B.2 セッションタイムアウトの設定

サーバが非アクティブなセッションによってオーバーロードするのを防ぐため、Identity Managerユーザアプリケーションは、長時間非アクティブなままのユーザセッションをタイムアウトさせます。デフォルトのタイムアウト間隔は10分です。このデフォルト値を変更するには、ユーザアプリケーションWARファイルのWEB-INFフォルダ内にあるweb.xmlファイルを編集します。

セッションタイムアウト間隔の編集 WAR内のweb.xmlファイルに、<session-timeout>という要素があります(<session-config>要素の下にあります)。この要素により、セッションがタイムアウトになるまでの非アクティブな時間が指定されます。セッションタイムアウト間隔を設定するには、この要素の値を変更します。値は分単位で指定してください。

アラートメッセージの動作の制御 デフォルトでは、ユーザのセッションがタイムアウトになる際に、Identity Managerユーザアプリケーションによってアラートメッセージが表示されます。

説明:説明:図

ユーザが[OK]をクリックしてメッセージに応答しないと、セッションはタイムアウトになります。アラートメッセージはデフォルトで有効になっています。必要に応じて、これを無効にできます。さらに、ユーザがアラートメッセージに応答するまでの猶予時間を指定することもできます。

アラートメッセージの動作を制御するには、SessionTimeoutWarningPortletを設定する必要があります。このためには、次の図に示すように、ポートレット登録でポートレット初期設定を編集する必要があります。

説明:説明:図

ユーザがアラートメッセージに応答するまでの猶予時間を指定するには、[タイムアウトまでの秒数]の値を編集します。アラートメッセージを完全に無効にするには、[有効]の横にある[False]をクリックします。変更が終わったら、[設定の保存]をクリックします。