2.2 役割ベースサービスのアップグレード

RBSコレクションがすでに含まれているeDirectoryツリーにiManager 2.7を使用してログインする場合、最初のログイン時は役割とタスクの一部しか表示されない場合があります。これは想定内の動作です。これは、iManager 2.7ですべてのプラグインを利用できるようにするには、プラグインの一部を更新する必要があるためです。RBSの設定タスクは、日付が古いRBSモジュールを一覧表示します。iManager 2.7で使用可能な機能をすべて表示したり、使用したりできるように、RBSモジュールを最新のバージョンに更新することをお勧めします。

複数の役割に同じ名前が付けられている場合があることにご注意ください。プラグインの開発者によっては、iManager 2.5のプラグインを更新したときに、タスクIDやモジュール名は変更しても、表示名は変更しないことがあります。このため、実際は異なるバージョンの別々のインスタンスであっても、役割が重複しているように見えます。

メモ:iManagerのインストールを個別に確認すると、ローカルにインストールされているプラグインの数が異なるため、[役割ベースサービス]>[RBSの設定]ページから指定したコレクションのモジュールレポートに差異が見られる場合があります。 > iManagerインストール間で数を一致させるために、ツリー内の各iManagerインスタンスに、プラグインの同じサブセットがインストールされていることを確認します。

古いRBSオブジェクトがあるかどうかを確認するには、次の手順に従います。

  1. [設定]ビューで[役割ベースサービス]>[RBSの設定]の順に選択します。 >

    [iManager 2.xコレクション]タブページのテーブルに、日付が古いモジュールがすべて表示されます。

  2. これらを更新するには、更新するコレクションの[日付が古い]列の番号を選択します。

    日付が古いモジュールの一覧が表示されます。

  3. 更新するモジュールを選択して、テーブルの上部にある[更新]をクリックします。

メモ:iManager 2.7に更新する場合、またはiManager 2.7を再インストールする場合、既存のプラグインは自動的に更新されません。プラグインを手動で更新するには、iManagerを起動し、[設定]>[プラグインのインストール]>[利用できるNovellプラグインモジュール]の順に選択します。 > > 詳細については、『iManager 2.7管理ガイド』の「Plug-In Module Installation (プラグインモジュールのインストール)」を参照してください。