Identity Auditのインストールを完全にクリーンアップするには、アンインストールスクリプトを実行してから、いくつかのクリーンアップ手順を手動で実行する必要があります。
Identity Auditサーバにrootとしてログインします。
Identity Auditサービスを停止します。
/etc/init.d/identity_audit stop
次のアンインストールスクリプトを実行します。
/opt/novell/identity_audit_1.0_x86-64/setup/root_uninstall_service.sh
Identity Auditのホームディレクトリとその内容を削除します。
rm -rf /opt/novell/identity_audit_1.0_x86-64
最後の手順は、novellユーザやグループに関連する情報を保持するかどうかによって異なります。
novellユーザに関連する情報を保持しない場合は、次のコマンドを実行して、ユーザ、ユーザのホームディレクトリ、グループを削除します。
userdel -r novell && groupdel novell
novellユーザとユーザのホームディレクトリを保持し、すべてのIdentity Audit関連の設定を削除するには、次の手順に従います。
~novell/.bashrc内のnovellユーザのプロファイルから、Identity Audit用の次の環境変数のエントリを削除します。
APP_HOME=/opt/novell/identity_audit_1.0_x86-64 export PATH=$APP_HOME/bin:$PATH
PostgreSQLファイル(~novell/.pgpass)からdbauserのエントリを削除します。*:*:*:dbauser:パスワード
メモ:dbauserパスワードは平文で表示されていますが、このファイルの内容を見ることができるのはnovellユーザとrootユーザだけです。これらのユーザは、Identity Auditサーバのすべての機能に対する完全なアクセス権を持っています。