メモ:インストールプログラムには、少なくともJava 2プラットフォーム標準エディションDevelopment Kitバージョン1.5が必要です。それより前のバージョンを使用している場合、このインストール手順では、ユーザアプリケーションWARファイルは正常に環境設定されません。インストールは成功したかのように見えますが、ユーザアプリケーションの起動を試みるとエラーが発生します。
使用しているプラットフォーム用のインストーラをコマンドラインから起動します。
java -jar IdmUserApp.jar
インストールプログラムを開始すると、言語を入力するよう促されます。
インストールを完了するには、各インストールパネルの指示に沿って、次の情報を使用します。
インストール画面 |
説明 |
---|---|
Novell Identity Manager |
インストールプログラムの言語を選択します。デフォルトでは、[英語]が選択されています。 |
使用許諾契約 |
使用許諾契約を読み、[ ]を選択します。 |
アプリケーションサーバプラットフォーム |
[ ]を選択します。 |
標準またはプロビジョニング |
: ユーザアプリケーション標準エディションをインストールする場合、このオプションを選択します。 : Roles Based Provisioning Moduleをインストールする場合、このオプションを選択します。 |
データマイグレーション |
デフォルト値をそのまま使用します([ ]が選択されていないことを確認してください)。警告:[ ]を選択しないでください。[はい]を選択すると、ユーザアプリケーションの起動時に問題が発生します。マイグレーションの詳細については、『ユーザアプリケーション: マイグレーションガイド』を参照してください。 |
WARの場所 |
Identity ManagerユーザアプリケーションのWARファイルがインストーラとは別のディレクトリにある場合は、インストーラによってWARへのパスを入力するようメッセージが表示されます。 |
インストールフォルダの選択 |
インストーラがファイルを配置する場所を指定します。 |
データベースプラットフォーム |
データベースプラットフォームを選択します。データベースおよびJDBCドライバはすでにインストールされている必要があります。含まれるオプション:
|
データベースホストおよびポート |
: データベースサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。クラスタでは、クラスタの各メンバーには同じホスト名またはIPアドレスを指定します。 : データベースのリスナポート番号を指定します。クラスタの場合は、クラスタの各メンバーに同じポートを指定します。 |
データベース名および権限付きユーザ |
(またはsid): MySQLまたはMMS SQL Serverでは、事前に設定したデータベース名を入力します。Oracleの場合は、前に作成したOracleシステムID (SID)を指定します。クラスタでは、クラスタの各メンバーには同じデータベース名またはSIDを指定します。 : データベースのユーザを指定します。クラスタでは、クラスタの各メンバーには同じデータベースユーザを指定します。 : データベースのパスワードを指定します。クラスタでは、クラスタの各メンバーには同じデータベースパスワードを指定します。 |
Javaのインストール |
Javaルートのインストールフォルダを指定します。 |
JBossアプリケーションサーバをインストールする場所の情報を入力するよう促されます。
次の情報を使用して、このパネルを完了しインストールを続けます。
インストール画面 |
説明 |
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JBoss環境設定 |
JBossアプリケーションサーバを見つける場所をユーザアプリケーションに伝えます。 このインストール手順では、JBossアプリケーションサーバはインストールされません。JBossアプリケーションサーバのインストール手順については、JBossアプリケーションサーバとMySQLデータベースのインストールを参照してください。 : アプリケーションサーバの場所を指定します。 : アプリケーションサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 : アプリケーションサーバのリスナポート番号を指定します。 JBossデフォルトポートは8080です。 |
IDM環境設定 |
アプリケーションサーバ設定のタイプを選択します。
: アプリケーションサーバの環境設定の名前、アプリケーションWARファイルの名前、およびURLコンテキストの名前です。インストールスクリプトによってサーバの環境設定が作成され、デフォルト名で に基づく環境設定が作成されます。ユーザアプリケーションをブラウザから開始する場合は、アプリケーション名を書き留め、アプリケーション名をURLに含めてください。 ユーザアプリケーション: 管理ガイド』の第3.5.4項「クラスタ化のワークフローの設定」で説明されています。 : クラスタ内の各サーバには、一意のワークフローエンジンIDを設定する必要があります。ワークフローエンジンIDについては、『 |
Auditのログ |
ログを有効にするには、[ ] をクリックします。次のパネルでは、ログのタイプを指定するよう促されます。次のオプションから選択します。Novell Auditのログ、またはOpenXDASのログ設定の詳細については、『 』を参照してください。 |
Novell Audit |
: Novell Auditのログを有効にする場合、Novell Auditサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。ログをオフにする場合は、この値は無視されます。 : ログキャッシュのディレクトリを指定します。 |
セキュリティ - マスタキー |
: 既存のマスタキーをインポートできます。既存の暗号化マスタキーをインポートするよう選択した場合は、該当するキーを切り取ってインストール手順のウィンドウに貼り付けます。 セクション 8.1, マスタキーの記録で示すように、マスタキーを手動で記録します。 : 新規のマスタキーを作成します。インストール終了後、インストール手順で、インストールディレクトリにあるmaster-key.txtファイルに暗号化マスタキーが書き込まれます。 既存のマスタキーをインポートする理由には、次のようなものがあります。
|
ユーザアプリケーションWARファイルを環境設定するために、インストールプログラムで使用される情報を入力するよう促されます。(この情報の入力を求められない場合、セクション 2.5, Java Development Kitのインストールで説明したステップを完了していない可能性があります。
次の情報を使用して、このパネルを完了しインストールを続けます。
インストール画面 |
説明 |
---|---|
ユーザアプリケーション環境設定 |
ユーザアプリケーションをインストールすると、ユーザアプリケーション環境設定パラメータを設定できます。インストールすると、これらのパラメータの多くはconfigupdate.shまたはconfigupdate.batでも編集可能です。例外はパラメータ説明に記述されています。 クラスタの場合は、クラスタの各メンバーに同じユーザアプリケーション環境設定パラメータを指定します。 各オプションの詳細については、セクション A.0, IDMユーザアプリケーション環境設定の参照を参照してください。 |
インストール前の概要 |
[インストール前の概要]ページを読んで、インストールパラメータの選択を確認します。 必要に応じて、[ ]を使用して前のインストールページに戻り、インストールパラメータを変更します。ユーザアプリケーション環境設定ページでは値は保存されないため、インストールの前のページを再指定した後に、ユーザアプリケーション環境設定の値を再入力する必要があります。インストールおよび環境設定パラメータで納得いく設定ができたら、[インストール前の概要]ページに戻り、[ ]をクリックします。 |
インストールの完了 |
インストールの終了が示されます。 |
インストールがエラーなしで完了した場合は、インストールのテストに進みます。インストールでエラーまたは警告が発生した場合は、次のようなログファイルを確認して、問題を判断してください。
Identity_Manager_User_Application_InstallLog.logには、基本的なインストールタスクの結果が格納されています。
Novell-Custom-Install.logには、インストール中に行ったユーザアプリケーション環境設定についての情報があります。