iManager 2.6のマニュアルおよび最新Readmeファイルは、2.6 Webサイトから入手できます。
iManager 2.6のインストールでは、iManagerのバージョンおよびオペレーティングシステムと互換性のあるプラグインのリストを掲載するWebサイトが検索されます。インストール時にプラグインのリストが表示され、ユーザはインストールするプラグインをこのリストから選択することができます。選択されたプラグインはダウンロードされ、システムにインストールされます。
検索リストを設定するには、[設定]>[iManagerサーバ]>[iManagerの設定]の順にクリックして、[プラグインダウンロード]タブを選択します。このダイアログから、Novellのダウンロードサイトの検索を有効または無効にできます。有効にすると、アップデートのみを検索するか、互換性のあるプラグインすべてを検索するかを選択できます。
iManager 2.6では、デフォルトの場合、使用可能なフィールドパッチ(FP)のアップデートが、[利用できるNovellプラグインモジュール]のリストに表示されません。[利用できるNovellプラグインモジュール]にアクセスするには、[iManagerの設定]>[プラグインのインストール]の順にクリックします。
使用可能なiManager 2.6 FPアップデートを参照するには、iManager 2.6を起動して、次の操作を実行します。
[iManagerの設定]ビューの左側の画面で、iManagerサーバの役割を展開します。
[iManagerの設定]タスクを選択します。
[プラグインダウンロード]タブを選択します。
[使用可能なすべてのNovellプラグインモジュール(NPM)を表示する]を選択します。
変更内容を保存します。
これによって、すでにインストールされているプラグインのアップデートだけでなく、使用できるプラグインすべてがiManager 2.6で表示されるようになります。
ユニバーサルパスワードが有効になっている場合、ポリシーを作成してユーザ(またはユーザのコンテナ)に割り当て、そのユーザの[ユーザの変更]ページを開いて[制限]>[パスワードの設定]の順にクリックしても、新しいユニバーサルパスワードの設定ページは開きません。
完全なユニバーサルパスワード機能を使用するには、NMAS 2.3以降がサーバにインストールされていることを確認してから、[Set Universal Password]タスクを使用してください。
iManager 2.6には管理機能が含まれています。eGuide、ユニバーサルパスワードの管理、Identity Managerパスワード自己サービスなどのポータルサービスでは、自己サービス機能を提供しています。
ユニバーサルパスワードの管理およびIdentity Managerパスワード自己サービスはiManager 2.6サーバから管理できますが、ユーザがパスワードを変更するためには、ユーザがiManager 2.0.2サーバにアクセスできるように設定する必要があります。
iManager 2.0.2がユーザポータルとして機能するように設定するには、すべてのiManagerサーバでパスワード自己サービスインストーラを実行し、サービスをインストールしてください。プラグインは、Novellダウンロードサイトからダウンロードできます。
Virtual Officeを使用することもできます。
.npmファイルにPackagesディレクトリ内の.npgファイルが含まれている場合、これらの.npgファイルはアンインストールされません。.npmに含まれるその他のファイルは、すべてアンインストールされます。
iChainのシングルサインオン機能(認証情報の送信、OLAC、フォーム入力機能を含む)は、複数ツリーの環境では機能しません。iManager 2.6では、ユーザ名、パスワード、およびツリー名がログイン時に要求されますが、iChainではユーザ名とパスワードのみが要求されます。
iManagerツールバーの[終了]ボタンをクリックすると最初のログインフォームに戻るため、iChainからのフォーム入力も機能しません。フォーム入力が有効になっていても、単純にiManagerへ再度ログインされます。
サーバが1台の環境では、iManagerのデフォルト設定でiChainは正常に機能します。
Windows 2000およびWindows 2003 ServerでIIS 5またはIIS 6を使用している場合、Groupwise® 7.0 WebAccessをIISにインストールすると、Tomcat 5.5が自動的にインストールされます。
iManagerのインストールが開始されると、iManagerインストーラプログラムによって、IISとTomcatが使用可能であることが検出されます。iisadminサービスを停止できないことがインストーラによって報告されます。インストールの終了間際に、Tomcatを開始できないことがインストーラによって報告されます。
インストールが完了すると、GroupWise WebAccessは引き続き機能しますが、iManagerは機能しません(HTTP 404:ページが見つかりません)。
回避策:iManagerとGroupWiseを同じコンピュータにインストールしないでください。
iManagerには、iManagerとともにApacheをWindows、Linux、およびSolaris上にインストールするときに使用する自己署名証明書が含まれています。自己署名証明書の有効期限は1年間です。
これは長期的な使用を目的としたものではありません。システムの稼働状態を保ち、インストール直後からiManagerを安全に使用できるようにするための一時的な解決策です。早急に認証局から有効な証明書を取得して、一時的な証明書と置き換える必要があります。OpenSSLでは、テストを目的とする場合を除き、自己署名証明書の使用を推奨していません。
インストール中に文字が正しく表示されない場合は、システムの文字エンコードをUTF-8に変更する必要がある場合があります。
SSHクライアントを使用してリモートインストールする場合にも、文字を正しく表示するために、クライアント側で文字エンコードをUTF-8に変更しなければならない場合があります。
たとえば、システム変数LC_ALL=de_DE.utf8を設定し、それから再度インストールを実行します。
eDirectory 8.7.3をインストールする前にiManager 2.6をインストールすると、iManagerのログインに失敗し、Tomcatがクラッシュする場合があります。この問題を回避するには、次のいずれかの操作を実行します。
iManager 2.6をLinuxに再インストールする場合は、インストール作業を再度実行する前に、アンインストール作業を行ってください。以前インストールしたものをアンインストールせずにインストールを実行すると、Tomacat設定が破損して起動できなくなります。
この問題が発生する最も一般的な原因として、iManager 2.0.xおよびiManager 2.6に同じブラウザを使用してアクセスすることが挙げられます。通常、この問題はブラウザキャッシュをクリアしてから再起動することで解決できます。
Nsure Audit 1.0.3プラットフォームエージェントを使用する製品とiManagerを併用すると、サーバが異常終了する場合があります。この問題を解決するには、次の手順に従います。
この問題が発生すると「エラー番号6016の意味が不明です。Novell認定リセラーに連絡してください」というメッセージが表示されますが、値は保存されます。ダイナミックグループにアクセスすると、「不明なエラーが発生しました。Novellのサポート部門に連絡してください」という別のメッセージが表示されます。
回避策:タイムアウトを適切な長さに設定します。
特殊文字に留意してください。
Plug-in Studioは名前に特殊文字が含まれたRBSコレクションを見つけることができません。このため、以前にインストールされたプラグインを、名前に特殊文字が含まれるRBSコレクションに編集しようとすると、インストールが失敗します。
NetWareでeDirectory 8.8にアップグレードした後は、iManagerを使用してリモートツリーにログインできません。ログインしようとすると、次の内容のメッセージが表示されます。
ログインに失敗しました。必要な従属関係が見つかりません。コンポーネントを使用できるように、このソフトウェアを元の場所から再インストールしてください。必要なインストール条件については、Novellのマニュアルを参照してください。
回避策:c:\nwserver\startup.ncfファイルに次のテキストを追加して、サーバを再起動します。
env NDSD_TRY_NMASLOGIN_FIRST=true
NetWareでeDirectory 8.8にアップグレードすると、iManagerではパスワードの大文字と小文字が区別されなくなります。パスワードに大文字が含まれている場合でも、すべて小文字で入力してログインできます。
回避策:c:\nwserver\startup.ncfファイルに次のテキストを追加して、サーバを再起動します。
env NDSD_TRY_NMASLOGIN_FIRST=true
これはZeroGの問題です。.com.zerog.registry.xmlファイルを削除し、最初からインストールを実行して、これらのnpmファイルをアンインストールしてください。レジストリファイルの場所はプラットフォームによって異なります。
IEではインスタンスごとに1つのセッションを維持しますが、Mozillaでは同じプロファイルを使用するインスタンスすべてに対して同じセッションを使用します。
このようなブラウザの動作の違いから、Mozillaでは2つの異なるセッションをサポートすることができないように見えます。また、接続情報がクロスオーバーしているようにも見えます。iManagerではMozillaのブラウザで2つの異なるツリーとの接続を同時に維持することができますが、インスタンスが個別のプロファイルを使用している場合に限ります。
回避策:異なる複数のセッションを同時に使用するには、Mozillaのプロファイルマネージャを使用してプロファイルを変更してください。
無制限モードでiManagerを使用している場合、iManagerのホームページに次のメッセージが表示されます。
注意:役割とタスクの一部を使用できません。
[詳細表示]をクリックすると、一部のタスクに対してタスクが正常に機能していても「現在の認証者にはサポートされていません」というメッセージが表示される場合があります。これは誤ったメッセージです。iManagerでは、RBSが設定された後にこのようなメッセージを削除します。
以前にインストールしたものをアップグレードまたはキャンセルした後に(つまり、PackagesディレクトリにNPMがすでに含まれているときに)、次のようなメッセージが表示されます。プラグインが見つからないか、またはサーバを使用できません。インストール中、[ダウンロードしてインストールするプラグインを選択]ウィンドウにこのメッセージが表示されますが、これは誤ったメッセージです。NPMのリストに何も表示されないのは、プラグインが見つからないためでも、サーバがダウンしているためでもありません。本当の原因は、すべてのプラグインがpackagesディレクトリにすでに存在していることにあります。
インストールをキャンセルする場合、プラグインのすべてまたは一部が実際にダウンロードされたかどうかを確認することはできませんが、NPMは常にボックス内に残されます。
GNOMEデスクトップと一緒にNLD 9 SP2およびSUSE Linux 9.2を使用しているときにMobile
iManagerを開こうとすると、コマンドプロンプトに次のメッセージが表示されます。
:~/imanager/bin # ./iManager.sh
./iManager.sh:line 154:6180
Segmentation fault
$JAVA_HOME/bin/java -server -cp
$CPATH
com.novell.emframe.bootstrap.iManagerBootstrap $1 $2 $3 $4 $5 $6 $7 $8
$9
回避策:KDEデスクトップを使用して、NLD 9SP2またはSUSE Linux 9.2上でMobile iManagerを実行します。
eDirectoryおよびiManagerを物理的に同じマシンにインストールする場合は、iManagerをインストールする前にeDirectoryをインストールする必要があります。これにより、eDirectoryによって必要な初期システム環境設定が行われます。
Internet Explorerで[グループメンバーシップ]または[同等セキュリティ保有者]などのコントロールの値は編集できません。
回避策:値を選択して<Delete>キーを押し、正しい値を追加します。
ユーザログインスクリプトの設定でプロファイルオブジェクトがユーザに割り当てられている場合、プロファイルオブジェクトのアクセス権が更新されないため、ユーザがプロファイルのログインスクリプトの読み込み権を持たないという状況が発生します。
回避策:手動でユーザの読み込み権を付与し、プロファイルのログインスクリプトを実行します。
[役割およびタスク]ビューで、[権利]>[トラスティの変更]の順にクリックします。
プロファイルオブジェクトに移動して、[OK]をクリックします。
[トラスティ]をクリックします。
このプロファイルを割り当てるユーザを選択して、[OK]をクリックします。
[権利を割り当てる]をクリックします。
[全属性権]および[エントリ権]チェックボックスを確認し、[プロパティの削除]をクリックします。
[プロパティの追加]をクリックします。
[ログインスクリプト]を選択して、[OK]をクリックします。
比較権および読み込み権が選択されていることを確認してから[完了]をクリックし、[OK]をクリックします。
確認を求めるウィンドウが表示されたら、[OK]をクリックします。
これにより、プロファイルオブジェクトの使用に最小限必要な権限がユーザに付与されます。
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Nsureは、米国Novell, Inc.,の米国ならびに他の国における登録商標です。
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