9.1 統合アクティビティについて

統合アクティビティは、ワークフローが任意のWebサービスとデータを交換できるようにするアクティビティです。Webサービスに送信されたデータは、個別のワークフローを組織内外の他のシステムと統合できます。Webサービスから受信したデータは承認フォームの意志決定サポート情報を提供できます。

ワークフローからWebサービスにデータを移動して処理するには、フローデータ変数を作成します。統合アクティビティは、指定するWSDLドキュメントに基づいて、Webサービスとの連携のためのアクションモデルを自動的に作成します。

メモ:アクションモデルは、Novell® Integration Manager(旧称: Novell exteNd Composer)製品で利用可能な機能のサブセットです。

アクションモデルは、XMLドキュメントの処理とXMLデータソースとの通信に関する一連の指示を視覚的に表したものです。アクションモデルは、統合アクティビティ内のすべてのデータマッピング、データ変換、およびデータ転送を実行します。データをWebサービスに送信する前後にアクションモデルを編集して、データを操作することができます。そして、そのデータを統合アクティビティからフローデータ変数にマップして戻し、ワークフローで使用します。