暗号化属性と保護された通信

eDirectory 8.8では、一部の属性をサーバで暗号化し、保護されていないチャネルから暗号化属性にアクセスできないようにサーバを設定できます。

暗号化属性を使用している場合、iManagerではシームレスなプロセスが試行されます。 暗号化属性は、保護されていないチャネルからはアクセスできません。 保護された属性へのアクセスが必要な場合、iManagerは保護されたチャネル(Secure NCP)を使用するようにコンテキストをただちに変更します。その後、属性にアクセスし、コンテキストを通常の状態に戻します。 この一連のイベントは、属性の作成、読み込み、および書き込みで発生します。

また、iManagerではeDirectoryへのすべてのアクセスに、NCPセキュリティ通信を有効にすることもできます。これは、ツリー内のすべてのサーバが、NetWareサーバではないeDirectory 8.8サーバの場合に限り可能です。

tomcat location\webapps\nps\WEB-INF\に格納されているconfig.xmlファイルに次の設定を手動で追加して、Tomcatを再起動する必要があります。

<setting> 
<name><![CDATA[Security.SecureNCP.TreeList]]></name>
<value><![CDATA[my_tree_1, my_tree_2]]></value>
</setting>

Tomcatを再起動します。

プラットフォーム 再起動コマンド

Windows

Tomcatサービスを停止して起動します。

Solaris

「/etc/init.d/imgr stop」と入力した後、
/etc/init.d/imgr start」と入力します。

HP*-UX

/opt/hpws/tomcat/bin/shutdown.sh」と入力した後、
su www /opt/hpws/tomcat/bin/startup.sh」と入力します。

Linux

/etc/init.d/novell-tomcat4 stop」と入力した後、
/etc/init.d/novell-tomcat4 start」と入力します。

Mobile iManager

Mobile iManagerをシャットダウンし、再起動します。