Exchangeサーバへのアクセス

Connectorをインストールすると、ショートカットバーの[Exchange]ボタンを使用できるようになります。[Exchange]ボタンを使用するのは、パブリックフォルダにアクセスする場合と、委任やパスワード管理、他のユーザのカレンダ、タスク、連絡先フォルダの登録などExchangeの操作を行う場合だけです。このボタンを使用すると、パブリックフォルダ内にあるカレンダ、タスク、連絡先のフォルダについて同じようにフォルダ関連の操作を行うことができます。このような作業には、フォルダの追加、削除、名前変更や、フォルダのアクセス権の選択などがあります。メールには通常のメールツール、連絡先には連絡先ツール、スケジュールにはカレンダツールを使用します。

Exchangeアカウントとローカルのメールアカウントの両方を使用している場合は、電子メールアドレスやアポイントを電子メールから保存するとローカルのアカウントではなくExchangeの連絡先リストやカレンダに保存されることに注意してください。同じことはPalm OSデバイスとの同期にも当てはまり、Palm OSデバイスのタスク、アポイント、およびアドレスは、ローカルのフォルダではなくExchangeフォルダのものと同期します。

不要な負荷をサーバにかけないようにするため、検索を行うまでグローバルアドレスリスト(GAL)には何も表示されません。すべてのカードを表示するには、検索ボックスをクリックして<Enter>キーを押します。このようにするとブランクの検索が行われ、すべてのカードが表示されます。

パブリックフォルダにアクセスするには、[All Public Folders (すべての公開フォルダ)]の横にある[+]をクリックします。すると、リストが展開して、使用できるすべてのパブリックフォルダが表示されます。アクセスするフォルダを選択して、フォルダ名を右クリックします。[Add to Favorites (お気に入りに追加)]を選択します。