4.3 VMwareアプライアンスのインストール

Vmware ESXサーバからアプライアンスイメージを実行するには、アプライアンスイメージをサーバにインポートしてインストールします。

  1. VMwareアプライアンスインストールファイルをダウンロードします。

    VMwareアプライアンスの正しいファイル名にはvmxが含まれます(例: Sentinel_Log_Manager_1.1.0.0_64_VMX.x86_64-0.777.0.vmx.tar.gz)。

  2. アプライアンスイメージのインストール先となるESXデータストアを確立します。

  3. アプライアンスをインストールするサーバにAdministratorとしてログインします。

  4. 次のコマンドを指定して、VM Converterがインストールされているマシンから圧縮されたアプライアンスイメージを抽出します。

    tar zxvf <install_file>

    <install_filename>は、実際のファイル名に置き換えます。

  5. VMwareイメージをESXサーバにインポートするには、VMware Converterを使用して、インストールウィザードの画面の指示に従います。

  6. ESXサーバマシンにログインします。

  7. インポートしたアプライアンスのVMwareイメージを選択して、[電源オン]アイコンをクリックします。

  8. 使用する言語を選択して、[次へ]をクリックします。

  9. キーボードのレイアウトを選択して、[次へ]をクリックします。

  10. Novell SUSE Enterprise Serverソフトウェア使用許諾契約書の条項を確認して同意します。

  11. Novell Sentinel Log Managerエンドユーザ使用許諾契約書の条項を確認して同意します。

  12. [ホスト名]および[ドメイン名]画面で、ホスト名とドメイン名を指定します。[ホスト名を/etc/hostsに書き込む]オプションが選択されていることを確認します。

  13. 次へ]を選択します。ホスト名の環境設定が保存されます。

  14. 次のいずれかの操作を行います。

    • 現在のネットワーク接続設定を使用するには、[ネットワーク環境設定II]画面の[次の環境設定を使用する]を選択します。

    • ネットワーク接続設定を変更するには、[変更]を選択します。

  15. 日付と時刻を設定して、[次へ]をクリックし、[終了]をクリックします。

    メモ:インストール後にNTP環境設定を変更するには、アプライアンスのコマンドラインからYaSTを使用します。WebYastを使用して日付と時刻を変更することはできますが、NTPの環境設定を変更することはできません。

    インストール直後に時刻が同期されていない場合は、次のコマンドを実行してNTPを再起動します。

    rcntp restart
    
  16. Novell SUSE Enterprise Server のrootのパスワードを設定して、[次へ]をクリックします。

  17. rootのパスワードを設定して、[次へ]をクリックします。

  18. Sentinel Log Managerのadminとdbauserのパスワードを設定して、[次へ]をクリックします。

  19. 次へ]を選択します。ネットワーク接続設定が保存されます。

    インストールが続行されて完了します。コンソールに表示されたアプライアンスのIPアドレスをメモします。

  20. セクション 4.6, アプライアンスのインストール後の設定に従って手順を進めます。