XMLテキストの追加

XPath式で選択された要素のセットに、指定したテキストを追加します。 [XPath式の前]が指定されていない場合は、選択した要素の既存の子の後にテキストが追加されます。[XPath式の前]が指定されている場合は、式で選択された各要素と比較して評価され、手前に挿入する子が決められます。[XPath式の前]により、空のノードセットまたは選択した要素の子を含まないノードセットが評価される場合は、テキストは既存の子の後に追加されます。それ以外の場合は、テキストは、「before」で選択されたノードセット内にあり、選択されたノードの子である各ノードの前に挿入されます。

フィールド

XPath式

新しい要素の追加先になる要素を含むノードセットを返すXPath 1.0の式を指定します。

XPath式の前

XPath 1.0式を指定します。この式は、テキストが手前に挿入される子ノードを含むノードセットを返す式で選択された各ノードと比較して評価されます。

文字列

追加するテキストを指定します。

備考

ポリシーとともにXPath式を使用する方法の詳細については、『 Understanding Policies for Identity Manager 3.5.1 』の「 XPath 1.0 Expressions 」を参照してください。

Novell Credential Provisioning Policies for Identity Manager 3.5.1』を実装している場合は、XPath式の条件を使用する購読者コマンド変換ポリシーのサンプルが用意されています。サンプルファイルはSampleSubCommandTransform.xmlという名前です。Identity ManagerメディアのDirXML Utilitiesフォルダに格納されています。詳細については、『 Novell Credential Provisioning Policies for Identity Manager 3.5.1 』の「 Example Credential Provisioning Policies 」を参照してください。XML形式でポリシーを参照するには、SampleSubCommandTransform.xmlを参照してください。

この例ではNovell SecureLoginまたはNovell SecretStoreアプリケーションユーザ名を検索するために、[XMLテキストの追加]アクションを使用します。アプリケーション名を取得することで、ユーザオブジェクトがプロビジョニングされるとき、ユーザオブジェクトに対して資格情報を設定することができます。

SecureLoginまたはSecretStoreアプリケーションユーザ名を検索するポリシー
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