2.2 Identity Manager環境でのDirXML 1.1aドライバの管理

DirXML® 1.1a用に作成された既存のドライバは、Identity Managerでも引き続き動作します。

Identity Manager 3.5.1に付属のメタディレクトリエンジンは、古いドライバとの後方互換性を備えています(古いドライバシムと環境設定が最新の製品アップデートとパッチで更新されている必要があります)。このエンジンは後方互換性を備えているため、必要に応じて、変更を加えずにIdentity Managerサーバ上でDirXML 1.1aドライバを実行できます。

ただし、iManagerプラグインの後方互換性には制限があります。旧ドライバは[ドライバセットの概要]に表示できますが、ドライバを変換しなければドライバ設定は表示または編集できません。[ドライバセットの概要]でDirXML 1.1aドライバをクリックすると、ドライバがDirXML 1.1a形式であることがIdentity Managerプラグインによって検出され、ウィザードを使用してドライバを3.5形式に変換するように要求されます。

既存のドライバセットを変更しない場合は、ウィザードをキャンセルできます。

1.1a形式の1.1aドライバを編集するには、DirXML 1.1aプラグインを使用する必要があります。これを実行するには、1.1aプラグインがインストールされた別のiManager Webサーバを使用する必要があります。Identity Managerに付属しているIdentity Managerプラグインを使用する場合は、ドライバをIdentity Manager 3.5.1形式に変換してからドライバ設定を編集します。