6.3 スキーママッピングポリシーのテスト

Designerには、ポリシーシミュレータと呼ばれるツールが付属しています。生産環境に実装せずにポリシーをテストできます。スキーママッピングエディタからポリシーシミュレータを起動して、変更後のポリシーをテストできます。

ポリシーシミュレータにアクセスしてスキーママッピングポリシーをテストするには

  1. ツールバーの[ポリシーシミュレータの起動]アイコンポリシーシミュレータの起動をクリックします。

  2. 識別ボールトへ]または[識別ボールトから]をスキーママップポリシーのシミュレーションポリシーとして選択します。

  3. Import (インポート)]を選択し、イベントをシミュレートするファイルを参照して選択します。

  4. ファイルを選択して、[開く]をクリックします。

    この例では、com.novell.designer.idm.policy\simulation\add\user.xmlファイルを使用して、ユーザオブジェクトの「追加」イベントをシミュレートします。

    ポリシーシミュレータに、ユーザの「追加」イベントの入力ドキュメントが表示されます。

  5. 次へ]をクリックして、シミュレーションを開始します。

    シミュレーションの選択

    ポリシーシミュレータに、追加イベントのログ、出力ドキュメント、および入力ドキュメントと生成された出力ドキュメントの比較が表示されます。

  6. トレース]タブを選択して、DSTRACEに表示されるとおりの追加イベントの結果を表示します。

    [トレース]タブ

    ログのクリア]をクリックし、[繰り返し]をクリックして、新しいトレースログでシミュレーションを再び実行します。

  7. 出力]タブを選択し、入力ドキュメントに対して実行されるスキーママップポリシーから生成される出力ドキュメントを表示します。この例では、ユーザの追加イベントです。

    [出力]タブ

    入力および出力ドキュメントを編集した後で、[名前を付けて保存]をクリックして出力をXMLファイルで保存します。

  8. Compare (比較)]タブを選択して、入力ドキュメントのテキストと、生成されたドキュメント(出力ドキュメント)を比較します。

    [比較]タブ
  9. Repeat (繰り返し)]をクリックして、別の入力ドキュメントを選択し、イベントの結果を表示します。

  10. スキーママッピングポリシーのテストが済んだら、[終了]をクリックして、ポリシーシミュレータを閉じます。