iFolderクライアントセッションの終了

Novell iFolderクライアントセッションは、[終了]コマンドで終了します。このコマンドにより、iFolderアイコンもワークステーションのシステムトレイから削除されます。

同期を一時停止するだけの[ログアウト]コマンドとは異なり、[終了]コマンドは、ローカルiFolderディレクトリ内のファイルに加えた変更のログと追跡を終了します。変更のログがない場合、iFolderは、サーバおよびワークステーション上のメタデータを検索することによって、同期内容の判別、ログの作成、ファイルの同期を行わなければなりません。そのため、同期処理に要する時間が非常に長くなる可能性があります。

また、終了後に新しいiFolderクライアントセッションを開始すると、アップロードおよびダウンロードの競合が生じる場合もあります。競合に関連したファイルは、iFolderが競合ファイル用の保存領域に書き込みます。

終了後に新しいiFolderセッションを開始するには、[スタート]>[プログラム]>[Novell iFolder]>[iFolder Client]の順にクリックします。