3.2 ポリシーアーキテクチャの変更点

Identity Manager 3.5および3.5.1では、新しいポリシーアーキテクチャが採用されており、ドライバがポリシーを参照する方法に影響が生じます。3.5.1のドライバアーキテクチャによりIdentity Manager 3.5.1環境では機能が向上しますが、3.0.xのメタディレクトリエンジンで3.5.1のドライバ設定を実行することはできません。

ただし、Identity Manager 3.5および3.5.1で3.0xのドライバ設定を実行することはできます。3.0.xのドライバ設定を3.0.xと3.5.1の両方のメタディレクトリエンジンに関連付けている場合は、3.0.xドライバをアップグレードしないでください。3.0.xドライバ設定は3.5.1環境で動作しますが、Identity Manager 3.5以降のようには機能は向上しません。3.0.xドライバが3.5以降のメタディレクトリエンジンにのみ関連付けられている場合は、3.0.xドライバ設定を3.5.1にアップグレードすることをお勧めします。

ポリシーアーキテクチャおよび3.5.1へのドライバのアップグレードの詳細については、『Understanding Policies for Identity Manager 3.5.1』の「Upgrading Identity Manager Policies」を参照してください。