LDAP:ネットワーク上の共有連絡先グループ
LDAPプロトコルは、中心となるディレクトリへのアクセスを共有することによってユーザがネットワークで連絡先情報を共有できるようにするために作成されました。LDAPを使用すると、企業は連絡先情報を共有できます。多くの企業では、すべての従業員または顧客の連絡先について共通のLDAPアドレス帳を保持しています。
連絡先フォルダにリモートディレクトリを追加する方法については、連絡先の管理を参照してください。リモートの連絡先グループは、ショートカットバーの[LDAPサーバ]項目に表示されます。これらはローカルのカードフォルダと同じように機能しますが、次の点が異なります。
- ネットワークフォルダは、ネットワークに接続していないと使用できません。ラップトップやモデム接続を使用している場合は、ネットワークディレクトリの一部をコピーまたはキャッシュしてください。これを行うには、目的の連絡先をローカルの連絡先リストにドラッグアンドドロップします。
- ネットワークのトラフィックが過剰にならないようにするために、Evolutionでは通常、起動直後にLDAPサーバからデータをロードしません。連絡先をネットワークからロードするには、[Display All (すべて表示)]をクリックする必要があります。このような動作は、[Contact Preferences (連絡先の設定)]ウィンドウで変更できます。
- サーバの設定によっては、LDAPサーバ上に保存されている連絡先について編集できないフィールドがある場合があります。サーバによっては、一部またはすべての変更を禁止している場合や、使用できるフィールドの数がEvolutionで可能な数より少ない場合があります。異なる設定が必要かどうかについては、システム管理者に問い合わせてください。
LDAPを使用するためのEvolutionの設定
LDAPを使用するようにEvolutionを設定する方法については、連絡先の管理を参照してください。