5.7 操作データキャッシング

必須の操作データキャッシングに使用できるメカニズムは、<operation-data>要素です。SecretStoreアカウントは<add>または<modify-password>コマンドのいずれかからプロビジョニングする必要があるため、スタティックでないデータキャッシングポリシーを実装する論理的な場所は、購読者コマンド変換ポリシー内になります。次の例に、一般的なSecretStoreのプロビジョニングにおける要素を示します。

<operation-data> <nss-sync-data> <nss-target-user-dn> cn=GLCANYON,ou=finance,o=Testco Financials </nss-target-user-dn> <nss-app-username>GCANYON</nss-app-username> <password><!-- コンテンツは非表示 --></password> <nss-passphrase-answer>50024222</nss-passphrase-answer> </nss-sync-data> </operation-data>

図 4-1で示したサンプルの財務部のシナリオでは、操作データのペイロードを入力するのに以下の値が必要です。