標準インストールの手順では、すべてのオプションがデフォルト値に設定され、90日間の評価版ライセンスが付与された状態でSentinel Log Managerがインストールされます。
Novellダウンロードサイトからインストールファイルをダウンロードしてコピーします。
Sentinel Log Managerをインストールするサーバにrootとしてログインします。
次のコマンドを指定して、tarファイルからインストールファイルを抽出します。
tar xfz <install_filename>
<install_filename>は、実際のインストールファイル名に置き換えます。
次のコマンドを指定して、install-slmスクリプトを実行し、Sentinel Log Managerをインストールします。
./install-slm
複数のシステムにSentinel Log Managerをインストールする場合は、インストールオプションをファイルに記録しておくことができます。このファイルを使用して、他のシステムに無人でSentinel Log Managerをインストールすることができます。インストールオプションを記録するには、次のコマンドを指定します。
./install-slm -r responseFile
指定の言語でインストールを進めるには、言語の横に示された番号を選択します。
エンドユーザの使用許諾契約が、選択した言語で表示されます。
エンドユーザの使用許諾契約を読み、「yes」または「y」と入力して契約に同意し、インストールを続行します。
すべてのRPMパッケージのインストールが開始されます。このインストールが完了するまで数秒かかることがあります。
インストール時に、novellグループおよびnovellユーザが存在しなければ、それらが作成されます。
オプションの指定を求められた場合は、指定して標準インストールを続行します。
インストーラに付属の90日間の評価版ライセンスキーを使用してインストールを続行します。このライセンスキーは、90日の評価期間中すべての製品機能を有効にします。評価期間中または評価期間終了後の任意の時点で、評価版のライセンスを購入したライセンスキーで置き換えることができます。
管理者ユーザのパスワードを指定します。
確認のため、管理者ユーザのパスワードをもう一度入力します。
インストーラは[
]方法を選択して、インストールを続行します。Sentinel Log Managerのインストールが完了し、サーバが起動します。システムが一度初期化を実行するため、インストール後にすべてのサービスが起動するまでに5~10分かかる場合があります。サーバにログインできるようになるまで、しばらく待ってください。
Sentinel Log Managerサーバにログインするには、インストールの出力で指定されたURLを使用します。このURLは、https://10.0.0.1:8443/novelllogmanagerのような形式です。
サーバへのログインの詳細については、セクション 5.0, Webインタフェースにログインします。を参照してください。
Sentinel Log Managerにデータを送信するイベントソースの環境設定を行うには、『Sentinel Log Manager 1.1 Administration Guide(Sentinel Log Manager 1.1管理ガイド)』の「Configuring Data Collection
」を参照してください。