ファイルマネージャによるフォルダとファイルの管理

NLDに同梱されているファイルマネージャはNautilusです。ファイルマネージャでは、フォルダやドキュメントを作成または表示したり、スクリプトを実行したり、データCDを作成したりすることができます。Webとファイルの表示にも対応しています。

ファイルマネージャの操作では、次のようなショートカットを使用することができます。

ショートカット 機能

<BackSpace>または<Alt> + 上向き矢印キー

親フォルダを開きます。

上向きまたは下向き矢印キー

項目を選択します。

<Alt> + 下向き矢印キー、または<Enter>

項目を開きます。

<Shift> + <Alt> + 下向き矢印キー

項目を開き、現在のフォルダを閉じます。

<Shift> + <Alt> + 上向き矢印キー

親フォルダを開き、現在のフォルダを閉じます。

<Shift> + <Ctrl> + <W>

すべての親フォルダを閉じます。

<Ctrl> + <L>

パスまたはURLを指定するとその場所を開きます。

<Alt> + <Home>

ホームディレクトリを開きます。

ファイルマネージャは、デフォルトではオブジェクト指向モード(空間モード)で動作します。初期のMacintosh Finderと似ています。空間モードでフォルダをクリックすると、そのフォルダ用のウィンドウが開きます。もう一度同じフォルダをクリックすると、開いたフォルダにフォーカスが移ります。この1対1の関係は、机や椅子やテーブルなど身の回りにある物体の扱い方に非常によく似ています。空間モードでは、Windowsエクスプローラのようなブラウザモードのファイルマネージャで使用されているオブジェクトは扱いにくくなります。

このような場合、次の2つの方法のどちらかを使ってブラウザモードに切り替えることができます。

ファイルマネージャの動作を変更するには、[編集]>[設定]>[動作]の順にクリックし、[Always Open Folders in Browser Window (常にブラウザウィンドウでフォルダを開く)]チェックボックスをオンにします。次回ファイルマネージャを開くと、場所ウィンドウに現在のパスとよく使用する機能のボタンが配置されている見慣れたエクスプローラビューが開きます。

詳細については、ファイルマネージャのメニューバーで[ヘルプ]>[目次]の順にクリックしてください。