RBSレポート機能では、ディレクトリ内のRBSオブジェクトとその設定に関するレポートを生成できます。レポートは表形式ですが、他の形式でエクスポートして印刷することができます。RBSレポートでは、次のレポートを生成します。
役割の割り当て |
未割り当てタスク |
役割のタスクの割り当て |
未割り当てカテゴリ |
ユーザの役割の割り当て |
カスタム役割 |
ユーザタスクの割り当て |
カスタムタスク |
役割の権利の割り当て |
カスタムカテゴリ |
未割り当ての役割 |
コレクション |
RBSレポートにアクセスするには、[設定]ビューを選択し、[RBSレポート]役割を選択します。各レポートは、タスクとして実装されます。レポートを生成するには、レポートタスクをクリックし、画面に表示される手順に従います。たとえば、レポートにすべてのメンバーの一覧を含めるには、[RBSレポート]>[役割の割り当て]の順にクリックします。
Figure 3各レポートでは、割り当てられているメンバーの一覧を生成する役割などの初期情報を入力する必要があります。この情報を入力したら、[OK]をクリックします。iManagerによりレポートが生成されます。
[RBSレポート]タスクで生成されるレポートは、ソート、印刷、およびエクスポートできます。次の図は、iManagerレポートの例を示しています。
Figure 4デフォルトでは、レポートに一覧表示されている項目は、最初の列を基準にしてアルファベットの昇順でソートされます。項目をソートする基準の列を示すために、列名の横に小さなアイコンが表示されています。アイコンには、ソート順も示されています。項目をソートする基準の列を変更するには、ソートする列の列名をクリックします。ソート順を変更するには、現在項目をソートする基準になっている列の列名をクリックします。
[印刷]ボタンをクリックすると、RBSレポートを簡単に印刷できます。これにより、ブラウザの[印刷]ダイアログボックスが開き、プリンタと他の印刷オプションを選択できます。この機能は、レポートが含まれるブラウザのフレームのみを印刷します。レポートは、フレーム内で表示されているように印刷されるので、[印刷]をクリックする前に、項目が希望通りの順序でソートされていることを確認する必要があります。
レポートのデータをXML、CSV、およびプレーンテキストファイルにエクスポートして、スプレッドシートやデータベースなどの他のアプリケーションで使用できます。エクスポートファイルには、データと、レポートの列を記述するためのメタデータのみが含まれます。レポートのタイトルや日付などの他の情報はエクスポートされません。レポート内の項目は、現在表示されているソート順でエクスポートされます。
[エクスポート]ボタンをクリックします。
[RBSレポートのエクスポート]ウィンドウで、エクスポートされるデータの形式を選択し、[エクスポート]をクリックします。
iManagerにより生成されたファイルを開くのか、それとも保存するのかを確認するメッセージがブラウザに表示された場合は、目的のオプションを選択し、ブラウザに表示される手順に従います。
同じRBSレポートからエクスポートされたXML、CSV、およびプレーンテキストファイルの例を次に示します。
XML:
<?xml version="1.0"?>
<rbs-report>
<rbs-record>
<role-name>eDirectory Administration</role-name>
<role-object>eDirectory Administration.Role Based Service 2.novell</role-object>
<member-type>User</member-type>
<member-object>admin.novell</member-object>
<scope>.MY_TREE.</scope>
<rights-assigned>true</rights-assigned>
<rights-inherit>true</rights-inherit>
</rbs-record>
<rbs-record>
<role-name>eDirectory Administration</role-name>
<role-object>eDirectory Administration.Role Based Service 2.novell</role-object>
<member-type>User</member-type>
<member-object>jdoe.novell</member-object>
<scope>novell</scope>
<rights-assigned>true</rights-assigned>
<rights-inherit>true</rights-inherit>
</rbs-record>
</rbs-report>
CSV:
"役割名","役割オブジェクト","タイプ","メンバー","スコープ","割り当て","継承",
"eDirectory Administration","eDirectory Administration.Role Based Service 2.novell","User","admin.novell",".MY_TREE.","true","true",
"eDirectory Administration","eDirectory Administration.Role Based Service 2.novell","User","jdoe.novell","novell","true","true",
プレーンテキスト:
役割名:eDirectory Administration
役割オブジェクト:eDirectory Administration.Role Based Service 2.novell
タイプ:User
メンバー:admin.novell
スコープ:.MY_TREE.
割り当て:true
継承:true
-------------------------------------------------
役割名:eDirectory Administration
役割オブジェクト:eDirectory Administration.Role Based Service 2.novell
タイプ:User
メンバー:jdoe.novell
スコープ:novell
割り当て:true
継承:true
-------------------------------------------------