Ifローカル変数

ローカル変数をテストします。 実行されるテストは、指定された演算子によって異なります。

ポリシーで変数を使用する詳細については、「ポリシーコンポーネントの理解」を参照してください。

フィールド

名前

選択した条件をテストするローカル変数の名前を指定します。

演算子

条件のテストタイプを選択します。

演算子

次の場合Trueが返されます...

使用可能

ポリシー内にある以前のルールのアクションですでに定義されている、指定した名前のローカル変数があります。

使用不可

「使用可能」の場合Falseが返されます。

等しい

指定した名前のローカル変数があり、その値が、指定された比較モードを使用して比較すると、指定された値と同じになります。

等しくない

「等しい」の場合Falseが返されます。

より大きい

指定した名前のローカル変数があり、その値が、指定された比較モードを使用して比較すると、条件の内容より大きくなります。

より大きくない

「より大きい」または「等しい」の場合Falseが返されます。

より小さい

指定した名前のローカル変数があり、その値が、指定された比較モードを使用して比較すると、条件の内容より小さくなります。

より小さくない

「より小さい」または「等しい」の場合Falseが返されます。

選択演算子に定義されている値を含みます。この値は条件によって使用されます。各値で変数の拡張がサポートされています。詳細については、変数の拡張を参照してください値フィールドが含まれる演算子は次のとおりです。

  • 等しい

  • 等しくない

  • より大きい

  • より大きくない

  • より小さい

  • より小さくない

比較モード

条件は、比較が実行される方法を示す比較モードパラメータを持っています。

モード

説明

大文字と小文字の区別あり

1文字ずつ比較する(大文字と小文字の区別あり)。

大文字と小文字の区別なし

1文字ずつ比較する(大文字と小文字の区別なし)。

正規表現

正規表現が文字列全体に一致します。デフォルトで「大文字と小文字の区別あり」と設定されていても、式の中でエスケープすることで変更できます。

SunのWebサイトを参照してください。

[パターン]のオプションにはCASE_INSENSITIVE、DOTALL、およびUNICODE_CASEが使用されますが、適切な埋め込みエスケープを使用して逆の意味を指定することができます。

ソースDN

ソースデータストアのDNのフォーマットに対する適切なセマンティックを使用して比較します。

ターゲットDN

ターゲットデータストアのDNのフォーマットに対する適切なセマンティックを使用して比較します。

数値

数値で比較します。

バイナリ

バイナリ情報で比較します。

比較モードパラメータが含まれる演算子は次のとおりです。

  • 等しい

  • 等しくない

  • より大きい

  • より大きくない

  • より小さい

  • より小さくない

この例では、役職に基づいて、ユーザオブジェクトを適切なグループ(従業員またはマネージャ)に追加します。必要に応じてグループも作成し、そのグループに同等のセキュリティを設定します。これは「Govern Groups for User Based on Title Attribute」というポリシーで、NovellサポートWebサイトからダウンロードできます。詳細については、「Identity Managerポリシーのダウンロード」を参照してください。ポリシーをXMLで表示するには、003-Command-AddCreate-Groups.xmlを参照してください。

マネージャグループの作成用ポリシー

このポリシーには、互いに依存する5つのルールが含まれています。

グループの存在およびは位置をテストするためのローカル変数

Ifローカル変数の条件を動作させるため、最初のルールで4つのローカル変数が設定され、グループとそのグループの配置場所がテストされます。

ローカル変数

ルールが検索する条件では、ローカル変数manager-group-infoが使用可能かどうか、およびこの変数がグループと等しくないかどうかが確認されます。これらの条件が満たされると、グループのターゲットオブジェクトが追加されます。