crm_shadow - ライブクラスタの更新前にSandboxの環境設定変更を実行します
crm_shadow [-V] [-p|-e|-q]
環境設定ツール(cibadmin、crm_resourceなど)がライブクラスタではなく、オフラインで機能し、二次的な効果をプレビュー、及びテストできるような環境をセットアップします。
デバッグ情報を有効にします。インスタンスを追加すると詳細な情報が得られます
アクティブなシャドーコピーを示します
シャドーコピーの内容を表示します
シャドーコピーの変更を表示します
空のクラスタ構成で指定された名前のシャドーコピーを作成します
アクティブクラスタ構成で指定された名前のシャドーコピーを作成します
アクティブクラスタ構成から指定された名前のシャドーコピーを作成しなおします
指定された名前のクラスタのシャドーコピーの内容をアップロードします
指定された名前のシャドーコピーの内容を削除します
指定された名前のシャドーコピーを、好みのエディタで編集します
新しいシェルは生成しません
新しいシェルは生成しません
指定された名前のシャドーコピーに切り替えます
シャドー構成を扱うには、最初にシャドー構成を作成する必要があります。
crm_shadow --create-empty YOUR_NAME
それによってcrmツールを使用した場合と同様な内部シェルが提供されます。helpを使用してすべての内部コマンドの概要を入手するか、help subcommandを使用して特定のコマンドの概要を確認します。
Table 16-1 内部コマンドの概要
コマンド |
構文/説明 |
---|---|
alias |
alias [-p] [name[=value] ... ] aliasを引数なし、または-pオプションを指定して実行すると、標準出力にalias NAME=VALUEの別名リストが印刷されます。それ以外の場合、VALUEが指定された各NAMEの別名が定義されます。別名の展開時に、VALUEの後続スペースによって、その次の用語に対して別名の置換が確認されます。NAMEに対して別名が定義されていなければaliasはtrueを返します。 |
bg |
bg [JOB_SPEC ...] &で開始した場合のように、各JOB_SPECをバックグラウンドに配置します。JOB_SPECがない場合、シェルが現在のジョブに対して抱いている概念が使用されます。 |
bind |
bind [-lpvsPVS] [-m keymap] [-f filename] [-q name] [-u name] [-r keyseq] [-x keyseq:shell-command] [keyseq:readline-function or readline-command] 主要なキーシーケンスをReadline関数またはマクロにバインドするか、Readline変数を設定します。オプションなしの引数構文は~/.inputrcと同じですが、たとえば"\C-x\C-r": re-read-init-fileのバインドなど、単一引数として渡す必要があります。 |
break |
break [N] for、while、またはuntilループから抜けます。Nを指定した場合、Nレベルを打破します。 |
builtin |
builtin [shell-builtin [arg ...]] シェルビルトインとして実行します。シェルビルトインを関数に名前を変更したい場合で、関数内にビルトイン機能が必要な場合には便利です。 |
caller |
caller [EXPR] 現在のサブルーチンコールのコンテキストを返します。EXPRを指定しない場合、$line $filenameを返します。EXPRを指定すると、$line $subroutine $filenameを返します。このような追加情報を使用してスタックトレースを行えます。 |
case |
case WORD in [PATTERN [| PATTERN] [COMMANDS;;] ... esac PATTERNに一致するWORDに基づき、COMMANDSを選択的に実行します。「|」を使用して、複数のパターンを区切ります。 |
cd |
cd [-L|-P] [dir] カレントディレクトリをDIRに変更します。 |
command |
command [-pVv] command [arg ...] COMMANDをARGS付きで実行し、シェル関数を無視します。「ls」という名前のシェル関数があり、コマンド名を「ls」にする場合は、「command ls」と指定することができます。-pオプションを指定すると、PATHのデフォルト値が使用され、すべての標準ユーティリティを確実に検索することができます。-Vまたは-vオプションを指定すると、COMMANDを説明する文字列が印刷されます。-Vオプションのほうが詳細な説明が得られます。 |
compgen |
compgen [-abcdefgjksuv] [-o option] [-A action] [-G globpat] [-W wordlist] [-P prefix] [-S suffix] [-X filterpat] [-F function] [-C command] [WORD] オプションごとに予想される結果を表示します。シェル関数内で、予想されれる結果を生成するために使用します。オプションのWORD引数を提供すると、WORDとの一致が生成されます。 |
complete |
complete [-abcdefgjksuv] [-pr] [-o option] [-A action] [-G globpat] [-W wordlist] [-P prefix] [-S suffix] [-X filterpat] [-F function] [-C command] [name ...] 各NAMEに対して、引数の完了方法を指定します。-pオプションを提供すると、またはオプションを提供した場合、既存の完了方法が入力として再利用できる方法で印刷されます。-rオプションは各NAMEの完了方法を削除します。NAMEが指定されていない場合は、すべての完了方法が削除されます。 |
continue |
continue [N] 含まれているFOR、WHILE、またはUNTILの次回のループ処理を再開します。Nが指定されている場合は、含まれているN番目のループから再開します。 |
declare |
declare [-afFirtx] [-p] [name[=value] ...] 変数の宣言を行うか、属性を指定する、あるいはその両方を行います。NAMEが指定されていない場合は、代わりに変数値を表示します。-pオプションは各NAMEの属性と値を表示します。 |
dirs |
dirs [-clpv] [+N] [-N] 現在記憶しているディレクトリのリストを表示します。pushdコマンドによってディレクトリはリストへのパスを検出します。popdコマンドを使用すると、リストのバックアップが入手できます。 |
disown |
disown [-h] [-ar] [JOBSPEC ...] デフォルトでは、アクティブなジョブのテーブルから各JOBSPECを削除します。-hオプションを指定すると、ジョブをテーブルから削除せずに、マーキングを行い、シェルがSIGHUPを受信するとSIGHUPがジョブに送信されないようにします。-aオプションを指定すると、JOBSPECを指定しなかった場合に、ジョブテーブルからすべてのジョブを削除します。-rオプションは、実行中のジョブだけを削除します。 |
echo |
echo [-neE] [arg ...] ARGを出力します。-nを指定すると、後続の改行は抑制されます。-eオプションを指定すると、バックスラッシュでエスケープ処理した次の文字が有効になります。
-Eオプションを使用すると、上記の文字の解釈を明示的に無効化できます。 |
enable |
enable [-pnds] [-a] [-f filename] [name...] ビルトインシェルコマンドを有効または無効にします。これによって、フルパス名を指定しなくても、シェルビルトインと同じ名前のディスクコマンドを使用できます。-nを使用すると、NAMEは無効になります。それ以外の場合はNAMEが有効です。たとえばビルトインバージョンではなく、$PATH内のtestを使用する場合、enable -n testと入力します。ダイナミックロードをサポートしているシステムでは、-fオプションを使用して共有オブジェクトFILENAMEから新しいビルトインをロードすることができます。-dオプションは、-fでロードされたビルトインを削除します。非オプション名が指定されていない場合、または-pオプションが提供されている場合、ビルトインのリストが印刷されます。-aオプションは、各ビルトインと、それが有効になっているかどうかを印刷します。-sオプションは、POSIX.2の「特殊」ビルトインへの出力を禁止します。-nオプションは、無効になっているすべてのビルトインのリストを表示します。 |
eval |
eval [ARG ...] ARGをシェルへの入力として読み込み、結果として生成されるコマンドを実行します。 |
exec |
exec [-cl] [-a name] file [redirection ...] FILEを実行し、このシェルを指定したプログラムに置き換えます。FILEを指定しなかった場合、このシェル内でリダイレクションが行われます。最初の引数が-lの場合、ログインと同様に、FILEに渡された0番目の引数にダッシュを配置します。-cオプションを提供すると、FILEはnull環境で実行されます。-aオプションは、実行したプロセスのargv[0]をNAMEに設定します。ファイルを実行できず、シェルがインタラクティブでない場合、シェルオプションexecfailが設定されていない限り、シェルは終了します。 |
exit |
exit [N] Nのステータスでシェルを終了します。Nを省略すると、最後に実行したコマンドの終了ステータスになります。 |
export |
export [-nf] [NAME[=value] ...] export -p NAMEは、続けて実行したコマンドの環境に自動的にエクスポートするためのマーキングです。-fオプションが指定されている場合、NAMEは関数を参照します。NAMEが指定されていない場合、または-pが指定されている場合、このシェルでエクスポートされたすべての名前のリストが印刷されます。-nの引数は、以降のNAMEからexportプロパティを削除します。--の引数は以降のオプション処理を無効にします。 |
false |
false 結果として失敗を返します。 |
fc |
fc [-e ename] [-nlr] [FIRST] [LAST] fc -s [pat=rep] [cmd] fcは履歴リストのコマンドを表示、または編集し、再度実行します。FIRSTおよびLASTには範囲を示す数字を指定することができます。または、FIRSTに文字列を指定すると、その文字列で始まる最後のコマンドを示します。 |
fg |
fg [JOB_SPEC] フォアグラウンドにJOB_SPECを配置し、現在のジョブにします。JOB_SPECがない場合、シェルが現在のジョブに対して抱いている概念が使用されます。 |
for |
for NAME [in WORDS ... ;] do COMMANDS; done forループは、項目リスト内の各メンバーに対して一連のコマンドを実行します。in WORDS ...;がない場合、in "$@"が想定されます。WORDS内の各要素に対して、NAMEが設定され、COMMANDSが実行されます。 |
function |
function NAME { COMMANDS ; } function NAME () { COMMANDS ; } COMMANDSを実行するNAMEによって呼び出される簡単なコマンドを作成します。コマンドラインの引数がNAMEと一緒に$0として関数に渡されます。$n. |
getopts |
getopts OPTSTRING NAME [arg] シェルプロシージャはgetoptsisを使用して、位置パラメータを解析します。 |
hash |
hash [-lr] [-p PATHNAME] [-dt] [NAME...] 各NAMEについて、コマンドのフルパス名が決定され、記憶されます。-pオプションを提供すると、PATHNAMEをNAMEのフルパス名として使用し、解析は行いません。-rオプションは、シェルに記憶しているすべての場所を忘れさせます。-dオプションは、シェルに記憶している各NAMEの場所を忘れさせます。-tオプションを提供すると、各NAMEが対応しているフルパス名が印刷されます。複数のNAME引数が-tと一緒に指定されている場合は、NAMEはハッシュされたフルパス名より前に印刷されます。-lオプションは、入力として再利用可能なフォーマットで出力を表示します。引数を指定しなかった場合、記憶しているコマンドの情報が表示されます。 |
history |
history [-c] [-d OFFSET] [n] history -ps arg [arg...] history -awrm [filename] 行番号付きで履歴リストを表示します。*付きの行は変更があったことを示しています。Nの引数は、最後のN行だけを一覧表示します。-cオプションは、すべてのエントリを削除して、履歴リストを消去します。-dオプションは、OFFSETのオフセットで履歴エントリを削除します。-wオプションは現在の履歴を履歴ファイルに書き込みます。-rはファイルを読み込み、内容を履歴リストに追加します。-aはこのセッションの履歴行を、履歴ファイルに追加します。引数-nは履歴ファイルから読み込んでいないすべての履歴行を読み込み、履歴リストに追加します。 |
jobs |
jobs [-lnprs] [JOBSPEC ...] job -x COMMAND [ARGS] アクティブジョブを一覧表示します。-lオプションは通常の情報以外にプロセスidも一覧表示します。-pオプションはプロセスidだけを一覧表示します。-nを指定すると、前回の通知以降にステータスを変更したプロセスだけが印刷されます。JOBSPECはそのジョブだけに出力を制限します。-rおよび-sオプションは、実行中および停止したジョブだけにそれぞれ出力を制限します。オプションを指定しなかった場合、すべてのアクティブなジョブのステータスが印刷されます。-xを指定すると、ARGSに記載のすべてのジョブ仕様を、そのジョブのプロセスグループリーダーのプロセスIDに置き換えた後でCOMMANDが実行されます。 |
kill |
kill [-s sigspec | -n signum | -sigspec] pid | JOBSPEC ... kill -l [sigspec] PIDで指定されたプロセス(またはJOBSPEC)にSIGSPEC信号を送信します。SIGSPECがない場合は、SIGTERMが想定されます。-lの引数は信号名を一覧表示します。-lの後に引数が続く場合は、名前を一覧表示する信号番号と見なされます。killは次の2つの理由でシェルビルトインとして扱われます。プロセスIDの代わりにジョブIDを使用すること、そして作成可能なプロセス数に達したら、プロセスを強制終了するためのプロセスは開始する必要がないという点です。 |
let |
let ARG [ARG ...] 各ARGは評価する数値式です。評価はオーバーフローのチェックなしで、固定幅の整数で行われますが、0での除算はトラップされ、エラーのフラグが立てられます。次の演算子リストは、優先度が同じ演算子ごとのレベルにグループ分けされています。レベルは降順に一覧表示します。 |
local |
local NAME[=VALUE] ... NAMEと呼ばれるローカル変数を作成し、VALUEを与えます。localは関数内だけで使用できます。その関数とその子だけが変数NAMEを見ることができるようにします。 |
logout |
logout ログインシェルからログアウトします。 |
popd |
popd [+N | -N] [-n] ディレクトリスタックからエントリを削除します。引数がなければ、そのスタックの最上位ディレクトリを削除し、新しい最上位ディレクトリへのcdを実行します。 |
printf |
printf [-v var] format [ARGUMENTS] printfはFORMATの制御下で、ARGUMENTSのフォーマットと印刷を行います。FORMATは標準出力にコピーされるプレーンな文字、変換後、標準出力にコピーされる文字エスケープシーケンス、フォーマット仕様という3つのタイプのオブジェクトを含む文字列で、いずれも後続の引数を印刷します。標準的なprintf(1)フォーマット以外に、%bは該当する引数内のバックスラッシュエスケープシーケンスを拡張し、および%qはシェル入力として再利用できるような方法で引数を引用することができます。-vオプションを提供すると、出力は標準出力ではなく、シェル変数VARの値に配置されます。 |
pushd |
pushd [dir | +N | -N] [-n] ディレクトリスタックの最上部にディレクトリを追加するか、スタックを回転し、新しいスタックの最上部を現在の作業ディレクトリにします。引数がなければ、上位2つのディレクトリを交換します。 |
pwd |
pwd [-LP] 現在の作業ディレクトリを印刷します。-Pオプションを指定すると、pwdはシンボリックリンクなしで物理的なディレクトリを印刷します。-Lオプションはpwdをシンボリックリンクに従わせます。 |
read |
read [-ers] [-u fd] [-t timeout] [-p prompt] [-a array] [-n nchars] [-d delim] [NAME ...] 指定したNAMEは読み込み専用としてマーキングされ、これらのNAMEの値が以降の割り当てによって変更されることはありません。-fオプションを指定すると、NAMEに対応する関数にその旨のマーキングが行われます。引数が指定されない場合、または-pを指定した場合は、すべての読み込み専用の名前のリストが印刷されます。-aオプションは、各NAMEを配列変数として扱います。引数--はオプションの以降の処理を無効にします。 |
readonly |
readonly [-af] [NAME[=VALUE] ...] readonly -p 指定したNAMEは読み込み専用としてマーキングされ、これらのNAMEの値が以降の割り当てによって変更されることはありません。-fオプションを指定すると、NAMEに対応する関数にもその旨がマーキングされます。引数が指定されない場合、または-pを指定した場合は、すべての読み込み専用の名前のリストが印刷されます。-aオプションは各NAMEを配列変数として扱います。引数--はオプションの以降の処理を無効にします。 |
return |
return [N] Nで指定された戻り値で関数を終了させます。Nを省略すると、最後のコマンドの戻りステータスが採用されます。 |
select |
select NAME [in WORDS ... ;] do COMMANDS; done WORDSは展開され、用語リストが生成されます。展開した用語セットは、それぞれの前に番号が挿入され、標準エラーに印刷されます。in WORDSがない場合、in "$@"が想定されます。その後PS3プロンプトが表示され、標準入力から行が読み込まれます。表示されている用語のいずれかと対応する番号から行が構成されている場合、NAMEがその用語に設定されます。行が空の場合、WORDSとプロンプトが再度表示されます。EOFを読み込むと、コマンドが終了します。その他の値を読み込むと、NAMEをnullに設定します。読み込んだ行が変数REPLYに保存されます。breakコマンドが実行されるまで、各選択後にCOMMANDSが実行されます。 |
set |
set [--abefhkmnptuvxBCHP] [-o OPTION] [ARG...] 内部シェルオプションを設定します。 |
shift |
shift [n] $N+1 ...の位置パラメータ名が$1 ...に変わりました。Nを指定していない場合は、1と想定されます。 |
shopt |
shopt [-pqsu] [-o long-option] OPTNAME [OPTNAME...] オプション動作を制御する変数値をトグルします。-sフラグは各OPTNAMEを有効に(設定)します。-uフラグは各OPTNAMEの設定を解除します。-qフラグは出力を抑制します。終了ステータスは各OPTNAMEが設定されているのか、解除されているのかを示します。-oオプションは、OPTNAMEをset -oで使用するために定義されたものだけに制限します。オプションが指定されていない場合、または-pオプションを指定した場合、設定可能なすべてのオプションのリストが、そのオプションが設定されているかどうかも含めて表示されます。 |
source |
source FILENAME [ARGS] FILENAMEからコマンドを読み込んで実行し、結果を返します。$PATH内のパス名を使用して、FILENAMEを含むディレクトリを検出します。ARGSを提供すると、FILENAMEの実行時に位置パラメータとして機能します。 |
suspend |
suspend [-f] SIGCONT信号を受信するまで、このシェルの実行をサスペンドします。-fを指定すると、これがログインシェルであるとの主張を行わず、サスペンドのみ行います。 |
test |
test [expr] EXPRの評価に応じて、0 (true)または1 (false)のステータスで終了します。式は単項または二項のいずれかです。単項式は一般的にファイルのステータスを検査するために使用されます。文字列演算子や数値比較演算子もあります。 |
time |
time [-p] PIPELINE PIPELINEを実行し、PIPELINE実行時にリアルタイムの概要、実行に要したユーザCPU時間、システムのCPU時間を印刷します。戻りステータスは、PIPELINEの戻りステータスです。-pオプションは、若干異なるフォーマットでタイミング概要を印刷します。TIMEFORMAT変数値を出力フォーマットとして使用します。 |
times |
times シェルからプロセスを実行する際のユーザおよびシステム時間の合計を印刷します。 |
trap |
trap [-lp] [ARG SIGNAL_SPEC ...] シェルがSIGNAL_SPEC信号を受信すると、コマンドARGを読み込み、実行します。ARGがない場合(そして単一のSIGNAL_SPECが提供された場合)、または-の場合、指定された各信号は元の値にリセットされます。ARGがnull文字列の場合、各SIGNAL_SPECはシェルや、それが呼びだすコマンドに無視されます。SIGNAL_SPECがEXIT (0)の場合、シェルからの終了時、コマンドARGが実行されます。SIGNAL_SPECがDEBUGの場合、簡単な各コマンドの後でARGが実行されます。-pオプションが提供される場合、各SIGNAL_SPECに関連付けられたtrapコマンドが表示されます。引数が指定されていない場合、または-pが指定されている場合、trapは各信号に関連付けられたコマンドのリストを印刷します。各SIGNAL_SPECはsignal.h内の信号名、または信号番号です。信号名は大文字、小文字を区別せず、SIGプレフィックスはオプションです。trap -lは信号名と対応する番号のリストを印刷します。kill -signal $$によって信号をシェルに送信できる点に注意してください。 |
true |
true 結果として成功を返します。 |
type |
type [-afptP] NAME [NAME ...] 現在は使用されていません。詳細はdeclareを参照してください。 |
typeset |
typeset [-afFirtx] [-p] name[=value] 現在は使用されていません。詳細はdeclareを参照してください。 |
ulimit |
ulimit [-SHacdfilmnpqstuvx] [limit Ulimitはその種の制御が可能なシステムで、シェルによって開始されたプロセスで使用可能なリソースを制御します。 |
umask |
umask [-p] [-S] [MODE] ユーザファイル作成マスクはMODEに設定されます。MODEを省略すると、または-Sを提供すると、マスクの現在値が印刷されます。-Sオプションはシンボルとして出力します。それ以外の場合は、8進数が出力されます。-pを提供し、MODEを省略すると、入力として使用可能な形式で出力が行われます。MODEが数字から始まる場合は、8進数として解釈されます。それ以外の場合は、chmod(1)で受け入れられるようなシンボル文字列モードになります。 |
unalias |
unalias [-a] NAME [NAME ...] 定義済みの別名リストからNAMEを削除します。-aオプションを指定すると、すべての別名定義が削除されます。 |
unset |
unset [-f] [-v] [NAME ...] NAMEごとに、対応する変数または関数が削除されます。-vフラグを指定すると、変数だけにunsetが機能します。-fフラグを指定すると、関数だけにunsetが機能します。いずれのフラグも指定されない場合は、unsetは最初に変数に対して実行を試み、失敗すると、関数に対して実行を試みます。変数の中にはunsetを行えないものがあります。readonlyも参照してください。 |
until |
until COMMANDS; do COMMANDS; done until COMMANDSの最後のコマンドがゼロ以外の終了ステータスであれば、COMMANDSを展開して実行します。 |
wait |
wait [N] 指定されたプロセスを待機し、終了ステータスを報告します。Nを指定しなかった場合、現在アクティブなすべての子プロセスを待機して、ゼロの戻りコードが返されます。NにはプロセスIDまたはジョブ仕様を指定できます。ジョブ仕様を指定した場合、ジョブパイプライン内のすべてのプロセスを待機します。 |
while |
while COMMANDS; do COMMANDS; done while COMMANDSの最後のコマンドがゼロ以外の終了ステータスであれば、COMMANDSを展開して実行します。 |