Novell Identity Manager 4.0.1 Readme

2011年4月15日

このドキュメントでは、Novell Identity Manager 4.0.1の既知の問題について説明します。

1.0 Readme情報

このreadmeの最新バージョンは、Novell Identity ManagerオンラインマニュアルWebサイトから入手できます。

2.0 マニュアル

このReadmeには、Identity Managerバージョン 4.0.1の既知の問題が含まれています。このReadmeに加えて、Designer 4.0.1とDesigner 4.0.1向けの次のReadmeが別途利用可能です。

以下の製品については、追加のマニュアルリソースも用意されています。

3.0 既知の問題

次の項では、製品のリリース時点で確認されている問題について説明します。

3.1 Identity Manager 4.0.1 Frameworkのインストーラに関する問題

Identity Manager Frameworkのインストーラをインストールする際に次の問題が発生する可能性があります。

3.1.1 Windowsにおいて、Identity Managerをから4.0.1にアップグレードしても、Identity Manager 3.5.1のNovell Identity Manager接続システムが[プログラムの追加と削除]から削除されない

3.1.2 Windowsにおいて、パスにスペースが含まれていると、Identity Manager 4.0.1 Frameworkのインストーラが指定した場所にインストールファイルを配置しない

3.1.3 読み取り専用/usrパーティションが含まれるSolarisゾーンにLinux/UNIX双方向ドライバをインストールできない

読み取り専用/usrパーティションが含まれるSolarisゾーンにはLinux/UNIX双方向ドライバをインストールできません。インストール用のドライバを選択すると、Identity Manager 4.0.1 Frameworkのインストーラがエラーを報告します。

3.1.4 Identity Managerのインストール中に[Restore default (デフォルトの復元)]ボタンが機能しない

Identity Managerのインストール中に、後続のページからの[Installation Location (インストールの場所)]ページに戻ると、[Restore Default (デフォルトの復元)]ボタンが期待したとおりには動作しません。

3.1.5 [プログラムの追加と削除]リストには、正しくないIdentity Managerのバージョンが表示されています。

WindowsマシンにIdentity Manager 4.0.1がインストールされた後で、[プログラムの追加と削除]リストのIdentiy Managerエントリの下の[Click here for support information(ここをクリックしてサポート情報を表示)]をクリックすると、Identity Manager 4.0が表示されます。

マシンに展開されている正しいIdentity Managerのバージョンを確認するには、DxCMDコマンドを実行します。

3.2 Identity Manager 4.0.1統合インストーラに関する問題

Identity Manager統合インストーラを使用する際に次の問題が発生する可能性があります。

3.2.1 UNCパスを使用すると、WindowsへのIdentity Manager 4.0.1統合インストーラのインストールが失敗する

Identity Manager 4.0.1の統合インストーラを使用する場合、UNCパスを使用してインストールおよび設定できません(例: \\myserver\share\Identity_Manager_4.0.1_Windows_Enterprise)。

この問題を回避するには、実際にマップされたドライブを作成します。

3.2.2 Identity Managerのリモートデスクトップによるインストールが不規則に失敗する場合がある

Identity Managerのインストールは、リモートデスクトップからインストールしている場合は、エラーメッセージを表示して、失敗する場合があります。リモートデスクトップ接続は実際の物理的なアクセスよりも速度が遅いため、インストールプロセスがローカル参照の取得に失敗し、インストールも失敗します。

この問題を回避するには、サーバの実際の接続(物理接続)、またはVNC接続を使用してIdentity Managerをインストールします。

3.2.3 統合インストーラによってログサーバがlogevent.cfgファイルに追加されない

Roles Based Provisioning ModuleまたはIdentity Reporting Moduleのいずれかが設定される場合、WindowsおよびLinuxプラットフォーム上ではlogevent.cfgが変更されます。Roles Based Provisioning ModuleまたはIdentity Reporting Moduleが設定されていない場合、個々のインストーラを使用してeDirectory、Identity Manager、および役割マッピング管理者の監査を有効にします。詳細については、『Identity Manager Roles Based Provisioning Module 4.0.1ユーザアプリケーション: 管理ガイド』の「ログの設定」を参照してください。

3.2.4 セカンダリサーバの追加前にサーバ状態のチェックが行われていない

統合インストーラは、セカンダリサーバの追加前にヘルスチェックを実行しません。

統合インストーラを使用してセカンダリサーバを追加する場合は、ndscheckを実行してください。Windowsで、<install loccation>\NDSの場所からndscheckを実行します。Linux/Solarisでは、それを/opt/novell/eDirectory/bin/ndscheckディレクトリから実行します。必須パラメータを指定し、以下のとおりコマンドを実行します。

ndscheck [-h <hostname port]>] [-a <admin FDN>] [[-w <password>]

メモ:Windowsでndscheckを実行すると、eMboxの警告が画面上に表示されます。これらの警告をヘルスチェックの失敗として取り扱わないでください。それらは無視しても安全です。

3.3 リモートローダ

リモートローダを使用すると、次の問題が発生する場合があります。

3.3.1 リモートローダコンソールヘルプページがWindows Server 2008 Coreで表示されない

Windows Server Coreのリモートローダコンソールで[ヘルプ]をクリックすると、該当するヘルプページが表示されません。

この問題を回避するには、マシンにブラウザをインストールして(たとえば、Internet Explorer)、リモートローダコンソールで[ヘルプ]をクリックします。

3.3.2 32ビットおよび64ビットリモートローダーが共存する場合、監査イベントは生成されません。

32ビットおよび64ビットの両方のリモートローダーを同じマシン上に置くことにした場合、監査イベントは64ビットリモートローダーでのみ生成されます。32ビットリモートローダでは、イベントはlcacheファイルにログされません。

32ビットと64ビットローダが共にインストールされるとき、イベントは64ビットlcacheにログされ、32ビットリモートローダは監査イベントをログできません。エラーメッセージ「Agent already running error(エージェンがすでにエラーを実行中です)」が表示されます。

しかし、32ビットリモートローダをインストールする前に64ビットリモートローダがインストールされた場合、イベントは32ビットlcacheにログされます。これにより、64ビットリモートローダはイベントをログしません。32ビットと64ビットのlcachesは同じマシンでは動作しません。

この問題を回避するには、32ビットと64ビットのリモートローダを同じマシンにインストールしないでください。

3.4 エンジン

Identity Managerを使用すると、次の問題が発生する場合があります。

3.4.1 Identity Manager 4.0.1がSolaris 10で、散発的に実行できないリンクエラーを報告する可能性がある

Solaris 10でIdentity Manager 4.0.1を開始すると、実行できないリンクエラーが散発的に発生する可能性があります。

この問題を回避するには、/opt/novell/eDirectory/lib/に移動し、以下のゼロサイズファイルを手動で削除します。

  • libjclnt.so

  • libjclnt.so.0

3.4.2 仮想マシン上でeDirectoryを開始するときに、Identity ManagerはJNI_CreateJavaVMからのエラーのため、ロードできないことがあります。

この問題は、仮想マシンでのみ発生します。

この問題を回避するには次の手順に従ってください。

  1. eDirectoryを再起動します。

  2. 障害が続く場合、JVMの最小ヒープサイズを小さくします。

  3. eDirectoryを再起動します。

3.4.3 テレメトリジョブの有効化または無効化は、ドライバセットのサーバが異なると失敗します。

テレメトリジョブは実行するように設定されたサーバからのみ有効化または無効化してください。

実行のために設定されたサーバと異なるサーバから有効化または無効化する場合は、有効化/無効化されない場合があります。その他のサーバで無効化する場合でも、実行が継続される場合もあります。

3.5 ドライバ

Identity Managerドライバを使用すると、次の問題が発生する場合があります。

3.5.1 3.5.1以前のバージョンからバージョン3.5.1以降へのJDBCドライバアップグレードが失敗する

この問題は、MySQLでのみ報告されています。3.5.1以前のバージョンからバージョン3.5.1以降へJDBCドライバをアップグレードする際、アップグレード操作が失敗します。

次のいずれかの理由で操作が失敗します。

  • このドライバはテーブルのメタデータを読み取るのために、mysql-connector-java-3.1.11-bin.jar ドライバクラスを使用できません。

  • クラスJDBMKeyComparatorserialVersionUIDがアップグレード後に変更されたため、状態ファイルから情報を取得できませんでした。

この問題を回避するには、以下のいずれかのアクションを使用してください。

  • サードパーティドライバクラスをmysql-connector-java-3.1.11-bin.jarからmysql-connector-java-5.1.6-bin.jarにアップグレードします。

  • 状態ファイルを削除して、ドライバを再起動します。

3.5.2 Linux上のDesigner内でドライバを作成または設定している際にオプションを選択できない

ドライバの作成時または設定時に、ドロップダウンオプションを選択できないことがあります。この問題を回避するには次の手順に従ってください。

  1. ドロップダウンメニューをクリックし、目的のオプションが強調表示されるまでマウスの左ボタンを押したままにします。

  2. マウスの左ボタンを放してオプションを選択します。

3.6 Identity Reporting Module

Identity Reporting Moduleを使用すると、次の問題が発生する場合があります。

3.6.1 IPアドレスがManaged System Gateway Driver向けに変更されていない場合、接続システムのエンドポイントにアクセスできない

接続システムのエンドポイントにアクセスするには、統合インストーラがインストールされているマシンの正しいIPアドレスを、Managed System Gateway Driverの[Driver Configuration (ドライバ環境設定)]>[Connection Parameters (接続パラメータ)]セクションに指定します。

3.6.2 Identity Reporting ModuleとRBPMを別々に設定するとエラーが表示される

Identity Reporting ModuleとRoles Based Provisioning Moduleが別々に設定されている場合、統合インストーラが次のエラーを表示します。

'Failed to load users/passwords/role files'

この問題を回避するには、Identity Reporting Moduleをインストールする前にJBossを停止するか、Identity Reporting Moduleをインストールした後にJBossを再起動します。

3.6.3 役割の割り当て中、データベースのカラムに入力されない

ユーザがロールを割り当てる場合、idmrpt_idv_identity_trustテーブル内のrequest_dateカラムにデータが入力されません。この項目の障害番号は、633206です。

3.6.4 拡張属性を削除しても拡張属性テーブルに反映されない

データ収集サービスのドライバフィルタポリシーに追加された属性を削除すると、属性が拡張属性テーブル(属性を追跡するidmrpt_ext_attr)から削除されず、データがidmrpt_ext_item_attrテーブルから削除されません。この項目の障害番号は、633209です。

3.6.5 表示オプションを1週間に設定すると、カレンダが今日に移動しない

Firefoxで、[表示オプション]が カレンダページに1週間を表示するように設定されている場合、[今日]ボタンをクリックした場合に、今日のスケジュールが表示されません。代わりに、今日から1週間先の日にちが表示されます。[カレンダ]ページで今日のスケジュールを表示するには、上矢印を押して1週間戻ります。この問題は、Internet Explorer上では発生しません。

3.6.6 EASのインストールを実行する前に、時計を正しく設定する必要がある

イベントの監査サービス(EAS)のインストールプログラムを実行する前に、時計が正しい時刻に設定されていることを確認する必要があります。時計が正しく設定されていない場合、EASがイベントをキャプチャできません。

3.6.7 Reporting Moduleのインストールによってlogevent.confファイルが上書きされてしてしまう場合がある

次のような状況では、Reportingのインストール中、プロンプトが表示されることなくlogevent.confが上書きされます。

  1. すでに/etc/の中にlogevent.confファイルが存在する。

  2. EASが同じマシン上にインストールされている。

  3. Reportingのインストール時に、localhostの値に置き換えて、EASサーバマシンの実際のIPアドレスを入力している。

この問題を回避するには、インストールの完了後、手動で/etc/logevent.confファイルを更新します。

3.6.8 EASがリモートに存在する場合、Reporting ModuleのインストールによってPostgreSQL JDBCのJARファイルが正常に書き込まれない

EASがリモートでインストールされている状況で、Identity Reporting Moduleのインストール時にEASへの接続をテストする場合、インストールを実行する前に選択したインストールディレクトリの親ディレクトリが存在する必要があります。親ディレクトリが存在しないと、接続をテストするのに使用されるJDBCのJARファイルを書き込むためのインストールディレクトリを作成できません。たとえば、Identity Reporting Moduleを/opt/novell/IdentityReportingにインストールする場合、インストール開始前にディレクトリ /opt/novellが存在することを確認する必要があります。

3.6.9 管理対象システムのゲートウェイドライブの収集状態は、SEでアクティブです。

RBPMとIdentity Reporting ModuleがAE .isoファイル、およびSEツリーに接続されるツリーから設定される場合、管理対象システムゲートウェイドライバの収集状態は、アクティブではならないときに、アクティブになります。このバグは、以下の混合モードのシナリオでのみ発生します。

  1. メタディレクトリサーバは、1台のマシンのSE .isoファイルからインストールされます。

  2. RBPMおよびレポーティングは、以前インストールされたSEツリーに接続を試みる別のマシン(RemoteIDVaultシナリオ)のAE .isoファイルから設定されます。

レポーティングモジュールがAE .isoファイルから設定されるため、管理対象システムゲートウェイドライバを設定しようとし、管理対象システムゲートウェイドライバ登録パラメータはデータ収集サービスドライバで[はい]に設定されます。

3.6.10 IDMRPT_CORE warの展開は、JBossで失敗する場合があります。

IDMRPT_CORE warの展開は、メモリの問題で、JBossアプリケーションサーバで失敗することが時々あります。 初期インストールの後、または新規レポートのインポート中のスタートアップ時にのみ、この問題が発生します。サーバコンソールの以下のエラーメッセージを探してください。

***********Server Error Log******************
16:45:02,440 INFO  [[/IDMRPT-CORE]] Marking servlet OsgiBridge as unavailable
16:45:02,441 ERROR [[/IDMRPT-CORE]] Servlet /IDMRPT-CORE threw load() exception
java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space

...

*******************************************

2種類のメモリの問題があり、解決法は異なります。

3.6.10.1 ZipFileメモリ不足の問題

残念ながら、Novellはこの問題を修正できません。

この情報では、以下に類似するエラーが見つかる可能性があります。ほとんどの場合、以下のとおり、JVMのクラッシュの後に発生します。

java.lang.OutOfMemoryError
    at java.util.zip.ZipFile.open(Native Method)
    at java.util.zip.ZipFile.<init>(Unknown Source)
    at java.util.zip.ZipFile.<init>(Unknown Source)
    at
org.jboss.virtual.plugins.context.zip.ZipFileWrapper.ensureZipFile(ZipFileWrapper.java:175)
    at
org.jboss.virtual.plugins.context.zip.ZipFileWrapper.openStream(ZipFileWrapper.java:213)
    at
org.jboss.virtual.plugins.context.zip.ZipEntryContext.openStream(ZipEntryContext.java:1082)
    at
org.jboss.virtual.plugins.context.zip.ZipEntryHandler.openStream(ZipEntryHandler.java:153)
    at org.jboss.virtual.VirtualFile.openStream(VirtualFile.java:230)
    at
org.jboss.classloading.spi.vfs.policy.VFSClassLoaderPolicy.getResourceAsStream(VFSClassLoaderPolicy.java:483)

これは、マシンで使用可能なシステムメモリが、製品を実行するのに十分でないことを示します。メモリを増やすか、一部の不必要なサービスの実行を停止してください。アプリケーションサーバについて、-Xmxだけjavaヒープサイズを増やしても助けになりません。

3.6.10.2 Javaヒープメモリ不足の問題

固有のJBossを使用する場合、製品を使用するにはまず、以下のとおりHibernateをアップグレードする手順に従う必要があります。

  1. JBossを停止します。

  2. Hibernate jarsをバックアップします。

    <jboss>/common/lib」フォルダに進み、「hibernate」で始まるすべての jars を「<jboss>」フォルダの外部のバックアップ場所に移動してください。

  3. Hibernate Webサイトに進み、Hibernate 3.6.1をダウンロードする指示に従ってください。

  4. Hibernateを解凍し、「hibernate3.jar」ファイルを「<jboss>/common/lib」にコピーします。

  5. JBossを起動します。

メモ:Hibernateをアップグレードしない場合、レポーティングモジュールは正しく開始されない場合があります。Hibernateのアップグレードは、同じJBossで実行中のIdentity Manager以外のアプリケーションに影響を与えます。

3.6.11 有効な証明書は変換されない

この問題は、WebSphereでのみ発生しています。

レポーティングモジュールにアプリケーションを追加するときには、有効な証明書が適切に変換されていない可能性があることに気がつかれることがあります。以下のアクションは、この問題を発生させる場合があります。

  1. Identityレポーティングモジュールに有効な資格情報でログインしてください。

  2. [アプリケーション]ページに進み、[アプリケーションの追加]ボタンをクリックします。

  3. すべての必須フィールドに書き込み、[SSL]チェックボックスを選択し、[テスト]をクリックして証明書を検索します。

証明書は変換されるはずですが、変換されません。

この問題を回避するには、証明書の内容を簡単にフォームのテキスト領域にコピーぺアンドペーストすることができます。

3.6.12 ユーザがRBPMとiManagerの両方に追加されている場合、レポートは空の場合があります。

RBPMとiManagerの両方にユーザが追加されると、これらのユーザはidmrpt_idv_acctテーブルのデータベースで更新されます。しかし、以下のレポートはサーバ間で時間が同期されない場合、空である場合があります。

  • IDVユーザレポート

  • IDVユーザステータス

  • IDVパスワード

メタディレクトリおよびレポーティングサーバーが異なるマシン上で実行されている場合、メタディレクトリサーバーのタイムスタンプ値がレポーティングサーバーのタイムスタンプ値よりも前である場合に問題が発生します。ユーザアカウントのタイムスタンプ値(有効な時間)は、メタディレクトリタイムスタンプで更新されます。レポーティングサーバー時間がユーザーアカウントの有効な時間と一致するまで、レポートのデータを取得できません。

サーバー間の時間が同期していないときに、このことは新しいユーザにのみ発生します。この問題の修復により、すべてのサーバーが同じ時間になるように保証します。

3.6.13 スケジュールの頻度は変更できません。

現在、Identityレポーティングモジュールのリリース4.0.1ででは、スケジュールの頻度を変更することはできません。頻度を変更する必要がある場合(週から月など)、そのスケジュールを削除し、新しいスケジュールを作成する必要があります。

3.6.14 RPZのダウンロードは、Internet ExplorerでのZIPに変更することができます。

現在、Internet ExplorerでIdentityレポーティングモジュールの[ダウンロード]ページを使用するときに、ファイルは.rpzから.zipに変更される場合があります。この変更は問題を生じさせません。レポーティング モジュールは、拡張子が.zipである場合にレポートのアップロードとインポートを正しく処理します。Firefoxブラウザでは、この拡張子は常に.rpzになります。

3.6.15 Identityレポーティングモジュールをアップグレードしても、Advanced バージョンには反映されません。

Standard バージョンをAdvanced Editionに変更するためには、以下の手順に従ってください。

  1. IdentityレポーティングがAdvanced Editionにアップグレードされる前に、イベント監査サービスが実行中であることを確認してください。

  2. イベントの数を減らして、バージョン変更が反映されるように、DCSドライバが最適値に処理されます。

    デフォルトでは、DCSドライバが処理するイベントの数は100です。

3.7 Roles Based Provisioning Module

Roles Based Provisioning Moduleを使用する場合、次の問題が発生する場合があります。

3.7.1 [詳細]ポートレットの[コピー]機能に対してエラーメッセージが表示されます。

Firefoxにおいて、詳細ポートレット内でテキストをコピーしようとすると、エラーメッセージが表示されます。

この手順が原因で、次のメッセージが表示されます。

  1. 管理者でユーザアプリケーションにログインし、[管理]タブに移動します。

  2. ポートレットアプリケーションで、[Portlet Admin (ポートレット管理)]>[Detail Portlet (詳細ポートレット)]の順にクリックします。

  3. [Preferences (初期設定)]>[View/Edit custom Preferences (カスタム初期設定の表示/編集)]>[続行]の順にクリックします。

  4. HTML Layout edit (HTMLレイアウト編集)]アイコンをクリックして「テスト」などのいくつかのサンプルテキストを入力します。

  5. テキストを選択し、[コピー]アイコンをクリックします。

次の手順では、以下のようなエラーメッセージが表示されます。

“Exception... "Access to XPConnect service
denied"  code: "1011" nsresult: "0x805303f3
(NS_ERROR_DOM_XPCONNECT_ACCESS_DENIED)"  location:
"http://172.16.1.99:8180/IDMProv/resource//portal-general/javascript/html_editor.js
Line: 531" ” when clicked on Copy button.

また、カットアンドペースト操作の実行中にもこのメッセージが表示される場合があります。

これは、DojoおよびFirefoxでの既知の問題です。

3.7.2 セッションレベルのフェールオーバーがソフトウェアディスパッチャで動作しない

セッションレベルのフェールオーバーは、ソフトウェアのディスパッチャでは正しく動作しません。ただし、ハードウェアディスパッチャでは正常に動作します。追って通知があるまで、ユーザアプリケーションは、クラスタ環境ではハードウェアディスパッチャのみをサポートします。

3.7.3 Internet Explorerでフォームが正しく印刷されない

印刷を可能にするためにワークフローフォームにJavaScriptを追加することができます。ただしこの方法をInternet Explorerで使用すると、希望どおりの結果を得られません。

Designerのマニュアルで説明されているように、フォームのonloadイベントに次の行を追加できます。

form.interceptAction("SubmitAction", "around",
      function (invocation)
        {var pf = new PrintForm("SubmitAction");
         pf.printFormInterceptor(invocation);
       } );

このアクションは、Internet ExplorerとFirefoxの両方で正常に動作します。ただし、印刷されたフォームの出力は、Internet Explorerでは正しく書式設定されないのに対し、Firefoxでは正しく書式設定されます。

Firefoxでは、ページサイズの自動変更をサポートしています。Firefoxではページ全体がベクトルで取得され、サイズが変更されますが、Internet Explorerでは内部的にスタイルが変更されるだけです。このような理由から、印刷用にページサイズを適切に変更には、Firefoxのみ使用できます。

Internet Explorerでこの問題を回避するには、考えられる次の解決策の中から最適なものを判断します。

  • Internet Explorer上で<Alt>+<PrtScn>機能を実行し、画面に表示されている内容をそのまま印刷できます。

  • 次の参照情報を使用することができます。この方法はワークフローでは機能する可能性がありますが、ご希望どおりにフォームを印刷できない可能性があります。これはフォームを印刷するための簡単な修正です。

    <link rel="stylesheet" type="text/css" href="print.css" media="print" />
    

    これは、[Scripts (スクリプト)]>[URL/Inline Script (URL/インラインスクリプト)]からワークフローのフォーム(Request_form、Approval_formなど)に追加できます。これにより、Internet Explorerの印刷書式設定が改善されますが、完全には正確でない可能性があります。

  • 希望どおりの表示内容を印刷するようなCSSスクリプトをそれぞれのワークフロー専用に作成できます。各CSSスクリプトは、ワークフローごとに固有に作成する必要があり、時間のかかる可能性のある調整作業が必要になります。

    参照情報は次のようになります。

    document.writeln("<link rel=\"stylesheet\" type=\"text/css\" href=\"http://172.17.5.100:8280/externalFiles/css/jquery-ui-1.7.2.custom.css\"><\/script>");
    

    これは、[Scripts (スクリプト)]>[URL/Inline Script (URL/インラインスクリプト)]からワークフローのフォーム(Request_form、Approval_formなど)に追加できます。

  • すべてのCSSスクリプトを格納し、ワークフローから参照される外部のWARファイルを作成することができます。これにより、ワークフローごとではなく、1つのファイルで変更が行えるようになります。

    たとえば、document.writeln("<link rel=\"stylesheet\"type=\"text/css\"href=\"http://172.17.5.100:8280/externalFiles/css/jquery-ui-1.7.2.custom.css\"><\/script>");を使用すると、href属性がCSSスクリプトへのリンクに置き換わります。ワークフローフォームの外部スクリプトはJavaScriptでなければならないので、このように実行する必要があります。CSSへの参照をロードするには、インラインスクリプトを使用する必要があります。インラインスクリプトは、スクリプトと呼ばれるフォーム内の特定の領域に入り、フォームが最初にロードされる際に実行されます。すべてのフォーム(要求フォームや承認フォーム)にスクリプトを配置する必要があります。これにより、表示可能なフォームのスタイルを変更することなくプリンタで機能するスタイルを指定できます。

3.7.4 RBPMレポートがサポートされていない

この製品の以前のリリースで提供されていたRole Based Provisioning Moduleレポート([Roles and Resources (役割とリソース)]タブの[レポート]から利用可能)はこのリリースではサポートされなくなりました。これらのレポートは、将来のリリースからは除外されます。

3.7.5 デジタル署名がサポートされていない

デジタル署名のサポートは、このリリースからは除外されています。

3.7.6 アクセサリポートレットがサポートされていない

アクセサリポートレットのサポートは、このリリースからは除外されています。

3.7.7 名前に特殊文字を使用する新しいユーザがユーザアプリケーションにログインできない

WebSphereでは、名前に特殊文字を使用して新しいユーザを作成すると、このユーザはユーザアプリケーションにログインできません。たとえば、Create Users and Groupsページから/Test//という名前のユーザを作成すると、新しいユーザがアプリケーションにログインしようとするとエラーページが表示されます。

3.7.8 Windowsにおいて、サイレントモードのJBossPostgreSQLのインストーラがポップアップを表示する場合がある

PostgreSQLをWindowsで実行する場合、いくつかのMicrosoft VC++ライブラリが必要になります。これらのライブラリがWindowsサーバにインストールされていない場合、PostgreSQLのインストーラがそれらを自動的にインストールします。Windows上でJBossPostgreSQLのインストーラをサイレントモードで実行すると、これらのライブラリがすでにマシンにインストールされいない場合はライブラリがインストールされますが、その間にポップアップウィンドウが約3秒間表示されます。

現時点では、インストーラはWindows上でこのポップアップウィンドウを抑止することができません。

3.7.9 ユーザアプリケーションドライバのコンテンツの中に検証レポート用のトラスティが見当たらない

統合インストーラの実行後にDesignerからユーザアプリケーションドライバを再展開すると、検証レポートのプロビジョニング要求定義用のトラスティが消去され、誰もレポートを実行できません。この原因は、トラスティがユーザアプリケーションの起動時に検証レポートのプロビジョニング要求定義に追加されるからです。Designerは、トラスティについて知らないので、Designerからユーザアプリケーションドライバを再展開しようとすると、トラスティが削除されます。したがって、ユーザアプリケーションの起動後にeDirectoryからこれらのオブジェクトをインポートし、トラスティを同期する必要があります。

3.7.10 統合インストーラがRBPMエラーコードを正常に処理しない

状況によっては、統合インストーラがRole Based Provisioning Moduleのセットアップエラーを正常に処理しない場合があります。これは、ドライバの環境設定プロセスに問題があるためにRole Based Provisioning Moduleの環境設定が失敗した場合に発生する可能性があります。この場合、統合インストーラの環境設定の概要には、Role Based Provisioning Moduleの環境設定が成功したにもかかわらず、Role Based Provisioning Moduleの環境設定のセットアップエラーが発生したことを示すメッセージが表示されます。この項目の障害番号は、641557です。

3.7.11 新しく削除された割り当てで発生するキャッシングの問題

役割またはリソースの割り当てを作成してそれを削除すると、割り当てが削除されているというメッセージが表示されますが、割り当てがそのまま一覧表示されます。ページを更新すると、割り当てが削除されたというメッセージが表示されます。これはキャッシングの問題によって発生します。

3.7.12 Org Chartポートレット内の検索で、ダッシュが付くエンティティ名はサポートされていません。

Orch Chartポートレットの検索機能は、表示されているエンティティのタイプの名前にダッシュ(-)が表示されている場合は、動作しません。今回、製品は名前にダッシュが付くエンティティをサポートしていません。

3.7.13 JBoss 5.1.0 EAPでRBPMを展開すると、開始時に警告やエラーをスローする

JBoss 5.1.0 Enterprise Application Platform (EAP)でRoles Based Provisioning Moduleを展開する場合、開始ログで複数の警告とエラーが表示される場合があります。

問題は、RBPMインストーラがファイルの固有バージョンを生成するためのテンプレートとして、messaging-jboss-beans.xmlファイルのコミュニティバージョンを使用することです。残念ながら、EAPバージョンは、QueueMODefinitionおよびTopicMODefinitionの定義を含む多くの点で異なっています。

この問題を回避するには、以下に示した変更済みのXMLファイルでmessaging-jboss-beans.xmlファイルを置換することです。このファイルは、「IDMProv/deploy/messaging」フォルダになければなりません。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<!--
 ========================================================================

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 NO PART OF THIS WORK MAY BE USED, PRACTICED, PERFORMED COPIED, DISTRIBUTED,
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 AUTHORIZATION COULD SUBJECT THE PERPETRATOR TO CRIMINAL AND CIVIL
 LIABILITY.

 ========================================================================
-->

<!--
    Messaging beans
    $Id: messaging-jboss-beans.xml 88672 2009-05-11 20:49:47Z anil.saldhana@jboss.com $
-->
<deployment xmlns="urn:jboss:bean-deployer:2.0">

   <!-- messaging application-policy definition -->
   <application-policy xmlns="urn:jboss:security-beans:1.0" name="messaging">
      <authentication>
         <login-module code="org.jboss.security.auth.spi.DatabaseServerLoginModule" flag="required">
            <module-option name="unauthenticatedIdentity">guest</module-option>
            <module-option name="dsJndiName">java:/IDMUADataSource</module-option>
            <module-option name="principalsQuery">SELECT PASSWD FROM JBM_USER WHERE USER_ID=?</module-option>
            <module-option name="rolesQuery">SELECT ROLE_ID, 'Roles' FROM JBM_ROLE WHERE USER_ID=?</module-option>
         </login-module>
      </authentication>
   </application-policy>

   <bean name="SecurityStore" class="org.jboss.jms.server.jbosssx.JBossASSecurityMetadataStore">
      <!-- default security configuration -->
      <property name="defaultSecurityConfig">
         <![CDATA[
            <security>
               <role name="guest" read="true" write="true" create="true"/>
            </security>
         ]]>
      </property>
      <property name="suckerPassword">changeit</property>
      <property name="securityDomain">messaging</property>
      <property name="securityManagement"><inject bean="JNDIBasedSecurityManagement"/></property>
      <!-- @JMX annotation to export the management view of this bean -->
      <annotation>@org.jboss.aop.microcontainer.aspects.jmx.JMX(name="jboss.messaging:service=SecurityStore",exposedInterface=org.jboss.jms.server.jbosssx.JBossASSecurityMetadataStoreMBean.class)</annotation>
      <!-- Password Annotation to inject the password from the common password utility
       <annotation>@org.jboss.security.integration.password.Password(securityDomain="messaging",methodName="setSuckerPassword")</annotation>
       -->
   </bean>

   <bean name="MessagingDeploymentTemplateInfoFactory"
      class="org.jboss.managed.plugins.factory.DeploymentTemplateInfoFactory"/>

   <bean name="QueueTemplate" class="org.jboss.profileservice.management.templates.JmsDestinationTemplate">
      <property name="info"><inject bean="QueueTemplateInfo"/></property>
   </bean>
   <bean name="QueueTemplateInfo"
      class="org.jboss.profileservice.management.templates.JmsDestinationTemplateInfo">
      <constructor factoryMethod="createTemplateInfo">
         <factory bean="DSDeploymentTemplateInfoFactory"/>
         <parameter class="java.lang.Class">org.jboss.profileservice.management.templates.JmsDestinationTemplateInfo</parameter>
         <parameter class="java.lang.Class">org.jboss.jms.server.destination.QueueServiceMO</parameter>
         <parameter class="java.lang.String">QueueTemplate</parameter>
         <parameter class="java.lang.String">A template for JMS queue *-service.xml deployments</parameter>
      </constructor>
      <property name="destinationType">QueueTemplate</property>
   </bean>

   <bean name="TopicTemplate" class="org.jboss.profileservice.management.templates.JmsDestinationTemplate">
      <property name="info"><inject bean="TopicTemplateInfo"/></property>
   </bean>
   <bean name="TopicTemplateInfo"
      class="org.jboss.profileservice.management.templates.JmsDestinationTemplateInfo">
      <constructor factoryMethod="createTemplateInfo">
         <factory bean="DSDeploymentTemplateInfoFactory"/>
         <parameter class="java.lang.Class">org.jboss.profileservice.management.templates.JmsDestinationTemplateInfo</parameter>
         <parameter class="java.lang.Class">org.jboss.jms.server.destination.TopicServiceMO</parameter>
         <parameter class="java.lang.String">TopicTemplate</parameter>
         <parameter class="java.lang.String">A template for JMS topic *-service.xml deployments</parameter>
      </constructor>
      <property name="destinationType">TopicTemplate</property>
   </bean>

</deployment>

3.7.14 ワークフローエンジンは、ルーピングワークフローにjava.lang.StackOverflowErrorを表示します。

本質的に再帰的(ループを実行)なワークフローがある場合、実行時にStackOverflowErrorが表示される場合があります。Javaは再帰的なタイプの機能に対して効果的にスタックスペースを取り扱いません。従って、再帰ワークフローでは、JVMのスタックサイズを増やす必要があります。JVMのデフォルトは512 Kです。スタックサイズを1 Mに増やすこともできます。

スタックサイズを増やすには、開始JBossスクリプトファイルにJAVA_OPTSを使用して、Xss1M設定を含めることができます。

JAVA_OPTS="-server -Xss1M -Xms512M -Xmx512M -XX:MaxPermSize=512m"

3.7.15 eDirectoryでNDSD_TRY_NMASLOGIN_FIRSTを真に設定する

eDirectoryのデフォルトインストールを実行し、パスワードポリシー(ユーザアクションに対する電子メールパスワードを持つ)を既存のユーザに適用し、このユーザでログインして、パスワードを忘れた場合の手順を実行すると、チャレンジ/レスポンス方式の質問に答えた後、[汎用パスワードが設定されていません]というメッセージが表示される場合があります。

この問題を解決するには、次の手順を実行します。

  1. 次の2行を「/opt/novell/eDirectory/sbin」(以前は「/etc/init.d」にあった)にある「pre_ndsd_start」に追加します。

    NDSD_TRY_NMASLOGIN_FIRST=true
    export NDSD_TRY_NMASLOGIN_FIRST
    

    これは、LDAPを通じてNMASログインを取り扱う任意のサーバで行います。

  2. eDirectoryを再開して、変更を適用します。

詳細については、『Novell eDirectory 8.8 What's New Guide(Novell eDirectory 8.8 新機能ガイド)』の「How to Make Your Password Case-Sensitive(パスワードで大文字と小文字を区別するように設定する方法)」を参照してください。

3.8 iManager

iManagerを使用すると、次の問題が発生する場合があります。

3.8.1 Internet Explorer 7から頻繁にクリップボードへのアクセスがプロンプトされる

iManager、特にポリシービルダを使用しているときに、Internet Explorer* 7から頻繁にクリップボードへのアクセスのプロンプトが表示されます。このプロンプトを無効にするには、次の手順に従います。

  1. [ツール]>[インターネットオプション]の順にクリックします。

  2. [セキュリティ]タブをクリックして、[レベルのカスタマイズ]をクリックします。

  3. [スクリプト]>[スクリプトによる貼り付け処理の許可]の順にクリックし、[有効にする]をオンにします。

    Internet Explorerを再起動すると、プロンプトが停止します。

3.8.2 NDS to NDS間ドライバ証明書ウィザードを使用する際に必要なiManagerプラグイン

NDS to NDS間ドライバ証明書ウィザードを使いたい場合、iManagerのNovell Certificate Serverプラグインをダウンロードしてインストールする必要があります。

3.9 Identity Managerプラグイン

Identity Managerプラグインを使用すると、次の問題が発生する場合があります。

3.9.1 Identity Manager 4.0.1プラグインのパフォーマンス

Identity Managerシステムに識別ボールトの複数のレプリカがあり、そのレプリカが頻繁に更新されている場合、識別ボールトに対して実行された操作は遅れます。このことは、ドライバの作成プロセス時に、識別ボールトに大量のオブジェクトが追加される場合により明らかになります。識別ボールトのレプリカを追加するたびに遅延が増大します。

3.10 Identity Manager 4.0.1 Frameworkのアンインストール

Identity Managerメタディレクトリエンジンおよびドライバのアンインストール中に以下の問題が発生する可能性があります。

3.10.1 Identity Manager 4.0.1 FrameworkをアンインストールしてもSolaris 10上のDXMLnotes.pkgが削除されない

3.10.2 Windows上でIdentity Manager 4.0.1 FrameworkのアンインストールのログファイルがUninstallフォルダ内に作成されない

アンインストールのログファイルはtempディレクトリ内に作成されます。

3.10.3 Windowsにおいて、メタディレクトリサーバをアンインストールしてもlibディレクトリが削除されない

libディレクトリ内に保存されているjarファイルは削除されません。

アンインストーラは、インストールされているその他のコンポーネントをアンインストールします。

3.11 Identity Manager 4.0.1の統合アンインストール

3.11.1 Windows上で、識別ボールトのアンインストールがサイレントモードでハングアップする

識別ボールトのアンインストールは、nds-uninstallコマンドを実行するとハングアップします。

識別ボールトを正常にアンインストールするには

  1. タスクマネージャからDHostを停止します。

  2. NDSのサービスを開始します。

  3. アンインストールプログラムを起動します。

3.11.2 統合アンインストーラがJBossとPostgreSQLを削除しない

Roles Based Provisioning Moduleのアンインストールに関する詳細については、『Identity Manager Roles Based Provisioning Module 4.0.1ユーザアプリケーション: インストールガイド』のアンインストールの詳細を参照してください。

3.11.3 Windows上で、統合アンインストーラがインストールフォルダを完全に消去しない

次のコマンドは、終了値が 1で失敗する可能性があります。

cmd /c copy
"C:\Users\Administrator\AppData\Local\Temp\2\I1285831815\Windows\resource\jre\..\iawin64_x64.dll"
"C:\Program Files (x86)\Novell\Identity
Manager\Uninstall_Roles_Based_Provisioning_Module_for_Novell_Identity_Manager\resource\iawin64_x64.dll

アンインストーラは、<Install>および<システムドライブ>\Novell\conf フォルダを削除しません。

この問題を回避するには、手動でこれらのフォルダを削除します。

3.12 ローカリゼーション

3.12.1 Windowsで、Identity Manager 4.0.1インストーラはコンソールモードに文字化けが含まれます。

Identity Manager 4.0.1をインストールするのにポルトガル語(ブラジル)、デンマーク語、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スウェーデン語、スペイン語またはロシア語を使用言語として選択した場合、インストーラはインストール中に文字化けを表示します。

英語を選択した場合、インストーラはインストールプログラムの[言語の選択]ページに文字化けを含みます。しかし、アジア系のWindowsでインストーラを実行したときには、アジア言語では文字が正しく表示されます。

文字が正しく表示されるようにするには、Identity Managerをインストールする前に、以下の手順を使用して、WindowsマシンのデフォルトフォントをLucida Consoleに変更してください。

  1. [スタート] > [実行] > [ファイル名を指定して実行] > [Regedit ] > HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\CodePageに進み、OEMCP値を850から1252に変更してください。

    ロシア語の場合、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\CodePageディレクトリでOEMCP値を866から1251に変更します。

  2. [スタート] > [ファイル名を指定して実行]に進み、[開く]テキストボックスに「cmd」を入力し、Enterキーを押して、コマンドプロンプトを起動します。

  3. cmdウィンドウのタイトルバーを右クリックして、ポップアップメニューを開きます。

  4. ポップアップメニューを下方にスクロールして、[デフォルト]オプションを選択して、[Console Windows Properties(コンソールウィンドウのプロパティ)]ダイアログボックスを開きます。

  5. フォント]タブをクリックして、デフォルトフォントを「Raster」から「Lucida Console」([TrueType])に変更します。

  6. OK]をクリックします。

  7. マシンを再起動します。

4.0 保証と著作権

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