10.3 ループバックサービスドライバ

ループバックサービスドライバは、購読者チャネルから同じドライバの発行者チャネルに送信されたすべての操作を転送するユーティリティドライバです。ループバックサービスドライバは、ポリシーに実装できるさまざまなカスタム動作を実装するために使用できます。

このドライバは、外部アプリケーションとは通信しません。購読者チャネルから同じドライバの発行者チャネルに操作が転送されます。

ループバックサービスドライバは、Identity Managerインストールプログラムを使用して[メタディレクトリサーバ]オプションをインストールするときに自動的にインストールされます。このドライバは、Identity Managerおよびリモートローダサービスによってサポートされているプラットフォームで稼動します。このドライバは、個別に起動する必要はありません。メタディレクトリエンジンをアクティブにすると、このドライバもアクティブになります。

このドライバの基本設定には、多くの情報は含まれていません。

ループバックドライバを設定する

  1. iManagerで、[Identity Managerユーティリティ]>[インポート環境設定]の順に選択します。

  2. ドライバセットを選択し、[次へ]をクリックします。

    このドライバを新しいドライバセットに配置する場合は、ドライバセット名、コンテキスト、および関連サーバを指定する必要があります。

  3. ドライバの環境設定をソートする方法を選択します。

    • すべての環境設定

    • Identity Manager 3.5環境設定

    • Identity Manager 3.0環境設定

    • IDMバージョンに関連付けられていない環境設定

  4. ループバックサービスドライバ]を選択して、[次へ]をクリックします。

  5. ドライバの名前を指定して、[次へ]をクリックします。

  6. ドライバの同等セキュリティを定義して、管理者の役割から複製を除外し、[次へ]をクリックします。

  7. サマリを読んで、[完了]をクリックします。