12.6 詳細ポートレットの匿名アクセスの設定

作成ポートレットの完了後、または検索の実行後、匿名ユーザが詳細ポートレットにアクセスする場合があります。匿名ユーザやゲストユーザ専用の、特別な詳細ポートレットのインスタンスを設定することができます。匿名アクセス用のインスタンスを別に設定しない場合、匿名ユーザには、アイデンティティボールトオブジェクトの詳細にアクセスするにはログインする必要があることを知らせるメッセージが表示されます。ゲストアクセス専用のインスタンスを設定する代わりに、標準の詳細ポートレットの認証要件を変更することもできます。

匿名アクセス用に詳細ポートレットを設定する

  1. [管理]>[ポートレット管理]を選択します。

  2. 詳細ポートレットの新しいインスタンスを登録し、名前を指定します(例:公開用詳細)。

  3. 新しい詳細ポートレットのインスタンスを選択します。

  4. [設定]に移動します。[認証の要求]にFalseを設定します。

  5. Save Settings]をクリックします。

  6. [初期設定]で初期設定を必要に応じて変更します。たとえば、ビューモードや編集モードに表示するエンティティや属性を変更します。

匿名ユーザに、ログインしない状態での詳細情報の表示を許可する場合、ユーザがログインしておらず、編集権もないため、詳細ポートレットに[ユーザの編集][自分の情報の編集]は表示されません。匿名ユーザにログインを強制する場合、eDirectoryでコンテナ内の新規ユーザ用に設定されているポリシーセットにより、匿名ユーザの編集権が決められます。