4.3 ワークロードおよびワークロードコマンド

[ワークロード]ページには、インベントリされたワークロードごとに割り当てられた行を含むテーブルが表示されます。ワークロードに関する設定とその状態を表示または編集するために[ワークロードの詳細]ページを表示するには、ワークロード名をクリックします。

図 4-2 [ワークロード]ページ

メモ:すべてのタイムスタンプは、Forge VMのタイムゾーンを反映しています。これは、保護ワークロードのタイムゾーンまたはPlateSpin Forge Web Clientを実行しているホストのタイムゾーンとは異なる可能性があります。クライアントウィンドウの右下にサーバの日時が表示されます。

4.3.1 ワークロードの保護と回復のコマンド

コマンドには、ワークロード保護および回復のワークフローが反映されています。ワークロードにコマンドを実行するには、左側の該当するチェックボックスをオンにします。適切なコマンドは、ワークロードの現在の状態に依存します。

図 4-3 ワークロードコマンド

次の表は、ワークロードのコマンドをその機能の説明と共にまとめたものです。

表 4-2 ワークロードの保護と回復のコマンド

ワークロードコマンド

説明

設定

インベントリされたワークロードに適したパラメータを使用してワークロード保護の設定を開始します。

レプリケーションの準備

必要なデータ転送ソフトウェアをソースにインストールし、ワークロードレプリケーションに備えてフェールオーバーVMを作成します。

レプリケーションの実行

ソースワークロードのレプリケーションを指定されたパラメータに従って開始します。

増分の実行

ワークロード保護スケジュール以外で、ソースからターゲットに変更されたデータを個別に転送します。

スケジュールの一時停止

保護を中断し、保護ワークロードからのデータ転送を一時停止します。

スケジュールの再開

保存された保護設定に従って保護を再開します。

フェールオーバーのテスト

テストの目的で、回復ワークロードをコンテナ内の隔離された環境でオンラインにします。

フェールオーバーの準備

フェールオーバー操作の準備として回復ワークロードを起動します。

フェールオーバーの実行

失敗したワークロードのビジネスサービスを引き継ぐ回復ワークロードを起動および設定します。

フェールオーバーのキャンセル

フェールオーバープロセスを中止します。

フェールバック/展開

フェールオーバー操作に引き続き、回復ワークロードを元のインフラストラクチャか新しいインフラストラクチャ(仮想または物理)にフェールバックします。

ワークロードの削除

インベントリからワークロードを削除します。