6.4 イベントソース

管理者は[イベントソース]ページで、各イベントソースから受信するイベントのイベント時刻を決定する方法を設定できます。イベント時刻は、イベントソースからのタイムスタンプ(「信頼イベント時刻」)、またはIdentity Auditサーバからのタイムスタンプによって決定します。タイムスタンプは、検索結果を時間でソートした場合にイベントが表示される順序に影響します。またタイムスタンプは、レポートでの表示時間にも影響します。デフォルトではIdentity Auditサーバの時間が使用されます。

メモ:Identity Auditシステム内のすべてのコンピュータで時刻同期を維持するために、NTPサーバの使用をお勧めします。NTPサーバを使用できる場合は、アプリケーションのイベント時刻を信頼することをお勧めします。NTPサーバを使用できない場合は、すべてのアプリケーションについて、Identity Auditサーバの時間を使用することをお勧めします(デフォルト設定)。これによって、コンピュータ間の時間の差分が修正されます。

イベント時刻のオプションを変更するには:

  1. Identity Auditに管理者としてログインします。

  2. 画面の一番上にある[コレクション]リンクをクリックします。

  3. 画面の右側にある[環境設定]リンクをクリックします。

  4. [イベントソース]をクリックします。

  5. イベント発生元のアプリケーションのタイムスタンプを使用するアプリケーションをすべて選択します。

    その他のすべてのアプリケーションについては、Identity Auditサーバのタイムスタンプで、イベント発生元のアプリケーションのタイムスタンプが置き換えられます。

この変更内容は、新たに受信するすべてのイベントに対して直ちに反映されます。すでにキューに登録されているイベントについては、処理に時間がかかる場合があります。