3.5 Javaの手動アップグレード

Sentinel Rapid Deploymentサーバのインストーラには、Javaバージョン1.6.0_24がバンドルされおり、Sentinel Rapid Deploymentサーバのインストール時にインストールされます。ただし、Javaをサーバ上で最新バージョンにアップグレードする場合、Sentinel Rapid Deploymentが最新バージョンを使用するようにするために、次の手順を実行する必要があります。

  1. Sentinel Rapid Deploymentサーバがインストールされているオペレーティングシステムに基づいてjreバンドルをダウンロードします。

    アップグレードを実施するユーザは、Sentinel Rapid Deploymentのインストールディレクトリとアップグレードファイルがダウンロードされるディレクトリに対して書き込み権限を持っている必要があります。

    • Sentinel Rapid DeploymentをSUSE Linux Enterprise Serverにインストールしたのであれば、32ビットと64ビット両方のjreバンドルをJavaのダウンロードサイトからダウンロードします。

  2. Sentinel Rapid Deploymentのインストールディレクトリのjreおよびjre64フォルダの名前を、それぞれjre_oldおよびjre64_oldに変更します。

    cd <install_path>/sentinel_rd
    mv jre jre_old
    mv jre64 jre64_old
    

    メモ:この名前変更は、Javaのアップグレードが正常に機能しない場合に、古いバージョンに戻すために必要です。アップグレードにJavaが問題なく機能するのであれば、名前を変更したフォルダは削除できます。

  3. ダウンロードしたjreバンドルを解凍します。

  4. 32ビットのフォルダ名をjreに、64ビットのディレクトリ名をjre64に変更します。

  5. 名前を変更したjreおよびjre64フォルダをSentinel Rapid Deploymentのインストールディレクトリにコピーします。

    copy jre <install_path>/sentinel_rd/
    copy jre64 <install_path>/sentinel_rd/
    
  6. (オプション)jreおよびjre64フォルダの必要な所有者とアクセス権限をSentinel Rapid Deploymentサーバを実行するユーザに必ず変更してください。

  7. Sentinel Rapid Deploymentサーバを再起動し、ブラウザを再起動して、Javaが正しくインストールされているかを確認します。