のモードでは、使用しているGroupWiseクライアントの機能に応じて、いくつかの保守操作を実行できます。
アーカイブ: GroupWise項目をアーカイブすると、それらの項目は、ファイルのディレクトリの順にクリックして指定したディレクトリに保存されます。アーカイブを修復するには、 > の順にクリックして、アーカイブを開く必要があります。
> > >キャッシングメールボックス: キャッシングモードを使用する場合、キャッシングメールボックスは、キャッシングメールボックスの設定時に指定したディレクトリに保存されます。キャッシングメールボックスを修復するには、キャッシングモードで作業する必要があります。
リモートメールボックス: リモートモードを使用している場合、リモートメールボックスは、[リモートメールボックス更新]機能を使用してリモートメールボックスを作成したときに指定したディレクトリに保存されます。リモートメールボックスを修復するには、リモートモードで作業する必要があります。
これらのメールボックスのディレクトリには、それぞれ3つのデータベースが割り当てられています。
ユーザデータベース: ユーザデータベースには、クライアントオプションの設定、メッセージのポインタ、パーソナルグループ、パーソナルアドレス帳、およびルールが含まれています。
メッセージデータベース: メッセージデータベースには、GroupWise項目が含まれています。
ドキュメントデータベース: ドキュメントデータベースには、GroupWiseライブラリからアクセスするあらゆるドキュメントが含まれています。
メールボックスを修復する際には、メールボックスで発生している問題のタイプに応じて、修復するデータベースを選択できます。