9.4 [要求と承認]タブで実行できるアクション

要求と承認]タブでデフォルトで実行可能なアクションの概要を次の表に示します。

表 9-1 要求と承認のアクション

カテゴリ

アクション

説明

マイ作業

マイタスク

自分のワークフローキュー内で現在自分に割り当てられている、承認タスクが表示されます。これらのタスクは、リソース要求に関連付けられていることも、さらに役割および検証要求に関連付けられていることもあります。

タスクがデジタル署名を要求する場合、マイタスクアクションによりデジタル署名を持つタスクの承認/承認不可を行う仕組みが提供されます。

警告:デジタル署名したドキュメントを保持するには、Novell Audit(またはSentinel)を使用する必要があります。デジタル署名ドキュメントはワークフローデータと一緒にユーザアプリケーションデータベースには保管されません。ログデータベースに保管されます。これらのドキュメントを保管するには、ログを有効にする必要があります。

タスクが複数の受取人に割り当てられている場合、マイタスクアクションによりそのタスク向けの承認要件および受取人リストと承認ステータスを確認する仕組みが提供されます。

詳細については、セクション 10.0, 自分の作業の管理を参照してください。

リソース要求

リソース要求を発行できます。

リソース要求がデジタル署名を要求する場合、リソース要求アクションによりデジタル署名と要求を関連付ける仕組みが提供されます。

詳細については、セクション 10.0, 自分の作業の管理を参照してください。

マイリクエスト

自分が作成した要求、または自分を対象にした要求の、処理状況が表示されます。 そのため、要求のリストには、自分がイニシエータまたは受信者となっている、受信者向けに表示権限を与えるための要求が含まれています。

詳細については、セクション 10.0, 自分の作業の管理を参照してください。

マイ設定

代理人モードの開始

他のユーザのプロキシ(代理)としての働きを担います。

詳細については、セクション 11.0, プロビジョニング情報の設定を参照してください。

可用性の設定

自分が処理できる要求、および委任先に実行させる要求を指定できます。

詳細については、セクション 11.0, プロビジョニング情報の設定を参照してください。

マイ代理人割り当て

自分に関する代理割り当てを表示または編集できます。 代理割り当てを編集するには、その権限を持っている必要があります。

詳細については、セクション 11.0, プロビジョニング情報の設定を参照してください。

マイ委任先割り当て

自分に関する委任割り当てを表示または編集できます。 委任割り当てを編集するには、必要な権限を持っている必要があります。

詳細については、セクション 11.0, プロビジョニング情報の設定を参照してください。

マイチームの作業

チームのタスク

自チームのメンバーに割り当てられている、承認タスクが表示されます。

チームに定義されている権限に基づき、このアクションによってタスクの引き受けまたは再割り当て、あるいはその両方が可能です。

タスクがデジタル署名を要求する場合、チームのタスクアクションによりデジタル署名を持つタスクの承認/承認不可を行う仕組みが提供されます。

タスクが複数の受取人に割り当てられている場合、チームのタスクアクションによりそのタスク向けの承認要件および受取人リストと承認ステータスを確認する仕組みが提供されます。

詳細については、セクション 12.0, 自チームの作業の管理を参照してください。

チームリソース要求

自チームのメンバーのためのリソース要求を作成できます。

リソース要求がデジタル署名を要求する場合、チームリソース要求アクションによりデジタル署名と要求を関連付ける仕組みが提供されます。

詳細については、セクション 12.0, 自チームの作業の管理を参照してください。

チーム要求

自チームが作成した要求、または自分を対象にした要求の、処理状況が表示されます。

詳細については、セクション 12.0, 自チームの作業の管理を参照してください。

マイチームの設定

チームの代理人割り当て

自チームのメンバーに関する代理割り当てを定義できます。

この機能はチーム定義で有効化する必要があります。 この機能が無効になっていると、このアクションは許可されません。

詳細については、セクション 13.0, 自チームのプロビジョニング情報の設定を参照してください。

チームの委任割り当て

自チームのメンバーに関する委任割り当てを定義できます。

この機能はチーム権限定義で有効化する必要があります。 チーム権限の中で、マネージャがチームメンバーを他のチームメンバーのプロビジョニング要求向けに代理人にできる設定になっている場合、このアクションはこれらの要求を処理できます。 チーム権限定義でこの機能が無効になっていると、このアクションは許可されません。

詳細については、セクション 13.0, 自チームのプロビジョニング情報の設定を参照してください。

チームの可用性

自チームのメンバーが処理できる要求タイプ、および自チームのメンバーの委任先に実行させる要求タイプを指定できます。

この機能はチーム定義で有効化する必要があります。 この機能が無効になっていると、このアクションは許可されません。

詳細については、セクション 13.0, 自チームのプロビジョニング情報の設定を参照してください。