13.3 iManagerのアップグレード

Identity Managerプラグインの更新された機能を使用できるようにiManagerをアップグレードする必要があります。

iManagerは、WindowsまたはLinuxにのみインストールできます。メタディレクトリサーバがSolarisにインストールされている場合、iManagerを別のサーバにインストールする必要があります。

iManager 2.6の以前のバージョンをインストールしている場合、次の手順ではiManagerをアップグレードできません。『Novell iManager 2.7 Installation Guide』で説明されている正しいアップグレード手順を使用してください。

iManagerをアップグレードするには

  1. (オプション)Linux上にインストールする場合、インストールを起動する前にrootでログインします。

  2. ご利用のプラットフォームでIdentity Managerのインストールメディアにアクセスします。

  3. ご利用のプラットフォームに適したiManagerのインストールを起動します。

    • Linux: IDM4.0_Lin/products/iManager/installs/linux/iManagerInstallLinux.bin

      バイナリを実行するために、「./iManagerInstallLinux.bin」とインストールディレクトリで入力します。

    • Windows: IDM4.0_Win:\product\iManager\installs\win\iManagerinstall.exe

  4. iManagerをインストールする際に使用する言語を選択します。

  5. 使用許諾契約書の条項を確認し、同意します。

  6. Novell iManager 2.7、Tomcat、およびJVMをインストールするように選択します。

  7. [OK]をクリックし、iManagerの以前のバージョンとともにインストールされているTomcatの古いバージョンを削除します。

  8. [はい]を選択してプラグインをダウンロードします。

  9. デフォルトの場所にアクセスし、プラグインをダウンロードします。

  10. デフォルトで選択されたプラグインをインストールするように選択します。

  11. ローカルディレクトリからプラグインをインストールするように求められたら、[いいえ]を選択します。

  12. Tomcatが実行されるHTTPポートを指定します。デフォルトでは、8080です。

  13. Tomcatが実行されるSSLポートを指定します。デフォルトでは、8443です。

  14. 選択内容を確認し、[OK]を選択してアップグレードを実行します。

  15. インストールが完了したら、Tomcatを再起動して変更を確認します。