3.5 引数の作成

引数ビルダでは、動的なグラフィカルインタフェースによって、ポリシービルダで使用する複雑な引数の式を作成できます。引数ビルダにアクセスするには、引数ビルダを参照してください。

引数はアクションによって動的に使用されるもので、実行時に展開されるトークンから派生します。

トークンは、名詞と動詞の2つに分類できます。名詞トークンは、現在の操作、ソースやターゲットのデータストア、または外部ソースなどから派生する値を展開します。動詞トークンは、そのトークンのサブオーディネイトにある他のトークンの結果を変更します。

式を定義するには、値、オブジェクト、変数などの名詞トークンを1つ以上選択し、これらを「部分文字列」、「エスケープ」、「大文字」および「小文字」などの動詞トークンと組み合わせ、引数を作成します。複数のトークンを組み合わせることで、複雑な引数を作成できます。

図 3-3 引数ビルダ

たとえば、引数を属性値に設定する場合は、属性の名詞を選択してから、属性名を選択します。

  1. 名詞トークンのリストから[属性]をダブルクリックして、選択します。

    属性トークン
  2. エディタ]フィールドで属性名を参照して選択します。

    [エディタ]フィールド

    この属性の一部だけを使用する場合は、属性トークンを部分文字列トークンと組み合わせます。式は、名字属性全体と組み合わせた名前属性に対して部分文字列の長さ1を表示します。

    部分文字列トークン

名詞または動詞を追加した後は、エディタを使用して値を入力してから、次の名詞または動詞を追加できます。変更を適用するために[式]ペインを更新する必要はなく、次の操作を実行すれば変更は反映されます。

名詞トークンおよび動詞トークンの詳細リファレンスについては、名詞トークンおよび動詞トークンを参照してください。引数ビルダの詳細については、引数ビルダを参照してください。