22.1 プロビジョニング要求の環境設定プラグインについて

プロビジョニング要求定義を設定するには、iManagerでプロビジョニング要求の環境設定プラグインを使用する必要があります。このプラグインにより、プロビジョニング要求定義をプロビジョニングされたリソースに関連付け、関連ワークフローのランタイム特性を指定し、定義を有効にできます。このリリースでは、プロビジョニングされたリソースは、Identity Managerエンタイトルメントにマップされるようになっています。

メモ:また、アイデンティティボールトの属性に直接マップされているプロビジョニング要求定義を実行することもできます。ただし、インストールされているテンプレートはエンタイトルメントに基づくため、このタイプのリソースには対応していません。

プロビジョニング要求の環境設定プラグインは、iManagerの[Identity Manager]カテゴリ内にあります。このプラグインでは、[プロビジョニング要求の環境設定]の役割に[プロビジョニング要求]タスクが含まれています。[プロビジョニング要求]タスクは、次のパネルで構成されます。

パネル

説明

プロビジョニングドライバの選択

Identity Managerユーザアプリケーションのドライバを選択できます。ドライバには一連の事前展開済みのプロビジョニング要求定義が含まれているため、プロビジョニング要求の設定を開始する前にドライバを選択する必要があります。

プロビジョニング要求の環境設定

次の操作を実行できます。

  • 使用できるプロビジョニング要求定義を参照し、設定する定義を選択する。
  • 既存の定義に基づき、新しいプロビジョニング要求定義を作成する。
  • プロビジョニング要求定義のプロパティを設定する。
  • プロビジョニング要求定義をプロビジョニングされたリソースに割り当てる。
  • 関連ワークフロー内の各アクティビティについて、宛先とタイムアウト設定を編集する。

新しいプロビジョニング要求の作成または既存の要求の編集を選択すると、プラグインによりプロビジョニング要求の環境設定ウィザードが実行されます。