7.6 1つのワークフローインスタンスによる複数の個人のプロビジョニング

1人の個人(チームマネージャなど)が、複数の個人(チームメンバーやグループなど)を1つのワークフローでプロビジョニングできるように、プロビジョニング要求定義を設定できます。プロビジョニング要求定義では、次のいずれかをプロビジョニングするように設定できます。

このタイプのワークフローを作成するには、プロビジョニング要求定義を通常どおりに作成します。[概要]パネルで、[フロー戦略]リストから[単一のフロープロビジョニングメンバ]を選択します。

7.6.1 ワークフローを使用するための基本手順

この節では、[単一のフロープロビジョニングメンバ]フロー戦略を利用するワークフローを使用するための基本手順について説明します。

  1. ユーザアプリケーション管理者としてユーザアプリケーションにログインします。

  2. [要求および承認]をクリックします。

  3. [チームリソースの要求]をクリックします。

  4. プロビジョニング要求が属するプロビジョニングカテゴリを選択し、[OK]をクリックします。

    人々の集団のアイコンでマークされたワークフローが表示されます。

  5. ワークフローの名前をクリックします。

    フォームが表示され、プロビジョニングする複数のユーザを次の3つの方法で選択できます。

    • 1人以上の受信者を指定する

    • グループを指定する

    • コンテナを指定する

  6. 受信者を指定して、[続行]をクリックします。

7.6.2 チームマネージャが使用するワークフローの設定

[単一のフロープロビジョニングメンバ]フロー戦略を使用したワークフローをチームマネージャが使用できるようにするには、次の追加設定手順を実行する必要があります。

  1. 管理者としてiManagerにログインします。

  2. [役割とタスク]で、[プロビジョニング環境設定]を選択します。

  3. [プロビジョニングチーム]を選択します。

  4. まだチームを設定していない場合は設定します。

  5. [プロビジョニング環境設定]の役割およびタスクを使用して[プロビジョニングチーム要求]を定義することにより、ワークフローをチームにバインドします。