Identity Managerユーザアプリケーション: 管理ガイド

目的

本書では、次の機能を含む、Novell Identity Managerユーザアプリケーションの管理方法について説明します。

  • Identity Managerの識別セルフサービス機能
  • ワークフローベースのプロビジョニング機能(Identity Managerのプロビジョニングモジュールを追加した場合)

Identity Managerに含まれる他の機能の管理(すべてのパッケージに共通)については、『Novell Identity Manager: 管理ガイド』を参照してください。

対象読者

本書は、Identity Managerユーザアプリケーションの識別セルフサービス機能、またはワークフローベースのプロビジョニング機能の設定、展開、および管理を担当するシステム管理者、設計者、およびコンサルタントを対象としています。

これらの機能についてのエンドユーザ用のドキュメントは、『Identity Managerユーザアプリケーション: ユーザーズガイド』として提供されています。

前提条件

本書では次のことが前提となっています。

  • Identity Manager(および、必要に応じてIdentity Managerのプロビジョニングモジュール)をインストールしていること

これらの製品のインストール方法については、『Novell Identity Manager: インストールガイド』を参照してください。

  • Identity Managerの他の機能が適宜設定済みであること

『Novell Identity Manager: 管理ガイド』を参照してください。

このマニュアルの内容

次に、本書に記載されている内容の概要を示します。

パート

説明

セクション I, 概要

Identity Managerユーザアプリケーションについて説明し、組織におけるユーザアプリケーションの利用についてその計画立案を支援します。

セクション II, ユーザアプリケーション環境の設定

組織のニーズに合うように、Identity Managerユーザアプリケーション環境のさまざまな側面(ユーザアプリケーションドライバ、ディレクトリ抽象化レイヤ、およびログなど)を設定する方法について説明します。

セクション III, ユーザアプリケーションの管理

ユーザインタフェースの[管理]タブを使用して、Identity Managerユーザアプリケーションを設定および管理する方法について説明します。

セクション IV, ポートレット参照

Identity Managerユーザインタフェースで使用される識別情報およびシステムポートレットを設定する方法について説明します。

セクション V, プロビジョニング要求の設計と管理

Identity Managerのプロビジョニングモジュールを使ったプロビジョニングに必要なリソース、ワークフロー、および要求定義を設定、展開、および管理する方法について説明します。

メモ:このパートの内容は、Identity Managerのプロビジョニングモジュールをインストールしている場合にのみ当てはまります。

セクション VI, 付録

Identity Managerユーザアプリケーションに関する追加の参照情報(スキーマ拡張)とその他高度なトピック(アプリケーションアーカイブの設定)について説明します。

参照

その他の関連マニュアルおよびreadme情報については、NovellドキュメントサイトのIdentity Managerのページを参照してください。