一意の名前

フィールド

属性名

一意性をチェックする属性の名前を指定します。

スコープ

一意性をチェックするスコープを指定します。オブジェクトはサブツリーまたは従属です。

検索の開始

検索を開始するポイントを選択します。開始ポイントは、データストアのルートにするか、DNで指定するか、または関連付けにすることができます。

パターン

引数ビルダを使用して一意の値を生成する場合に使用するパターンを指定します。

カウンタの使用

カウンタをいつ使うかを選択します。オプションは次のとおりです。

• 常に

• never

• fallback

カウンタパターン

カウンタとともに使用するパターンを選択します。オプションは次のとおりです。

• first

• last

• all

開始

カウンタの開始値です。

桁

カウンタの桁の幅を指定します。デフォルトは1です。［カウンタに先行ゼロを埋め込む］オプションは、桁長を一致するためにプリペンドされます。たとえば、桁数を3に設定すると、1桁の値には001、002などのように0が付加されます。

名前を構成できなかった場合

一意な名前を構成できなかった場合に実行するアクションを選択します。オプションは次のとおりです。

• 無視、空を返す

• 警告を生成、空の名前を返す

• エラーを生成、現在のトランザクションを中断

• 致命的なエラーを生成、ドライバをシャットダウン

備考

各<arg-string>要素は、指定された名前を生成するために使用されるパターンを提供します。

指定された名前は、<arg-dn>要素または<arg-association>要素を消えるオンベースとしておよびスコープをクエリのスコープとして使用してターゲットデータストアに対して名前属性内の値に対するクエリを実行することによってテストされます。ターゲットデータストアが識別ボールトであり、名前が省略されている場合は、擬似属性「[Entry].rdn」に対して検索が実行されます。これは、命名属性が何であるかにかかわらず、オブジェクトのRDNを示します。ターゲットデータストアがアプリケーションの場合、名前は必須です。

パターンは、counter-useとcounter-patternで示されるカウンタを使用して、または使用しないでテストできます。パターンをカウンタを使用してテストする場合、パターンは名前が見つかるまで付加されたカウンタで繰り返しテストされます。インスタンスが返されない場合、カウンタを使い果たします。カウンタの開始値は、counter-startで指定され、カウンタの最大値は、counter-digitsで指定される最大桁数として指定されます。桁数が指定された値より小さい場合、counter-pad属性が「False」に設定されている場合を除き、カウンタの右側にゼロが埋め込まれます。カウンタを指定した桁数で表すことができない場合、カウンタは使い果たされたと考えられます。

指定された名前が一意なものだと判断されると、名前のテストは終了し、一意な名前が返されます。

指定された名前の順番は次のようにテストされます。

指定されたパターンとカウンタの組み合わせすべてが消費された場合は、on-unavailableによって指定されたアクションが実行されます。

例

次に示すのは、一意の名前引数を作成するときの［エディタ］ペインの例です。

次のパターンは、一意の名前を提供するために作成されました。

このパターンで一意の名前を生成しない場合は、数値が1つ追加され、指定された桁数になるまで増分されます。この例では、エラーが発生するまで、数字を追加することで一意の名前が99つ生成されます(パターン1からパターン9)。